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2009年6月 7日 (日)

菅家さん無罪が再鑑定で判明した足利事件に思う。09年6月7日

足利事件の菅家利和さんのDMA鑑定が覆り、17年半の拘束の末、無罪釈放されたのは本当に良かった。彼は62歳と、私に近い世代なだけに人ごとに思えない。殺人犯の親族とされて、苦労の中で亡くなったご両親の無念さを思うと、怒りが込み上げて来る。
同時に、警察の失策により、野放しにされた真犯人が、今も同様の変質行動を繰り返しているかもしれない、と思うと更に怒りを覚える。

当時、事件現場周辺の独身中年男性はことごとく厳しく調べられた。警察は独身中年男イコール変質者、と考えていたようだ。もし、私が足利に住んでいたら、同じように調べられただろう。
もっとも、私はかなりの変人で、日中、仕事もせずにあちこち歩き回っていたので、怪しまれるのは仕方がないが。

30年以上昔、当地の赤羽台団地の公衆トイレで小学生男児が絞殺された事件があった。
その直後、事件当日に私が現場付近を歩いていた、とたれ込みがあり、刑事が我が家を訪ねて来た。
私はその日、家に取り付ける火災報知器のことを聞きに、団地外れの消防署を訪ねた。当時、父の寝たばこに悩まされていて、自動消火機能が付いた機種を探していた。

広報課で小一時間ほど、係員に消防署推薦の機種を説明してもらい、取り扱い店を聞いて帰った。その後に仕事で人と会う予定があったので、時間も正確に覚えていた。消防署への行き帰り、団地を通ったので、それを目撃した者が通報したのだろう。それらの経緯を話すと、刑事は納得して帰った。

それから時折、刑事は我が家を訪ね、雑談をしたり近所の噂を聞いたりして帰った。
この事件には特異点がある。犯罪現場の公衆トイレは長く住んでいる者しか知らない分かりにくい場所にあった。その地に私は10年ほど住んでいたが、そこにトイレがあったとは、まったく知らなかった。事件当日、公衆トイレで絞殺と聞いて、まったく見当違いのトイレへ走って行ったくらいだ。

刑事は雑談の中で、近所アパートの男子大学生が有力容疑者だと話した。
大学生とは話したことがあり、到底そんなタイプには見えなかった。
「公衆トイレを知っているのは、子供の頃から住んでいる者か、営業で団地を訪ねることが多い人で、犯人はそのあたりじゃないですか。」
そう話して、引っ越して来たばかりの大学生が犯人の可能性は薄い、と言ったが刑事は聞き流した。

後日、大学生の容疑は晴れ、不愉快な出来事から逃げるように彼はいなくなった。
今、彼は50歳前後。私と同じように足利事件の顛末に複雑な記憶が蘇っただろう。赤羽台団地の事件は迷宮入りになり、足利事件同様、今も真犯人は捕まっていない。

Haha赤羽駅駅前にて。
久しぶりにカラリとした好天。
駅前へ出て、母に紫外線よけストールを買った。

老いても、お洒落は楽しく、嬉しそうだった。
何か買ってあげるのは、老人の元気づけに有効だ。

Ma_3

Ma_4

Ma_5

Goof

Mas

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