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2010年3月 7日 (日)

異所性脂肪は悪役だが、皮下脂肪の肥満は悪くない。10年3月6日

糖尿おたくとしては、NHKの"追跡・A to Z・肥満は悪くない"は見逃さない。NHKはこの手の番組作りが巧い。模型を使って番組主役の異所性脂肪の悪行を分かりやすく説明していた。それによると、異所性脂肪は痩せ肥満に関係なく体内に蓄積する。

一般の認識と違い、皮下脂肪は健康を害しないと言う。問題は、皮下脂肪細胞が満タンになると、余分の脂肪は内蔵脂肪となることだ。更に、内蔵の脂肪細胞が満タンになると、脂肪は異所性脂肪となって体中に拡散する。そして、脳以外の総ての臓器、筋肉、血管にグリースを塗り付けたようにべっとりと貼り付いて細胞を痛めつける。更に中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし動脈硬化や脂肪肝を引き起こす。今まで内蔵脂肪が悪玉と言われて来たが、本当は内蔵脂肪細胞が満タンになり、あふれた異所性脂肪が問題を起こしていた。だから、内蔵脂肪細胞を空にしておけば、異所性脂肪を防ぐダムの働きをしてくれる訳だ。

異所性脂肪とは脂肪細胞に閉じ込められずに自由に動き回る脂肪のことだ。それは容易に細胞内へ浸透し、エネルギー工場のミトコンドリアを侵して細胞を殺してしまう。インシュリンを分泌する膵臓の細胞も、異所性脂肪に破壊され糖尿病を発症する。

しかし、異所性脂肪を取り除くのは簡単だ。食事に配慮し、適切に運動すれば数日で劇的に減少する。番組冒頭で、空腹時血糖値が200mg/dlを越えていた糖尿病患者が、皮下脂肪細胞の容量を増やすクスリを服用した結果、治療中より多く食べて太りながら血糖値が正常に戻っていた。
要するに、皮下脂肪細胞が多い人は内蔵脂肪も真の悪者異所性脂肪も発生しにくいと言うことだ。その逆に、皮下脂肪細胞の少ないやせ形の人は、ダイレクトに異所性脂肪が増え、糖尿病、動脈硬化症、脂肪肝になりやすい。その辺り、今までの常識を覆すものだった。

ところで、私の異所性脂肪は経済に連動している。相変わらず仕事を取り巻く環境に曙光は見えず、異所性脂肪は増える一方だ。最近は鉛の霧に包まれているような、重いストレスに苛まれている。以前は打開策として、マスコミや広告業界に営業をかけて成功していたが、2007年辺りからまったく成果が出なくなり、今は控えている。

上記のように、私はストレスが溜まると血糖値が上がる体質だ。70歳で死んだ姉は私の年齢には、ストレスが原因で糖尿病を発症していた。だから、たえず血糖値を自分でチェックしている。
先日、ストレス漬けの生活を危惧して、試しに甘いものを多めに食べて2時間後に計ると200mg/dlを軽くオーバーしていた。2時間後が140mg/dlを越えると合併症が起きる。直ぐに外へ出て、13階の階段を駆け下り、ゆっくり小走りで1キロ走り、再び階段を駆け上って帰宅した。10分ほど休憩して計測すると30分間で一気に90mg/dlの正常値まで下がっていた。空腹時血糖値が正常なのに、この大きな乱高下は糖尿病寸前の境界型の特徴だ。このまま放置していては老後に合併症で苦しむことになる。

ストレスはインシュリンの効き目を阻害し、糖尿病を悪化させる。直ちに「絶対に、生き抜くぞ。」と強気にストレスを排除した。若い頃はストレスに翻弄されていたが、長年の鍛錬のおかげで、意思の力でそれができるようになった。
甘くなっていた食事内容も摂生し、短くしていた散歩の距離も元に戻した。血糖センサーを切らしているので、その成果は分からないが、長年、血糖値を計測し続けたので、何となく正常だと感じている。私の場合、血糖値が悪いと食後に堪え難い眠気に襲われ、深夜に強烈な空腹感が起きる。今は、それらは消え、すっきりと気分よく過ごしている。まだ回復能力が残っているうちに生活を見直すのが、この病気への最善の対策だ。

日本経済は萎縮したままだが、中国経済は凄まじい勢いで爆発している。ニュースで活況を目にすると、20数年前のバブル期を彷彿とする。あの頃は、世の中全体が無駄使いに浮かれ熱中していた。

当時はパンフレットや雑誌などで写真撮りの指示イラストの仕事があった。「この場面はこのように撮るように」と描く仕事だ。それを専業にしている知人がいて、稼ぎまくり家賃50万のマンションに住んでいた。しかし、カメラマンは指示イラストは無視して勝手に撮るので、まったく意味のない無駄な仕事だった。それなのにクライアントは必要項目にあるからと検証はせずに、漫然と高額ギャラを払って描かせていた。当時、テレビ番組制作で、数日で描ける絵コンテに500万支払ったと話題になったほどだ。それでも、内部で問題になったとは聞いていない。

当時は仕事をすれば、価格表通りの高額ギャラが支払われる、夢のような時代だった。今、中国でも同じことが起きているように思えてならない。もし、中国が今バブルなら、必ず崩壊して同じことが起きる。そうなったら、中国頼りの日本経済は更に厳しさを増すことになる

豪邸住まいの知人は、バブル崩壊のあと都落ちし生死も分からない。マスコミ・デザイン広告業界の安値競争は2005年辺りから更に厳しくなり、一昨年秋のリーマンショックで止めを刺されてしまった。もしかすると、今が正常で、過去が異常だったのかもしれない。


Tuwa_1_2Tuwabuki散歩途中、ツワブキを採った。
群落が幾つかあり、それぞれから新芽を3本いただいた。
採り方は折らずに抜く。
写真の産毛に覆われた若いツワブキは柔らかくて美味しい。しかし、産毛がない大人のツワブキは、オンジョと呼んで堅くて食べられない。--南九州では、おじいさんのことをオンジョと呼ぶ。

子供の頃は、裏山の南斜面で、抱えきれないほど摘んでいた。
ツワブキは薄皮を剥き、さつま揚げと甘辛く煮た。
香りが口中に広がり、故郷の春の味がして、母は喜んで食べていた。

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