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2009年4月20日 (月)

正しい歯科医院の選び方。09年4月20日

治療費を聞いた時、保険治療はすぐにダメになる、と答える歯科医は絶対に止めたが良い。
私は46年前の18歳の時、事故で犬歯を折り、北区十条の老練な歯科医に保険で差し歯を作ってもらった。
「絶対抜けないように作ってください」
頼むと、老医師は歯根の型を取って「これでどうだ」と見せてくれた。
「少し短い」と文句を言うと何度も型取り直し、しっかりした差し歯を作ってくれた。保険の安物だったが、46年後の今もしっかりしていて、何の支障もなく食事ができる。

貧乏絵描きなので、今かかっている赤羽の上野歯科医院では総て保険治療をしてもらっている。
保険で差し歯も作ってもらっているが、問題なく快適に食事ができる。
この医院の歯科助手は全員歯科衛生士の資格を持ち、技術も知的レベルも高い。
毎月1回、歯石のクリーニングに通っているが、時間をかけて丁寧に除去してもらえる。
衛生状態はとても良く、スタッフはゴム手袋着用の上、治療毎に消毒剤で洗っている。治療器具は使い回しではなく、ドイツ製の高度滅菌装置で消毒済みの器具が使われているので安心。院長のインフォームドコンセント もとても丁寧。治療途中、説明を求めると懇切に教えてもらえる。
研究熱心で大学で講義されたりしている。予約で30分以上待たされたことはほとんどない。

上野歯科医院は地元では古い医院で、現在の院長は二代目。
初代も大変腕の良い方だったが、二代目も優秀。
ランキングでは、このケースは高得点を付けられる。医院の設備や建物が初代によって減価償却がなされ、金儲けに淡白だからだ。加えて二代目は理想家肌が多く、良い治療を得られやすい。


昨夜、版画家の菊池氏から電話があった。
最近、作った義歯の具合が悪く歯肉が傷むと言う。しかし、今かかっている歯科医院が信頼出来ない様子だ。
「痛みを放置していると、刺激でガンになるよ」
散々脅した後、菊池氏の居住区域の歯科医の口コミランキングをネット検索した。お薦めコメントは何となくサクラが混ざっているようで信用できない。対して、ブラック投稿はリアルで真実みがあった。

例えば、
40過ぎに資格を取って転職した歯科医で、不器用で雑。健康な歯を削られた。
虫歯を説明もなく、いきなり抜かれた。
ヒステリックな歯科医で、医院の前を通ると怒鳴り声が度々聞こえる。
行く都度、スタッフが入れ替わっている。
助手の化粧が濃く、キャバクラの雰囲気。絶対に院長の愛人で固めている。
一本の歯の治療に3ヶ月以上通わされた。どう見ても点数稼ぎにしか思えない。
治療済みの歯の調子が悪い。歯科医の失敗なのに、再度、高額な治療費を取られた。
2万、3万と前金を要求された。
家賃が高そうな場所に立派な診療所。どうみても治療費に維持費が上乗せされている。
スタッフが名札を付けていないので責任の所在が曖昧。
インフォームドコンセントを面倒がる。無理に聞くと怒り出す。
治療方針を聞くと、保険ではすぐにダメになるからと、自費を薦める。
歯科医が大勢居るが技術にばらつきが大きい。保険だと新人や下手な医師の練習台にされ、酷い治療をされた。(私がかかっていた医院では、若い医師の場合は院長が傍らで指導して、まったく問題はなかった。そのような良心的な歯科医院は多くある。)
予約を取っても長時間待たせる。更に、診察台で1時間放置されたことがある。
最悪はC型肝炎に感染させられたケース。待合室のスリッパも設備も不潔で、治療器具に前の患者の血液がこびりついていた。今は被害者を集め、訴訟の準備中

そんなことを菊池氏に話した。
ブラック投稿はとても参考になるが、残念ながら医院名が伏せてある。
一覧から勘で選び、地元ランキング2位の歯科医院を薦めた。評判を聞く時、重要なのは、それが保険治療か実費治療かだ。実費なら丁寧に決まっているので参考にならない。しかし、保険治療で丁寧なら治療全般が信頼できる歯科医だ。
要注意なのは、ホームページが整形美容院のようにお洒落な医院。新興住宅地にあるのに子供の治療を断る医院。そのような医院は金儲けに熱心で、概して保険治療を嫌がる。

私も今の歯科医院に辿り着く前に、ブラック投稿にあるような歯科医院でひどい目に会った。
現在、差し歯や義歯になっている半分は歯科医に原因があった。どの地にも信頼出来る歯科医はいるので、辛抱強く探せば必ず見つかるはずだ。

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今日の散歩帰り、赤羽台団地を抜けて赤羽駅前に出た。
赤羽に引っ越して来てから36年。この団地は駅への通り道で、母も私も親しんで来た。それが数年で建て替えられると思うと寂しくなる。


FujiTutujji写真1、写真2。赤羽台団地の藤棚とツツジ。

隣の区画は旧団地の建て替えが進行中。

年末には完成して、来年早々に入居が始まる。

写真背後の旧建物の住人の大半は建て替えた建物へ引っ越し、無人になった旧団地は再来年に取り壊される。

旧団地は堅牢でヒビ一つない。緑地の木々も生長して、静かで落ち着いた雰囲気がある。

車椅子用のスロープやエレベーターの設置など、バリアフリー化をすれば更に住み続けられるのに、取り壊されるのはもったいない。

旧赤羽台団地は、様々なアイデアが盛り込まれ、実にユニークな建物や公園が多い。
対して、建て替え済みの新団地は、四角い素っ気ない建物に平凡な緑地の組み合わせで味気ない。

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