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2009年4月23日 (木)

介護疲れを招かぬように、手抜き家事に励んでいる。09年4月22日

元タレント清水由貴子氏の介護疲れ自殺のニュースを終日やっていた。
解説者たちは誰も歯切れが悪い。解決方法は誰も分かっているが、現実離れしていて口にできない。「高福祉国家スウェーデンなら、この事件はあり得なかった。」と言いたくても、恥ずかしいくらい日本の現状がかけ離れているからだ。

スウェーデンでは自宅介護が原則で、介護施設に入所するのは重度の認知症など、特殊なケースだけだ。高齢の独居老人は、深夜も含め日に7回、無料でヘルパーの介助を受けられる。清水由貴子氏のように家族が介護しているケースでは、ヘルパー費用に相当する額が支給される。
もし、スウェーデンだったら彼女は自殺することはなかった。しかし、日本がスウェーデンなみの高福祉国家になるのを待つ訳にはいかない。仮に官民あげて努力しても、実現に30年はかかる。

介護疲れが悲劇を招くのは、介護者が生真面目過ぎるケースが多い。対策としてヘルパー、ショートスティ制度があるが、実用的でなく使いづらい。私はヘルパーは母の入浴介助だけに使っている。時間制限があるので、病院への付き添いなどには使えない。去年の個展の時、母の付き添いを頼んだが、適用外時間は自費を支払った。ショートスティも使ったが、母は殆ど放っておかれ2日で惚け始めたので、すぐに連れ帰った。

しかし、何もしない訳にはいかない。次善の策として、家事と介護の手抜きに努めている。生真面目にすると、追いつめられ清水由貴子氏のようになってしまう。
たとえば、洗濯物はたたまずにカゴの中へフワリと積んでおく。掃除はなるべくしない。夏は玄関からベランダまで開け放ってあるので、ホコリを風が吹き飛ばしてくれる。家事は完璧を狙わず、半分できれば良い、と軽く考えたが良い。但し、流しやトイレなどの水回りは手抜きせずにきちんと掃除している。

食事も、できるかぎりシンプルに作る。季節感を重視して旬を生かせば食生活は豊かになる。今は筍、菜の花、フキ、どれも煮物やおひたしにしただけで、とても美味い。
と書いていて、今日、特売長崎産マアジ3匹360円を買ったのを思い出した。今回は煮付けにする。食べる前に蒲焼き風に焼くと、とても美味い。余った煮付けは冷凍し、料理が面倒な時に使う。

Aji_2HanafuKita写真1。魚の調理はまな板が臭くならないように、日曜大工の端材を代用した。

新聞紙の隅を洗濯バサミでつまみ、水気が外へ流れ落ちないようにする。端材の傍らに多めに盛り塩する。切り落とした頭は盛り塩へ落す。調理が終わったら、そのまま新聞紙で包み、ゴミ箱へ捨てる。塩の防腐作用で、夏でも1週間過ぎても臭気を発しない。
傍らの鍋にはショウガを敷き詰めてある。その上にアジを乗せて煮込むと、底に焼け付かない。

煮上がってから更にアジを裏返して少し煮込む。そうするとまんべんなく煮汁が染みる。

今日のマアジは大き過ぎて鍋にスッポリ嵌まり、なかなか裏返せなかった。この大きさで1匹120円は安い。

写真2。21日、赤羽自然観察公園。
八重桜が散った。サクラが美しいのは、まだ生きている花弁が散るからだろう。

写真3。22日、東京北社会保険病院。
手前建物は付設介護施設さくらの杜。奥の高い建物は病棟。
今日は母の眼科定期診察。緑内障も白内障も進行は止まっている。病院帰りにこの庭を抜け、下の桜並木へ出た。この庭は気持ち良いので、用がなくてもよく利用する。下り坂にツワブキが茂っていたので、産毛に覆われた若い茎を1本だけこっそり抜き持ち帰った。

ツワブキはお昼の煮物に加えた。懐かしい味がして、母は喜んでいた。
以前、九州の兄にツワブキを送ってもらったが、オンジョばかりで不味かった。オンジョとは爺さんの日南地方の方言で、成長して堅くなったツワブキを言う。
昔は、ツワブキ採りは子供の仕事だったが、今の子供はツワブキ採りをしない。兄が送ったのは畑栽培だった。

ツワブキが自生している場所はマムシが多く、毎年、誰かが噛まれていた。それで、今の子供はツワブキ採りをしなくなったのだろう。

添付画像。10年前の作品「ツワブキ採り」。子供の一人が自画像。遅くまでツワブキ採りして、家路を急いだ。「暗くなると、キツネに化かされるぞ。」と、大人に脅され、とても心細かった。Kitune

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