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2011年8月 3日 (水)

最近、母のクセを自分に感じる。トランスフォーマ・ダーク・サイド・ムーンを観た。11年8月1日

母が生きている頃は、午前中に車椅子散歩に連れ出した。昼間の散歩は健康的だが、日射しが強く暑いのが難点だった。
今は自由なので日射しが弱くなってから散歩へ出る。写真は住まいのある外通路。古いタイプの公団なので、通路も外に面していて気持ちが良い。

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今日も薄暗くなってから帰宅した。玄関ドアを開け、誰もいない部屋に「ただいま。」と声をかけた。最近母のことを思い出す回数が減ったが、帰宅するといつも、幻聴のように「おかえり。」と母の明るい声が蘇る。

様々な時に、母のクセが自分にもあることに気づく。
パソコンに熱中している時、「もうこんな時間か。こんなことはしていられない。」と、よくつぶやく。母も手芸に熱中している時、同じことをつぶやいていた。

母は死んだ繁兄や裕子姉を思い出して「あああっ。繁は死んだ。裕子も死んだ。」と、よく一人言を言っていた。「人は死ぬから仕方がないだろう。」と私は言っていたが、ひどいことを言ったと後悔している。今、その私が「みんな死んだ。みんな死んだ。」とつぶやいている。
他にも、頭を軽く叩くと「ニャン」と鳴くロボットネコを、母と同じようにポンと叩いて鳴かせている。
母はそのような形で私の中に今も生きているようだ。

昨日はトランスフォーマ・ダーク・サイド・ムーンを銀座マリオンで観た。3Dは中央の席が立体効果が良い。それでネットで予約を取ったが、夜の回を選んだのは失敗だった。周囲に会社帰りの若者が多く、ポップコーンの匂いとポリポリ食べる音に悩まされた。しかし、すぐに映画の騒々しさで気にならなくなった。

ベイ監督は日本アニメの影響を強く受けた世代だ。オートボットのリーダー オプティマスの漂わせる哀愁に日本アニメを濃厚に感じた。機械生物の母船は宮崎アニメの影響だ。他にデューンとかガンダムとか、今までのSFを集大成した美術は美しく、シリーズでは一番良い出来だった。裏切り者の金持ちの住まいは、ヨットをモチーフにした壮大な現代建築だった。多分、実在の建物を使ったのだろう。

3Dは私には少し疲れる。良い映像なので3Dである必要はないと思った。飛び出し感は十分にあるがボリューム感は未完成だ。ベイ監督も始めは2Dで撮りたかったが、周辺の薦めで3Dに変えたようだ。今の方式は20年前ディズニーランドで見たのが始めてで、目の前の空中に色々動いていてビックリした。

しかし、3Dポルノなら良いはずだ。恋人役のロージー・ハンティントンの足が目の前に現われた時は、思わず手を出しそうになった。

旧タイプの赤青の3Dポルノは昭和40年代までアメリカのB級撮影所で盛んに作られた。コストがかかるので、良い場面だけが3Dで、赤青の立体場面になると慌てて青赤セロファンを張った安っぽいメガネをかけた。しかし意図的に努力しないとななかなか立体には見えなかった。

HiroKaya_2Yuri_2ヒイロタケ 都営桐ヶ丘団地の桜の枯れ木で採取

サルノコシカケの一種。
コルク質で室内なら10年でも鮮やかさを保つ。
食用不可で薬効なし。
役に立たないものは何故か美しい。
美しい人も役に立たない。
道具なら機能美があるが、人では役に立たない要素を加える事で美しさが際立つ。

ヒイロタケはキノコ類の中では出色の美しさだ。散歩の途中、枯れ木に生えているのをいつも眺めていが、切り倒されるので剥がした。

赤いキノコでは紅テングが代表格だ。童話に出て来る小人の家みたいで本当に綺麗だ。
紅テングは旨味成分が多く、地方によっては毒抜きして食べるようだ。

以前、教育テレビに出ていたキノコ研究家は毒キノコを食べて中毒しないと一人前ではない、と荒っぽいことを言っていた。菌類学者として毒の程度を確かめたいのと味への好奇心が抑えがたかったようだ。研究家によると、毒キノコほど美味しいそうだ。しかし、危険過ぎるので絶対に食べないように釘をさしていた。毒キノコが苦かったりすれば誰も食べない訳で、美味しいので毎年中毒者や死者がでるのだろう。

カヤの実 
御諏訪神社 赤羽自然観察公園 と散歩コースに多い。 

秋になると落ちた実で地面が覆われる。
果肉を剥がし、2週間ほど重曹水に漬けて灰汁抜きをする。
それを焦げ目がつくくらい炒って食べると、香ばしくてとても美味しい。
この実を絞ったカヤ油は最高級の食用油だ。

似たものにイヌガヤがありるが、こちらは食べられない。見分け方は本物の実は熟しても緑色だが、イヌガヤは赤茶色だ。イヌガヤの油は灯明等に使う。神社の神域にあるカヤは本カヤで、ご神木として大切にされていることが多い。

オニユリ 赤羽自然観察公園

今は暑いので草刈りボランティアが休んでいるので無事に咲いていた。郷里の南九州に多い百合で、秋に百合根を取って食べていた。東京では珍しいので、誰かが球根を植えたのだろう。
花を見つけた時、子供の頃、大きな百合根を掘り出した時の興奮を思い出した。百合根を持って帰ると母が薄甘く煮てくれた。微かにほろ苦い上品な味は今も好きだ。百合根は市販されているが、野生のものは香りも味も一段と良い。

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