池袋の四川料理屋にて、派遣切りについて激論。09年1月19日
18日日曜日
昨夜は池袋で旧友たちと会った。メンバーの一人が金融会社の社長を引退したので、その慰労を兼ねている。と言っても、食事代は社長が負担した。
四川料理屋で、慰労会は和気あいあいに進行した。しかし、話題がパソコンとインターネットに移ってから雲行きが怪しくなった。社長はこの年代にありがちなパソコンアレルギーがある。
「電話とFAXがあれば事足りるのに、なぜメールごときに支配されなければならないんだ。」
彼は怒っていた。
メール普及以前の絵の仕事では、上がりが締め切りにずれ込むと、タクシーで持参したり、バイク便で納品していた。今は徹夜でギリギリに間に合わせ、データ化してメール添付で送信できる。その便利さを彼に説明したが、理解して貰えなかった。
その後、メールからネットカフェ難民、そして派遣切りへ話題が移った。
元経営者の彼は、派遣切りされた労働者に反感を持っている。彼は、早くに母親を亡くし、寂しい幼少期を過ごした。後年、彼は自らを律し、精神を鍛え、激烈な出世競争を勝ち残り、社長まで上り詰めた。そのような彼に派遣村の住人たちは、軟弱で努力が足りない集団に見えてならないようだ。
「確かに、気ままに過ごして来た人もいるかもしれないが、会社が倒産して、妻子を養う為に、派遣に頼って辛い思いをしている人も多い。」
私は反論したが、対話は食い違ったまま過ぎた。
彼は非人情な人間ではない。人情味も優しさもある。しかし、寂しい幼少期から戦って勝ち取った成功体験は強烈で、私の反論は霞んでしまい、座はしらけてしまった。
我々の世代から団塊までは、議論ですぐに熱くなる。それはよく心得ているので、最近、不毛な会話は避けている。しかし、昨夜は不覚にも熱くなってしまった。他のメンバーも同じで、何となく気まずく散会した。
写真は池袋駅の埼京線下りホーム。
電車の中で、生活や母の先行きが思い浮かび、更に気分が沈んだ。
母は寝ていた。
隣室で、NHKの「世界ふれあい街歩き広州」を見ていると、遠い世界を一人で歩いる夢でも見たのか、母が大きな声でうなされた。ベット脇へ行って声をかけると母は目覚めた。
「帰っていたの。楽しかった。」
母が聞いたので、楽しかったと答えた。
「そう、良かったね。」と、母はすぐに寝入った。
19日月曜日
朝の散歩前に仕事に手を入れていて、散歩が遅れた。
本当は赤羽自然観察公園へ行って、昨夜からの沈んだ気分を払拭したかったが、赤羽駅前の買い物だけで済ますことにした。
駅前の雑踏の中で大型犬の小次郎君に出会った。昨日に引き続き連日で、母はとても喜んでいた。私も、彼に触れて少し安らいだ。帰りは星美学園の師団坂を上り東京北社会保険病院を抜けることにした。
病院前薬局の客引きウサギ。
子供たちに絶大な人気があり、ウサギの起用は成功している。
東京北社会保険病院小児科は医師11人体制で大変充実している。
母がトイレを使いたいと言うので、病院のトイレを使った。
写真は、車椅子用トイレに新しく加えられた設備。人工肛門用のトイレだと思う。手元シャワーが付いて、使いやすそうだ。
12時前に帰宅した。ドアを開けると電気の使用量のお知らせが落ちていた。去年同時期と比べると、30%使用量が少ない。去年から窓に断熱材のプチプチを貼り込んだが、今年は7ミリ厚を完璧に貼り込んだので効果があった。実効が見えると嬉しい。
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