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2009年11月16日 (月)

自然公園に小学生たちが歩いて遠足に来ていた。09年11月16日

日曜日は小春日和だった。日射しは暖かく、散歩道の木立を吹き抜ける清涼な風が心地良かった。どれも小さな自然だが、東京に住みながら味わうと格別だ。

緑道公園の桜はすっかり葉を落とし、桜広場は日射しに輝いていた。

Sakura_2

桜広場手前で、金沢から来ている老人と会った。いつも柾目の桐下駄に趣味の良い着物姿だ。5年前からこの辺りで時折会い、挨拶を交わす。彼は金沢に小料理屋を営む老妻を残し、単身、病気治療に上京している。

治療が長引くので、最近、近くに住まいを借りて一人暮らしを始めた、と彼は話した。
「東京は豊かですね。今年の敬老の日に北区からお小遣いを貰いました。」
彼は嬉しそうに話した。金沢も他の地方都市同様に財政が逼迫し、最近、そのような敬老金は出なくなったそうだ。

東京の豊かさは私たちも実感している。住まいを都内にこだわったのは、高齢の母を抱えているからだ。荒川一つ隔てた埼玉と比べ、公園も医療も街灯も治安も東京の方が恵まれている。

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今日月曜は一転して肌寒い曇り空で、母に重ね着をさせて出かけた。
先週、北区から後期高齢者保険の納付用紙が送られて来た。保険料は銀行引き落としだが、区の事情で3ヶ月分だけ、直接払い込むことになっている。

散歩への行きがけ、郵便局に寄った。
私の前に待っているのは2人だけなのに、担当局員の対応が丁寧過ぎて順番が来ない。15分程待たされてやっと私の番になった。

払い込み手続きは10分程かかった。局員二人がかりでキビキビ働いているのに、手続き項目が多すぎる。もし、コンビニならレジでお金を払い、用紙に判子を押して貰うだけですむ。これでは郵便局の改革は絶対に必要だ。結局、金を払うだけに30分かかった。以前は散歩コースにコンビニが二軒あったが、4年前、共に廃業した。

赤羽自然観察公園には小学生が遠足に来ていた。今時珍しく、バス利用ではない。リュックを背負って歩いて来て、好きな場所で楽しそうに昼食を始めた。
子供たちを眺めていると、半世紀以上昔の私たちの遠足を思い出す。食事は竹の皮に包まれたおにぎり、ゆで卵にミカン。お菓子は大抵森永キャラメルにボンタンアメだった。

森永キャラメルが急に食べたくなり、帰りに生協で買った。昔のキャラメルはロー引き紙に包まれていたが、今はアルミ箔張りの紙だ。ロー引き紙は湿気を呼びやすく、大抵べっとり飴に貼り付いて剥げず、紙のまま食べていた。今の味は昔の粗末なキャラメルとは違い、本物のミルクと砂糖でとても美味しかった。

最近、死んだ人たちが夢によく登場する。
昨夜も、昔ガン死した知人が夢に出て来た。夢の中では元気な若い姿だったが、最後に見舞った頃は、見る影もなく衰弱し、激しい苦痛で言葉も出なかった。この最後の姿を知っていると、更に生き続けて欲しいとは思えなかった。

今、母は間欠泉のように弱り壊れる。やがて衰弱は恒常的になり、死を自然なものとして受け入れるのだろう。そして、知人と同じように元気な頃の母を思い出すのかもしれない。

Nito_3

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「二兎を追うもの一兎を得ず」に対して「一挙両得」のように、諺は相反するものが多い。

ポチは用をたしながらタイヤキが食えると威張っていた。

このようなトイレ話題を女性は嫌う。
しかし、介護をしている者は、「食べる」と「出す」の重要さをいつも思い知らされている。

殊に「出す」方の悩みは大きい。
もし、こちらがスムースなら、介護の大変さは半減する。

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