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2011年9月15日 (木)

国会の重要案件は言葉狩り。無用の長物の政治家に日本の未来は期待できない。11年9月15日

テレビを点けると国会中継。相変わらず鉢呂前大臣の失言問題を野党が追及している。
彼の「放射線つけちゃうぞ。」の冗談は稚拙で低俗でまったく笑えないのだが、それくらいで大臣を辞任する必要はない。まして「死の街」発言追求は悪質な言葉狩りだ。「死の街」発言は「ゴーストタウン」なら問題ないと言う。英語なら良くて日本語なら悪いとは、到底理解不能だ。ここまで来るとバカバカしい宗教論争レベルの低次元さだ。
鉢呂氏を辞めさせるとしたら仕事ができない場合だけだ。言葉尻を捉えて辞めさせていたら、国政から人材は払底してしまう。大臣の適任者が仕事ができるか否かではなく、危ない発言を一切しない慎重居士だとすると、国民にとって、これ以上の不幸はない。

昨夜のテレビ東京のWBSで関西の若者たちの活動「ホームドア」を紹介していた。
ホームレスと放置自転車を結びつけ、自転車のシェアリングを事業化する活動だ。ホームレスに放置自転車の修理や管理を任せ、ホームレス救済と自転車の再生活用を図る画期的なものだ。
このような活動は、海外に目を向けず内向きだと日本の若者たちを馬鹿にしている識者たちに是非知って欲しい。海外の貧困問題解決は確かに重要だが、それは欧米の若者たちにでもできる。しかし、世界に先駆けて少子高齢化した日本の問題は日本の若者にしかできないことだ。もしこのような活動が成功したら、世界の未来に大いに貢献できる。

今日本では、高齢層と貧困層の労働力が有り余っている。この二つを活用すれば失業対策と公費抑制が同時に可能だ。たとえば、小規模土木会社の設立がある。道路の穴とか、プロク塀のひび割れ等、小規模工事をホームレスに請け負わせて、失業者救済事業にする。ホームレスには土木作業の経験者が多く活用が容易だ。初期投資が必要な道具や資材は地方自治体が貸し出せば良い。土木工事だけでなく、高齢者住宅の補修や庭の手入れなどの請負もある。

お金を与えて若者たちを遊ばせているような生活保護制度を続けていたら日本は滅びる。殆どの日本人は自力で稼ぎたいと思っている。その問題に、上記のような生きの良い若者たちを活用すれば日本浮上のチャンスになる。

先日、絵描き仲間から電話があった。個展をしても絵が売れず、とても厳しい、と言った話しだった。それに関して10年前のことを思い出し、日記を遡って見つけた。

・・・旧知のTV番組制作会社から貧乏絵描きを紹介してくれと電話があった。
「私も貧乏ですけど。」
即答えると「またまた、冗談おっしゃって。」と担当者は笑った。
「本当ですよ。」と言ったが信用しない。
暇ついでに詳細を聞くと、探しているのは絵描き希望の貧乏な若者だ。貧乏は当たっているが若者ではないので、当然私ではない。更に詳しく聞くと、
例えば、親に絵描きを目指すと話すと猛反対され、東京へ家出して頑張っている。でもなかなか芽がでない。そして苦労の末、ようやく銀座で初個展が決まる。彼はその報告に10年ぶりに帰郷。

雪に埋もれた小さな町。
そっぽを向いて酒をあおる頑固親父。台所でオロオロする母親。
「元気に帰って来たんだから・・・もう、許してもいいじゃない。」
息子の背中越しにとりなす母親。
父は「バカ野郎」と一言。
息子は黙って頭をさげ、個展開催を報告。後ろ向きの親父の目に涙が光る・・・素直に喜ぶ母親・・・

制作者はそのようなベタな展開を期待していた。
「今時、絵描きを反対する親なんていませんよ。」と笑うと
「そうですか。いたら貴重だと思うんですけど・・・」
担当者はそう言って電話を切った。

最近の親は、絵描きを目指す子供を積極的に支援する。しかし、子供は才能の無さに気付いて絵描きを止めたいのだが、親の手前止められず苦悩するケースが多い。
実際は銀座で100回個展をしたとしても絵描きとしては食えない。それが現実だ。

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夏草に埋もれた桐ヶ丘都営団地の公園。団地から子供がいなくなって、誰も遊んでいない。赤羽に引っ越して来た38年前、この公園は駆け回る子供で溢れていた。目をつぶると、子供たちの嬌声が聞こえて来そうだ。その子供たちの殆どは団地を去って行った。

R_2R_3R_4R_5桐ヶ丘でヒョウタンを見つけて写真を撮った。
「可愛いですね。」
カメラを構えている私におばあさんが話しかけた。
「成長するまで、盗られないで済むと良いですね。」
答えると、おばあさんは笑っていた。

桐ヶ丘都営団地。
右は北中学校グラウンド。
入道雲へ向かって自転車が走って行った。

 廃屋に 一人よりそう彼岸花

今年、始めての彼岸花だ。
荒れ果てた柵の傍らに、1輪だけ咲いていた。

夕暮れ、川向こうのライフへ買い物へ行った。
左上は埼京線の高架。
ライフの看板の左に北赤羽駅がある。

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