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2010年2月 9日 (火)

最新の研究、植物状態ても少数の人に意識があると言う。10年2月8日

終電が終わった今夜の埼京線北赤羽駅。
厳しい寒気は去って、寒くはない。

Akabane

先日、朝日新聞に気になる小さな記事があった。
"植物状態の人に話しかけ機能的磁気共鳴画像法で脳の反応を調べると、17%の人に意識がある状態と同じ的確な反応があった。植物状態でも耳が聞こえ意識があるようだ。それが事実とすると、長い年月、患者は絶望的な孤独の中に置かれていたわけだ。もし、聴覚も失っている場合の孤独は想像を絶する。記事には「生命維持装置を外すか」の質問は倫理的に問題なので止めたとあった。

関連して、長年植物状態だった人の意識がもどったニュースを思い出した。その人は突然に目覚め通常の生活に戻った。その人は、植物状態の間、看護婦たちが交わしていた猥談まで詳細に記憶していた。

植物状態の一部の患者たちに意識があるなら、今まで、とんでもなく残酷な介護を続けていたことになる。ベルギーで、植物状態の患者とパソコンを使ってコミュニケーションをとっているケースがある。早くそのシステムを一般化しないと、生命維持装置で生かせ続けられるのはとても残酷なことだ。

植物状態でも耳が聞こえ意識があることは自宅で看取った父の臨終の時に私も経験した。
「今夜あたり危ないです。深夜に亡くなったら、貴方が脈を確認して、翌朝お知らせください。」
往診した女医さんは危篤状態の父を私に任せて帰った。
その2週間前から父は意識がなく、医師は脳死状態で長くはないと言っていた。

その夜12時頃、母と私と姉たちに囲まれた父は、肺に溜まっていた生臭い血を大量に吐いて息が止まった。苦しそうにしていた顔が急に穏やかになったので、脈を取ると触れない。
「さあ、皆で合掌しましょうね。」
母は神妙な顔で私たちに言った。
すると、死んだはずの父が「ワァー」と声を出して両手を振り回した。まだ死んでなかったようだ。
「かあちゃんは、本当にそそかっしいんだから。」
下の姉が言うと、母も私たちも大笑いしてしまった。
しかし、父はそれを最期に、完全に死んでしまった。

「勝手なことを言うなって、一度抜けた魂が、文句言いに戻って来たんでしょう。」
母はそんなことを言っていた。
植物状態でも耳は聞こえるし意識もあるのかもしれないと私は思った。
その後、枕元で父のデスマスクをスケッチしながら通夜をし、翌朝、医師を呼んで死亡診断書を書いてもらった。

父の植物状態はせいぜい10日ほどだ。それくらいなら我慢できるが、数年も生命維持装置で生かされ続ける植物状態は辛過ぎる。昔のように、死ぬ時はすんなり死にたい。昨夜の日曜映画「トロイ」でアキレスとヘクトルの闘いを見ながら、植物状態で生き続けるより、古代の英雄たちのように雄々しく闘って死ぬ方が素晴らしい、としみじみ思った。

映画を見終えた深夜、英文の詐欺メールが届いた。
内容は "貴方のクレジットカードがナイロビで不正に使われた。至急、下記のホームページを開いて、カード無効の手続きをとって欲しい"
記してあったカード会社名とカード番号先頭1文字だけが、私のカードと合っているのが気味が悪い。メールはすぐにゴミ箱に破棄し、今朝、カード会社へ電話を入れた。
話し中が続き、リダイヤルを10回ほど繰り返してやっと繋がった。繋がらなかったのは、英文詐欺メールが日曜深夜に大量にばらまかれ、その問い合わせが殺到していたからだった。

このケースでの対策はメールをすぐにゴミ箱に捨てること。会社名とカード番号の頭数字が漏洩した理由を聞いたが分からなかった。詐欺師グループは、カード会社に問い合わせが難しい日曜深夜にメールを送信したようだ。もし、詐欺師のホームページにアクセスして、無効手続きのためにカード番号や住所氏名を記入したら、すぐに偽造カードが作られる仕組みだった。

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Goof

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