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2009年12月 1日 (火)

国民が楽観的になれば、景気は良くなる。09年11月30日

朝まで冷雨。雨が止んでも冷気は残り、12月の寒さだと言う。

今の12月は昔と比べると暖かい。上京した昭和38年頃は寒く、今日くらいの寒さが普通だった。真冬になると、銭湯帰りに濡れた髪やタオルが凍り、南国育ちの私は驚いた。その寒さでも、暖房は炬燵に小さな石油ストーブだけで、どの家も建て付けが悪く、すきま風が容赦なく吹き抜けていた。今は不況に貧乏と言われているが、当時の貧しさと比べると、とんでもなく豊かだ。

私の考えた役に立たない格言に「中身より外見が大切。」がある。いい加減に考えたのに意外に正しい。外見が悪いのに中身が良いことなど滅多にない。外見が誠実なら中身も誠実なことが多い。

それは景気にも当てはまる。上辺だけでも、「景気がとても良くなった。」と、日本中が声にすると、何となく国民の財布が緩み、中身の景気も良くなってしまう。たとえば、我慢していた大型薄型テレビを買う者、欲しかったブランドバックを買う者、借金して家を建て替える者、次々と現われて内需は沸騰し景気は回復する。
中国の国民総生産は日本を追い抜いた。しかし、一人当たりでは日本の10分の1だ。それ程日本は豊かなのに、ネガティブな性格が災いして景気の足を引っ張っているように思えてならない。

Haha2昨日日曜日、赤羽自然観察公園入り口で撮った。湿り気がある大気が呼吸を楽にして、母に笑顔が出た。

園内の古民家では餅つきをしていた。あんころ餅にきな粉餅、それらを目当てに行列ができていたので、終わるまで他所で時間をつぶした。

のり巻きを持参したので、管理棟前のテーブルで食べた。外では食欲が増し、母は美味しいと残さずに食べた。

帰り道、久しぶりに知人に会った。春から建て始めていた二世帯住居が9月に完成したようだ。
「庭に変える場所に、古い建物がまだ残っていて困っています。」
彼女はそんなことを話した。新居に息子夫婦が引っ越して来たが、中途失明したご主人は新居の自室の勝手が飲み込めない。それで老夫婦は旧居に留まったままだ。

息子夫婦は目が不自由な父親に配慮し、新居はバリアフリーになっている。しかし、どんなに気配りしても、住み慣れた旧居とはまったく違い、自分でお茶を入れることもできない。
「毎日、少しずつ連れて行って、慣れてもらえば何とかなりますよ。」
私は楽観的なことを言ったが、本当は難しいと思っている。彼女のご主人は、風の動き、匂い、肌触りなど、残された感覚を研ぎすませて、旧居で何不自由なく長年暮らして来た。しかし、新居に移れば、それらの感覚は役に立たない。80を越したご主人が、旧居と同じように暮らすにはかなりの時間がかかる。できることなら、余生を住み慣れた家で終わらせるのがベストだが、色々事情があるのだろう。

年末年始、息子夫婦は人を集めて新築祝いをする予定だ。旧居跡の庭も見せたい。だが、古い家が不自然に残っていては、すんなりとお祝いはできない。
「そんなこんなで、息子夫婦と関係が拙くなっています。」
彼女は困り果てていた。

Nenga手作り年賀状用の年賀切手を買った。今年も思い切って減らしたが、170枚になってしまった。毎年、年賀状にうんざりしているが、長く会わない知人との関係維持に便利で止められない。

昨日、日曜日、年賀状用にプリントインクと葉書用の厚手のプリント用紙を買いに池袋へ行った。
今まではビックカメラで買っていたが、今回は三越跡に入ったヤマダ電機総本店へ行ってみた。日曜と重なった店は大変な数の客だ。しかし、元三越だけに、通路は広くゆったりとして買いやすい。店員もてきぱきと売り場へ案内してくれる。葉書に使う厚手の用紙のことを聞くと、案内係の可愛い女の子は丁寧にいつまでも付き合ってくれた。

このサービスの良さでは、他の電機店は大打撃だ。馴染みだったビックカメラは狭くゴミゴミしていて、エスカレーターもエレベーターも使いにくく、店員の対応も悪かった。
ヤマダ電機は駅から地下通路で結ばれ、足の便も良い。おかげで予定より30分早く帰宅できた。

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