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2010年2月 7日 (日)

検察、議員、マスコミの正義ごっこで、国民は疲弊して行くばかり。10年2月6日

毎日毎日、ニュースを聞くのが憂鬱だ。朝青龍騒動は瞬間強風で終わりそうだが、トヨタ・リコールと小沢・鳩山問題は長引きそうだ。対応が遅れたトヨタは、これから必死になって問題解決に動き、半年後には何とか元に戻るだろう。しかし、政治と景気は一向に曙光が見えない。

小沢幹事長は黒。自民党議員は清廉潔白。検察官僚は憂国の士。マスコミは国民の代弁者。十分に分かったので、そろそろ、景気回復に本腰を入れて欲しい。と言っても簡単には回復しないが、政府の前向きな姿勢を感じるだけで、世の中の気分は明るくなる。

商店主も中小企業も大企業も、デフレスパイラルで疲弊している。日常品の値下がりは助かるが、巡り巡って収入が減少し困っている。企業内余剰労働力600万人。それだけの人がいつリストラされるかとビクビクしながら暮らし、失業家庭では子供の学費や食費に困窮し、再就職もできずに希望をなくしている。踏みとどまったサラリーマンも、小遣いは減り続け、新橋の飲屋街は廃業続出で、流行るのは立ち飲みと300円弁当屋ばかりだ。

寸刻を惜しんで、景気回復の手を打たなければならないのに、国会は正義ごっこで機能不全に陥っている。国民の代弁者のはずのマスコミの多くは正義第一で、国民生活の危機を十分に受け止めていない。検察の出動以降、国民がどれほど損失を重ねているか、当事者たちは自覚しているのだろうか。この混乱は、現与党が野党時代、国会を不正追求の場にしてしまったのが元凶だ。しかし、今は平時ではない。緊急時には、国会は政治と裁判を分け、景気回復を最優先して論議しても良いと思うのだが。

検察は正義の味方ではない。献金を国民の為に使っても、事務処理がいいかげんで政治資金規正法違反をすれば黒。献金を懐に入れて自分の権力強化に使っても、巧妙に政治資金規正法を守れば白。そのように完全な法規などなく、検察が絶対に正しい訳ではない。

国会の機能不全を一番喜んでいるのは官僚たちだ。検察に起動スイッチを押されれば、野党は国民のことは忘れて、与党追求に熱中する。その結果、政治不在が続けば自動的に官僚に権力が戻って来る。今回のタイミングで検察を動かすシナリオを書いたのは小泉前首相との説があるが、官僚の知恵者も加わっているだろう。それでもマスコミは検察のリークに盲従して機能不全。思惑通り、内閣支持率は不支持が逆転し、官僚達の高笑いが聞こえて来るようだ。

今は、日本産業の優等生のトヨタが凋落しそうなくらいの緊急時だ。日本が得意な先端技術分野の原子力発電でも、官民挙げて打って出る後発の韓国に国際市場を奪われている。他の電機分野でも、次々と後発国に奪われている。そろそろ正義ごっこはやめて、与野党あげて真剣に取り組まないと、日本は立ち直れないほどの損失を被りそうだ。

日本は世界トップの実力を持つ企業がひしめいているのに、無能な政府が企業の足を引っ張っているように思えてならない。先日、波力発電のベンチャー企業の実情を見た。他国なら、積極的に政府が支援するケースなのに、政府のがんじがらめの規制で、実証実験が出来る海が殆どなくて困っていた。規制は漁民の漁業権を守る為だが、関係役所がケースに応じて調整をすれば解決することだ。火中の栗から逃げている、役人の事なかれ主義にしか見えない。

経済アナリストによると、国民の気分が明るくなれば消費が活発化し、デフレスパイラルは解消はすると言う。早く、世の中がパッと明るくなるニュースを聞きたいものだ。

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