« 老人バワーが少子高齢化と不景気を一気に解決する。11年1月11日 | トップページ | 誕生日は瞬時に過ぎて行ったが、風邪が回復したのは目出たい。11年1月16日 »

2011年1月13日 (木)

高血糖も高コレステロールも、老いはいつも突然に始まる。11年1月13日

先日、鹿の絵を描いていて、右手中指の感覚異常に気づいた。ルーペで見ると汗が消えて表皮が乾き軽い痛みがある。絵を描く時、右手中指は絵の具をぼかすのに頻繁に使う。絵の具の中には、カドミウムなど有毒な顔料を含むものもある。それらに長年触れて来た影響で中指先の汗腺が壊れたのかもしれない。しかし、指サックを使っては、生の指先のようなデリケートな表現はできない。これも老いと諦めて、足りない皮脂はハンドクリームで補っている。

そのように、老いはいつも突然に始まる。
去年11月15日の鼠径ヘルニアの手術の後、鼠径管を塞いだメッシュが落ち着くまで無理をしないようにしていた。そのため運動不足になり血糖値が上昇してしまった。

それで今は毎食後走っている。15〜20分走ると血糖値が70〜100mg/dlも一気に下がり正常値を保てる。ただし、空腹時に強い運動をするとアドレナリンが分泌されて血糖値が上昇するので要注意だ。
--健康ならアドレナリンが出て高血糖になっても、直ちにインシュリンが分泌され血糖は正常内に抑えられる。
運動と食事は、余分に食べて余分に運動するより、最小限食べ、最適の時間帯に必要なだけ運動するのがベストなようだ。そのバランスを壊すとコントロールは壊れ始める。

食後1時間の最高値200mg/dl、2時間値140mg/dl以下に抑えないと糖尿病合併症を起こす。
その上でHba1cを正常値5.8以内、悪くても6.5以内に抑えられたらほぼ合併症は防げる。殊に200mg/dlの時間帯が長いと血管内壁がボロボロに損傷されるので要注意だ。

毎食後運動するのは大変に面倒だが、合併症で人工透析を受けたり、失明で苦しむのと比べたらを楽なことだ。血糖値をできるだけ正常近くにとどめられたらインシュリンを分泌するランゲルハンス島が元気になりコントロールは楽になる。

私の大きな問題は去年5月1日の胆嚢切除後に急上昇したコルステロール値だ。
それは胆汁の中に含まれているコレステロールを再吸収することから起こる。胆嚢があれば肝臓で作られた胆汁を一時溜めておき油分を食べた時に放出して消化に使われる。しかし、胆嚢がないと常に垂れ流され余分に吸収してしまう。更に、高血糖が加わるとコレステロール値は上昇する。

対策として、高コレステロール食品を減らし、腸管内のコレステロールを吸着する酒粕、野菜、昆布、緑茶などを積極的に摂っている。ちなみに先日のNHK「ためしてガッテン」の実験では酒粕を1日50グラムの摂取するだけでコレステロール値が驚く程下がっていた。

コレステロールを下げるだけでなく、魚油に含まれるDHA,EPAを摂ることで血管の損傷を防いでいる。もし、それらのコントロールに失敗したら動脈硬化を起こし、心筋梗塞や脳梗塞を起こしてしまう。父方の姉二人は脳梗塞を起こしているので殊に要注意だ。

「ためしてガッテン」で、酒粕と緑茶のコレステロール低下作用を取り上げていたせいか、店頭から酒粕が売り切れてしまった。買い置きが1ヶ月分あるが、季節商品なので、なくなったら違う対策を考えようと思っている。
同じくコレステロール値を下げ、ガンを防ぐ静岡掛川の深蒸し茶も店頭からなくなっていたが、こちらは他の産で代えられるので問題はない。

Babe_2

上写真は夕暮れの環八とバベルの塔のような威容の東京メガシティ。

東京メガシティは閉鎖した雪印乳業の工場跡地に作られた。雪印が元気な頃は近隣住人を交えて工場祭が催され、土産に牛乳や乳製品を貰うのが楽しみだったと、地元の年寄りに聞いた。

Tree

13日。散歩にiPodを持って出るのを忘れた。
音楽がないと、物音が良く聞こえる。梢を揺らす風の音、小鳥の声、日溜まりで子供をあやす母親の唄声、どれも優しく心に染み入る。

上写真は東京北社会保険病院下の冬木立と青空。
見上げればいつも青空は見えたのに、長い間、その美しさを忘れていたような気がする。母と死別してから半年、周りの音が聞こえても心に響かなかった。ようやく今、現実へ一歩踏み出せたのかもしれない。

母の記憶も変化して来た。去年までは死ぬ前の弱った母の姿ばかり思い出して辛かった。今は元気な頃の姿が目に浮かび、とても懐かしい気持ちに満たされる。

もう一つの変化は、死別後の孤独の中で、たとえ言い争う相手でも一緒にいる方が良い、と知ったことだ。母が弱った頃、母の幻覚で夜中に何度も起こされ、言い争ったことを深く後悔していた。しかし今は、言い争っう私でも身近に居たことで母は孤独から救われていた、と思っている。孤独はそれほどに辛い。

CatZin_2Tutuzi公園に今日もこのネコがいた。私のことを覚えていて、声をかけると「怖くないよ。」と目を細くした。

飼いネコなのか、ノラなのか分からない。先日、桜並木の道路を横切って桐ヶ丘へ帰って行くのを見たことがある。もしかすると、そちらに飼い主がいるのかもしれない。

遠走りするネコは強い。彼の一生で、今が一番充実している時かもしれない。

公園の沈丁花の莟が膨らんで来た。
その一方、ツツジの紅葉の一部が散らずに残っている。

それはまるで、私の思いを置き去りにして過ぎて行く時の流れのように見える。

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす・・・「奥の細道」冒頭が自分の人生に重なる。

思えば、生まれて最初に母に出会い、それから数多くの出会いと別れを繰り返しながら人生の旅を続けて来た。
そして何時か、出会いの総てに別れを告げ、生まれたままの無に帰るのだろう。そこには清々しいほどの平等を感じる。

Ma_3

Ma_4

Ma_5

|

« 老人バワーが少子高齢化と不景気を一気に解決する。11年1月11日 | トップページ | 誕生日は瞬時に過ぎて行ったが、風邪が回復したのは目出たい。11年1月16日 »