« 40年後の日本は衰退していると米経済誌。その頃の65歳は今の30歳の若さで無意味な指摘だ。09年9月29日 | トップページ | 夜、ベランダで洗濯物を干していると雲間に満月が見えた。09年10月3日 »

2009年10月 1日 (木)

母は牛黄(ゴオウ)と写真健康法で命を保っている。09年10月1日

今日はシャワー介助の日だった。去年の夏まで、母は毎日シャワーを浴びていたが、肺に水が溜まり酸素飽和度が90%を切ってから、疲労で浴びられなくなった。今は毎日、身体を拭くだけにしているが、不十分なので週1回、ヘルパー介助で綺麗に洗ってもらっている。
しかし、週一回でも母はかなり疲れるようだ。今日も終わるとぐったりして、ベットに横になっていた。

「先週よりかなり弱られたようで、とても心配です。」
ヘルパーのOさんが帰り支度をしながら言った。
「一喜一憂していると、神経がもたないので、切り離して考えています。」
答えたものの、無口に横になっている母を見ると心配になる。最近、体力がなくなったために粗相が増え、昨日は朝から深夜まで4回洗濯をした。このまま更に弱ると思うと、とても辛い。

こんな時のために取っておいた長城清心丸の8分の1片を口に含ませた。主成分の牛黄(ゴオウ)は牛の胆石だが、なぜか母には驚くほど効く。期待通り、30分ほどすると母は自分で起き上がりテレビ前の椅子に腰かけた。散歩へ行くかと聞くと母は明るく頷いた。長城清心丸は1丸3150円。8分の1片では約400円と強壮ドリンクと比べ格安だ。
しかし、説明書には大人は1日に2丸服用とある。規定通りは相当に裕福でないとできない。

牛黄はオーストラリア産が良品で金なみに高価だ。胆石は人同様、成牛でないと見つからない。若い内につぶす肉牛ではなく、成牛まで使う乳牛のものだろう。昔は牛を長く労役に使ったので今より多かったようだ。牛黄のおかげで、母は機嫌良く散歩へ出た。

Mizu_2Yosie上。散歩帰り、都営桐ヶ丘団地の路傍で見つけたミズヒキ。見慣れた野草なのに正確な名前を知らず、勝手にアカマンマと呼んでいた。女の子たちがアカマンマと呼んでママゴトに使っていた花に似ていたからだ。帰宅後調べてみてミズヒキと知った。アカマンマは同じタデ科のハナタデのことだ。
長年見慣れている植物でも、名前を意外に知らない。昔、"廃屋の血の滴りは珊瑚樹の実"と句を詠んだが、後年ピラカンサと知った。今はネットで画像検索ができるので、そのような間違いは少ない。

下。都営桐ヶ丘団地を御諏訪神社方面へ抜ける"よしゑ坂"。地名では珍しい女性名なので気になり、調べてみたが分からなかった。以前、赤羽の歴史に詳しい人がいたが鬼籍に入ってしまった。
戦前、この一帯は陸軍の施設だったので、それに関連があるかもしれない。休日に新兵が「よしゑ、よしゑ、」と恋人の名前をつぶやきながら坂を上って兵舎へ戻ったから名付けられたとか。写真の左手コンクリート壁上に給水塔がある。

Haha

都営桐ヶ丘団地のよしゑ坂にて。右手の谷向こうに東京北社会保険病院がある。私は正面の円い石垣が好きでよく写真を撮る。この坂は信州辺りの地方都市郊外の雰囲気がある。車椅子を押し上げていると、南アルプスの登山口へ向かう道路を思い出す。

人には写真の母は、百まで生きそうなくらい元気に見えるようだ。
「見かけは元気ですが、本当はかなり弱っています。」
答えるがどうしても信じてもらえない。だからと言って、弱った母の写真を掲載する気にはなれない。

写真は、母が博多の兄へ毎日書いている葉書に入れる為に撮っている。ガンで倒れてから撮り続けているので、6000枚程のデータがハードデスクに入っている。それで気づいたことだが、写真を撮ると母は元気になる。元気で生き生きした写真を見せると、"こんなに元気なんだ"と元気づけられるようだ。これは健康法としてとても有効だ。

Mail昨日は母の定期診察で東京北社会保険病院眼科へ行った。朝からの雨で、老人患者は少ない。熟年が多く、様子から重そうな方が多かった。

待合室で新型インフルエンザに感染しないように、母に絶えずお茶を飲ませた。診察はすぐに済んだ。帰り、警備の女性に、先日3階屋上庭園にいた若い飼いネコのことを聞いた。どうやら、自分で下に下りて帰ったようだ。想像通り、屋上に通じる非常階段を登って出入りしているようだ。それにしても、勇敢な好奇心の強い子だ。冒険しているニャンコを想像すると楽しくなった。

Ma_3

|

« 40年後の日本は衰退していると米経済誌。その頃の65歳は今の30歳の若さで無意味な指摘だ。09年9月29日 | トップページ | 夜、ベランダで洗濯物を干していると雲間に満月が見えた。09年10月3日 »