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2009年3月27日 (金)

いろいろな惜別。09年3月27日

昨夜、テレビ東京の木曜洋画劇場特別企画で「犬と私の10の約束」をやっていた。私はこの手の動物映画に弱く、辛くなるので、チラチラとチャンネルを合わせるだけにした。
出演はゴールデン。快活で悪戯好きな子犬から成犬の場面は、御諏訪神社先のルイちゃんに似ていて頬が緩んだ。老犬になって死んで行く場面は、3年前に逝った顔馴染みのラッキーを思い出した。
大型犬の寿命はせいぜい10年。それでも、人の何倍も楽しさや感動を残してくれる。

Kuro緑道公園にて。
黒猫は自分が人には見えないと思い込んでいるようで、のんびりした性格の子が多い。
この子は仰向けに気持ち良さそうに寝ていたが、母が声をかけると、渋々起き上がって「何だ。」と言いたげに母を見た。

後ろに見えるのは白ねこの尻。この子はとても人懐っこく、犬でも人でも平気で逃げない。
ネコたちは風景の一部で、見つけると、とても気持ちが和む。

対して散歩道の犬たちは挨拶を交わす人みたいなものだ。人と違い、純朴で正直なところが良い。

今日金曜の朝日夕刊には「惜別」と表題のある有名人の訃報のページがある。毎回チェックするのは年齢と死因。一番多い死因はガンで、死亡年齢は80歳戦後。これを平均だとすると、私に残された年はせいぜい15年。仕事ができる期間となると更に短い。

15年を過去へ遡ると昨日のように間近な世界だ。その頃、50歳の私は15年後の日本は良くなって、楽にのんびり暮らしているだろうと思っていた。しかし現実には、まったく逆の大変な時代になってしまった。
振り返った15年の短さを思うと、もうのんびりしているゆとりはない。今、必死に頑張らないと、辛い人生になってしまいそうだ。

それでも、働ける期間の長い絵描きは恵まれている。先日のWBCの後、イチローは「4年後の大会には出場出来ない。」と話していた。スポーツ選手はペットなみに最盛期が短い。

昼食後、仕事場のテレビを点けると、みのもんたが神妙な顔で惜別の辞を述べていた。今日は日本テレビ「おもいっきりイイTV」最終回。最後に涙で声を潤ませた女子アナたちの花束贈呈が続いた。
思えば、20年前からの長寿番組で、昼間、チャンネルを変えていると、必ずみのもんたの色黒顔が写った。彼のフアンではないが、長く続いたものの終わりには一抹の寂しさがある。
彼が下ろされた理由は高額ギャラ。年々収入が落ちて行くテレビ業界の中、背に腹は代えられなかったようだ。来週からのメインMCは中山秀征。ギャラも安いが、番組も軽くなりそうだ。

この業界には独特の華やかさがあり、少しでも足を入れると抜け難い。昔、10年近く続けた劇団七曜日の宣伝美術を辞めた時も、心に大きな穴があいた。1年の中、関わるのは半月程だが、打ち合わせでテレビ局へ行ったり稽古場へ行くのはとても楽しかった。
それを思うと、毎日のように深く関わっていた番組から離れるみのもんたの寂しさは格別だろう。

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