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2011年12月31日 (土)

思い出の 長き影追う 年の暮れ 11年12月30日

今、受けている仕事を1月4日にメール添付で提出し、クライアントのクレームを加味してすぐに仕上げに入る。だから、年末年始も仕事だ。昨夜は深夜まで年賀状書きをしていた。今日は正月用の買い物。大掃除も予定していたが時間がなくなったので、明日、大晦日に変更した。

時間にゆとりがなくなったのは、クリスマスイブに浜田氏宅で飲んで帰ってから風邪を引いたからだ。2日ほどゴロゴロしていたら風邪は治ったが、その後、友人に誘われて飲みに行った。
年賀状はプリントに気に入らない箇所があり、全部やり直して時間を食ってしまった。毎年の事だが、年末年始は忙し過ぎて嫌いだ。

買い物の大混雑も憂鬱になる。イトーヨーカ堂は元旦も開いているので、買い物は抑え気味にした。八百八でクワイを売っていた。死ぬ半年前、テーブル前で母はクワイの芽を残して丁寧に剥いていた。クワイは正月用のガメ煮に入れる。その母の後ろ姿を昨日のことのように思い出す。

正月準備をしていると、子供の頃を走馬灯のように思い出す。大家族で、今の私以上に母は忙しかったはずだが、とても楽しそうに準備をしていた。私たちがいたので少しも苦にならなかった、と母は後年よく話していた。私が面倒に思うのは、その相手がいないからかもしれない。

先日放射線の低被曝の害についてNHKでやっていた。低被曝でもガンになる怖さを警告した番組だが、NHKにしては裏付けデータの明示がなくて、感情的で説得力に欠いていた。

朝日の特集で、ある放射線医学者が低被曝も極めて危険だと喧伝している武田教授を批判していた。低被曝について、非科学的な危険論が横行し、それによる精神的な害が大きくなっている。自然放射線量が福島以上の高レベル地域が世界に多く在るのに、そのりことに何故か彼らは言及しない。高レベル地域に昔から住んでいる住民の疫学調査では、ガンの発症率は他地域と比べて変わらない。それより低レベルの福島、それより更に低レベルの東京がなぜ危険なのか彼らは説明しない。

低レベルで危険なのは放射性ヨウ素の長期連続摂取だ。これは半減期が8日と極めて短く、現在、原発からの排出はない。チェルノブイリの子供に甲状腺がんが多発したのは内陸部でヨウ素の体内量が少なく、入り安かったことと、放射性ヨウ素汚染牛乳を連続摂取したからと言われている。

新聞特集で取り上げられていた東京在住の若夫婦は妻が子供を連れて九州に避難すると言い出して、夫婦喧嘩になっていた。彼らも、武田教授の被害者だ。私の知人にも、そのような若いお母さんがいて、古米と缶詰だけの食事、家の外へ出る時はマスクとレインコート、とノイローゼ状態で既に健康を害し危険な状態になっている。

彼らが低レベル被曝容認と原発推進をリンクさせているのも問題だ。低レベル被曝容認と原発推進は何の関係もない。私は脱原発の考えだが、低レベル被曝は容認している。人類史上、人が放射線のない状態で暮らした事は一度もない。空気があるのと同じくらい自然に、低レベル放射線は太古から地球上にあった。それなのに、彼らは放射線は皆無であるべきと無茶な事を言って国民を惑わせている。

世界的な高レベル汚染は核実験が繰り返された1960年代にあった。私の世代はたっぷりと被曝しているが、武田教授が警告するほどの明らかながん発症率上昇はみられない。だからと言って核兵器を容認している訳ではなく、私は核兵器絶対反対の立場だ。

このような混乱を生んだ元凶は政府にある。一刻も早く、正確な情報を流すべきだ。食品一つ一つに放射線量を明示すれば国民は冷静に判断するようになる。先のノイローゼ母親も、原発事故とは関係ない外国産であっても基準値以上の放射性物質を含んでいる事を知ることになる。たとえばフランス産マーマレードだったか、基準値以上に含まれていたとの報道が先日あった。放射性物質はそのように、太古の昔からごく自然に普通にあるものだ。

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 思い出の 長き影追う 年の暮れ

緑道公園の散歩道。もと軍需工場への引き込み線跡に作られたので、線路模様になっている。

C2C3C4C5緑道公園の葉牡丹。
厳冬期を彩る数少ない園芸植物だ。

赤羽自然観察公園のミズキ。
青空に枝を広げたミズキの端正な梢は本当に素晴らしい。

東京北社会保険病院庭のハナちゃん。
芝生に座ってお茶を飲んでいたら、駆け寄って来た。
陽気でとても可愛い女の子だ。

正月用品の買い物帰り、東北線のガード下。
静かな午後の陽光が心に染み入る。

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