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2009年7月 6日 (月)

昔、ホームレスは乞食と浮浪者を区別していた。09年7月6日

外は小雨。閉め切った部屋は何となく蒸す。玄関を開けると涼風が吹き抜け、七夕の笹がサラサラと心地良い音をたてた。冷蔵庫に賞味期限を2日過ぎた鳥の胸肉があった。匂いもなく、食べても問題なさそうだが、仕事の締め切りを思うと、リスクを犯したくない。食べ物を捨てるのは辛いが、意を決して捨てた。

7月5日
緑道公園の広場のベンチに女性ホームレスがいた。
見た目は70過ぎに見えるが、実際はずっと若いだろう。彼女には指定席があり、いつも同じベンチに座っている。しかし、ベンチは日射しが照りつける場所にある。先日の夏日、彼女は照りつける日射しの中で居眠りしていた。ベンチは彼女の我が家で、おいそれと変える訳にはいかないのだろう。

ホームレスには2種ある。
失業などで仕方なくそうなったケースと、心の病でそうなつたケースだ。彼女は後者に近い。後者は暑さに極めて鈍感だ。数年前の猛暑の夏、40度になったお昼過ぎ、黒の厚手のコートにゴム長靴姿で歩いているホームレスがいた。そこは環八の排気ガスの熱風が吹き付ける照り返しの強い歩道で、気温は50度近かっただろう。彼らは冬も夏も昼も夜も同じスタイルで何年も着替えずに過ごす。そうなると肌着も靴下も肌と一体化し、凄い状態になっている。彼らは施設に保護しても、普通の生活に戻るのは難しい。

対して、失業でやもう得ずなったケースは違う。身ぎれいで、空き缶集めなどで収入を得、可能な限り通常の生活を守っている。以前、この住まい下の公園にもそのケースの人が住み着いていた。彼は毎日公園の水道で洗濯し、公園をいつも綺麗に掃除していた。こちらは、職さえ確保出来れば容易に社会復帰出来る。

今は総てホームレスと一つにくくってしまうが、昔は浮浪者と乞食に区別していた。
母が子供の頃、毎朝、町内を掃除に来る浮浪者がいた。祖母たちはお礼にお金やおにぎりを渡していた。彼らはチャンスさえ掴めば、定職を得て住まいを借り、家族を持つこともできる。対して、お金を恵んでもらう乞食は、普通の生活に戻るのは難しかった。

Kabe散歩帰りに桐ヶ丘都営住宅脇の道でコンクリート壁の写真を撮った。
「何を撮っている。」
通りかかった住人の老人が聞いた。
「これは手ごねのコンクリートで、素材の荒さの違いが地層のように見えて面白い。」
説明すると、老人は50年前から団地住んでいると話し始めた。
「聖路加の産科で長男が生まれ、新居を探していたらここが当たった。」
老人は大変な競争を勝ち抜けて運が良かったと言った。当時は、四畳半一間に10人家族が暮らしていたような住宅難の時代だ。そんな木賃アパートと比べると、夢のような住宅だったようだ。

--手ごねとは、鉄板の上でセメント、砂利、砂、水をスコップでこねる方法。手抜きをすると、写真のように素材にむらができるが、こねてすぐにコンクリートを打つので、意外に強度がある。
今は生コン工場で大量にこね、ミキサー車で現場に運ぶ。均質な仕上がりだが、交通渋滞で工場から現場まで時間がかかり過ぎると、著しく強度が落ちる。すでに、それに起因するコンクリート劣化が問題になっている。

最近気になるCM

永谷園和風麻婆豆腐 CM。
平野レミがカメラに迫るように、さいの目豆腐を鍋へ入れるシーン。あれは絶対に豆腐ではない。多分、牛乳を寒天で固めたものだ。もし豆腐なら、あの入れ方では角が壊れ、破片が掌に残る。

理研ビタミン ノンオイルスーパードレッシング青じそ CM。
関根麻里が料理をしながら指を舐めるシーン。西欧人は平気で調理中指を舐めるので、最近、日本人も真似し始めた。しかし、昔の日本では下品な行為だった。
クライアントは美味しさを強調したつもりだろうが、汚らしい。私は調理中、絶対に指を舐めない。人の唾液が料理に混入するのは誰も好まない。キスで相手の唾液を口にするのと、相手が吐いた唾液を舐めるは大きく違う。

森永ビヒダスヨーグルト CM。
パフィのぶりっ子喋りが、実年齢と落差あり過ぎで気持ち悪い。

Ma_3

Ma_4

Ma_5

Goof

Mas

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