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2010年12月 4日 (土)

ファンタジーを夢見させてくれる映画は素晴らしい。しかし、地デジには興味がない。10年12月4日

写真は東京北社会保険病院下の公園。
母が生きていた初夏のころは瑞々しい新緑に覆われていた。
心臓と肺が弱った母は手摺にもたれ、「風がさわやかで、呼吸が楽。」と目を細めていた。それから間もなく散歩に連れ出せなくなり、10日間寝込んだあと7月1日に死んだ。
今、散り始めた紅葉に、時の過ぎ行く早さをしみじみと感じる。

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Hoto_2SazanPura_4Cat1_2Cat2_2写真1、東京北社会保険病院下のホトトギス。冬になっても咲き続けている。

写真2、緑道公園の山茶花。

写真3、緑道公園のスズカケの巨木。

写真4、東京北社会保険病院辺りを縄張りにしているネコ。この辺りで毎日出会う。時には桜並木の自動車道路を経て桐ヶ丘団地まで出没している。交通事故に遭わないか心配だ。

写真5、ペットショップのネコ鍋。

昨夜、日テレ金曜ロードショーで「魔法にかけられて」をやっていたが、偶然その朝、同じ映画をレンタルDVDで見た。

ハッピーエンドのファンタジーは素晴らしい。生きて行く勇気を与えてくれる。
見終えた後、無性にディズニーランドへ行きたくなった。エレクトリカルパレードもクリスマスバージョンに変わっているだろう。

宗教も医学も未来学も経済学も物理学もファンタジーが生み出したものだ。
「誰でも自由に夢見ることができる。そして願えば、夢は必ずかなう。」
ウオルト・ディズニーが言っていた言葉が、最近、リアルに心にひびく。
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「まだブラウン管テレビを見ているのか。」
先日、訪ねて来た友人が言った。
「最近のテレビ番組はつまらないから、地デジを欲しいと思わない。」
地デジテレビを買わない言い訳に友人はいたく賛同していた。

最近、見ている番組は、ニュースとNHK教育くらいだ。民放ドラマはほぼ全滅状態で、民放局横並びのお笑い芸人のバラエティーはまったく見ない。テレビはDVDを再生するのに使っているだけだ。そのDVDも今は画質の良いパソコンのディスプレーで見るようになった。
ナナオの22型とボーズの音で見ると、画質は暗部まで緻密で美しく、映画館のように臨場感がある。

それでも量販店でのテレビのチェックは怠らない。
様々見てきたが、どのメーカーも不満が残る。日本人技術者が開発から関わった韓国LGの高級テレビはウオン安で値段は安く画質は頑張っているが、縁が細いのと薄さを売りにしているのには疑問が残る。
多くのテレビ技術者はデイスプレー機能を誤解しているようだ。紙みたいに薄くて壁に貼付けられるなら別だが、台が必要な現状ではある程度の強度を保つ為に厚さは必要で、薄くし過ぎるのは無意味だ。

以前、テレビの薄さ競争と昔の腕時計の薄さ競争が似ていると書いた。記憶では機械式で3ミリを切るまでの製品が日本メーカーから出た。しかし、いつの間にか電子式に変わり、あだ花のように消えてしまった。今残っている機械式はスイス製のデザインが優れた厚みのあるしっかりした作りのものばかりだ。
これからのテレビは、一定の厚みをもった独立型と壁掛け式の薄く軽いものに住み分けられると思っている。

今年買い替えたナナオのディスプレーは旧式な光電管を使使っているので、放熱のために厚みは10センチ以上ある。しかし、何の不自由もない。ナナオが節電効果が高いLEDに変えないのは、まだ光質に問題が多いからだろう。

テレビの縁が細いのを良しとするのは現実を無視した考えだ。絵描きの立場で言うと、テレビの縁は額縁と同じで、周りから画面を独立させる為に絶対に必要な幅空間だ。ディスプレー背後が何もない広い壁なら縁がないほうがすっきりしている。しかし、一般家庭にそのようなシンプルな壁はあり得ない。大抵はテレビ横に家具やカレンダーや人形ケースなどが雑然とある。テレビ画面を周りの雑然とした壁から独立させるために、一定幅の縁は絶対に必要だ。例えると、画面縁が断ち切られた写真と白抜き縁有り写真との違いと同じだ。断ち切り写真はアルバムに貼れば見やすいが手に持っては見にくい。絵本の世界でも、じっくり楽しむ大人向けの多くは画面の周辺に余白を取ってある。

テレビ映像は生活と切り離せなくなった。
できることなら血なまぐさい現実より、ファンタジーだけを見て過ごしたい。

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