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2009年2月 8日 (日)

赤羽自然観察公園で撮った動画を編集して添付した。09年2月8日

夕暮れから、冷たい強風が吹き荒れた。ホームレスの人は寒くて眠れないだろう。轟々と吹き荒れる風の中、消防車のサイレンが鳴り止まない。玄関に出て、強風に身体を揺らしながら探したが、火事は見えなかった。

日中は暖かく、赤羽自然観察公園の古民家には、荒川対岸の川口市からボーイスカウトとガールスカウトの団体が見学に来ていた。
「埼玉の方が田舎なのに、東京に自然や古民家を見学に来るなんて、おかしいね。」と、母と話していると、
「川口は、工場とマンションばかりで、自然はないみたいですよ。」と、古民家のガイドの方が笑った。

昔、野外彫刻制作で川口に溶接所を借りて2ヶ月通った。自然も公園も殆どない殺風景な街だが、大好きな「キューポラのある街」の撮影場所だ。辰五郎(東野英治郎)が働いていたような古い鋳物工場を見つけては感激し、路地裏で、ふいに工員役の浜田光夫や中学生役の吉永小百合に出会えそうな気がしてドキドキした。

映画では、在日の子サンキチが朝鮮総連の甘言に騙され、地上の楽園と思い込んで北朝鮮に帰るシーンを熱く描いていた。当時の進歩的考えでは、制作者にその後のサンキチの悲惨な命運は想像もできなかっただろう。

彫刻作りは10年前だが、当時の町工場の殆どは営業が成り立たなくなり、廃業してマンションに建て変わった。このブログ上部のタイトル写真は我が家玄関前から撮った今の川口風景である。

見学のボーイ、ガールスカウトの親たちの殆どは東京勤めのサラリーマンである。
帰って行くガールスカウトたちの緑のベレー帽が、明るい日射しに鮮やかに揺れている。もう、映画のような律儀な工員も、けなげな女子中学生もいないだろう、と思いながら見送った。

昨日、クイックタイムをQuickTime 7 Proにバージョンアップした。
これで動画が編集出来る。Mac10ソフトに標準装備のiMovieの方が細かな編集ができるが、どうしても動画ファイルの読み込みができない。それで、とりあえずクイックタイムをProに上げ、そちらで編集した。
不思議なものだ。QuickTime 7 Proの使い方を調べている内に、iMovieでのファイル読み込み方法が分かり上手く行った。読み込みが出来ないのは拡張子movの動画ファイルだが、iMovieで開いた作業面下のスペースに、ファイルを掴んで運び入れるだけで、素直に読み込んでくれた。

パソコンは、苦労して上手く操作できてしまうと、「どうして、こんなに簡単なことが分からなかったのだろう。」と思うことが多い。出来てしまえば簡単なのは、人生に似ている。本当は、膨大な無駄な中で、いろんなことを学んでいるので無駄ではない。

そんな訳で、昨日今日、夜も寝ないで映像編集に熱中していた。
幼児期から映画狂で、もし、大金をつかむことがあったら、映画を作りたいと思っているくらいだ。だから、編集作業は実に楽しい。

10代の頃、偶然、十条駅近くの古本屋でエイゼンシュテインのモンタージュ理論を見つけて、買い求め夢中になって読んだ。その下敷きがあったので、エイゼンシュテイン監督「戦艦ポチョムキン」の見事な場面切り替えを感動しながら観た。と言っても、私の動画はどれも2,3分で、大したカット割りではない。

今日の散歩の時、自然公園で動画の素材を撮った。古いデシカメなので、荒い画面が32秒しか撮れない。しかし、2,3分の動画にはそれで十分だ。カットはQuickTime 7 Proのプロバティでサウンドトラックを削除し、それをiMovieで繋いで、iTunesから読み込んだ曲を重ねた。
しかし、そのBGMが著作権に抵触することに後で気づいた。
それで急遽、you tube掲載の動画「追憶-time wind」に差し替えた。
これは著作権フリーの甘いピアノ曲を精緻で大きな画像で楽しめる。入るには以下の題名をクリック。

追憶-time wind

Tuioku

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