暑さが戻って来たが、風に秋の気配を感じる。11年8月25日
エネルギー再生法案は通ったが、骨抜きになりそうだ。電気代が高くなるとの反対派の意見は分からないでもないが、結局は企業を楽にさせるための骨抜きだろう。かって日本企業は、次々と立ちふさがる難問と果敢に闘ったから繁栄して来た。もし、産業界が裏から手を回し骨抜きにしたとしたら、かって米国自動車産業がマスキー法に反対したのと同じ愚を日本が繰り返すことになる。
韓国LGが有機ELテレビ発売のニュース。有機ELテレビはまだ耐久性では問題が残っている。早くに手がけたソニーは殆ど撤退しているのに、膨大な投資をして儲かる目算はあるのだろうか。技術の下支えを日本の素材メーカーがしているが、液晶との価格差を小さくして抜群に画質が良くなければ勝ち目はない。もっとも、損得は生産設備を輸出した日本企業には関係ないことだが。
日本から中国への技術移転が進み、中国産液晶の品質向上と値下げは確実に起こる。その状況でのバカ売れは難しい。結局は消耗戦で、8年後辺りに国内需要に支えられた中国勢が勝つ可能性が大きい。更に日本技術の流出先が東南アジア辺りに変わり、無名の電機メーカーが突然出て来て市場の下克上が激しくなるかもしれない。
すでにテレビは儲からない商品になった。少数のメーカーが大量生産して大幅コスト減をしないと利益は出ない。欧米のメーカーが殆ど手がけていないのはそのような理由による。これからはアップルのように、企画とソフトを立ち上げ、アジアのメーカーを買いたたいて製品を作らせるのが一番上手な儲け方だろう。
偏見ではなく、仮に高品質の韓国製品が出ても買いたくない。韓国が親日でなくてもいいが、今のように反日に凝り固まり、黒を白と言い張り、収奪的に攻勢をかける国の製品を買う気にはなれない。彼らは顔だけにこやかに握手を求めながら足で蹴っ飛ばし、官民あげて不公正に日本企業を潰そうとしている。
韓流スターの優しさは韓国のにこやかな部分だ。それに日本のおばちゃんたちは気づいているのだろうか。日本企業が叩き潰されたら韓国への買い物ツアーも、韓流ドラマも楽しめなくなる。それが公平な競争の結果なら諦められるが・・・
彼らの思想は幼時からの教育によるもので簡単には改まらない。たとえば、韓中の反日教科書と日本の教科書について、数年前、米スタンフォード大学が調査した。それによると、韓国、中国が極めて反日的で利己的な愛国主義教科書を使っているのに対し、日本の教科書は中立的に抑制され、戦争賛美をせず、愛国心を煽らず、極めて公正だと評価していた。
赤羽自然観察公園、古民家の空。ツクツクホーシが鳴いていた。この声を聞くと、5,6才の頃、母に手を引かれ蝉が鳴く澄み切った青空を見上げていたのを思い出す。
カナカナが鳴いていれば、もっと雰囲気が出るのだが、最近、めっきり減ってしまった。3年前まで、住まいの下で、夕暮れに鳴いていたのに、今はまったく聞けなくて寂しい。
指揮者の小澤征爾氏75才が体調不良で再び休演した。長野県松本市で開催中の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で25日夜、オペラ公演を予定していたが開演直前に体調不良を訴え休演した。軽い肺炎で休演した23日に続き2回目。
氏は69才辺りから次々と体調不良が続き、去年は食道がん治療で長期休演した。音楽界では最高峰へ上り詰めた氏だが、体力が弱ってはかっての栄華を取り戻すのは無理だろう。どんな人にも終わりがあることを目の当たりにした心地だった。
赤羽自然観察公園の萩の花。
5月から咲いているが、こぼれるように咲き誇るのはこれからだ。
眺めていたら、急に鎌倉に行きたくなった。
東京北社会保険病院の庭。
早くもパンパスススキの穂が出た。
赤羽台団地の道。
今年のサンマは太っていて大きくて美味い。
丸ごとたっぷりの塩に3日間漬けてざっと水洗いし、ガスオーブンに入らないので頭を落して焼いた。
皮に切れ目が入っていないので、塩分は染みていず塩味は薄い。丁度、塩から状態でアミノ酸分解が進み旨味が濃厚になっていた。
暑さが戻って来たが以前とは違う。
扇風機の風が冷たく、先程止めてしまった。秋は近いようだ。
今日は不思議な夕日だった。
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