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2012年1月12日 (木)

NHK「ためしてガッテン」の不安の解決方法と次世代テレビの動向。12年1月12日

昨夜のNHK「ためしてガッテン」は不安の解決方法だった。仕事をしながらなので、きちんと見ていないが登場した精神科医の治療法は耳に残った。

それは、不安に囚われて嫌な考えが次々と思い浮かんだ時、「・・・と思った。」を付け加えるだけの簡単なものだ。「ガンかもしれない・・と思った。」とか「交通事故に遭うかもしれない・・と思った。」と言った具合だ。付け加えるだけで、現実を否定もねじ曲げもせずに素直に受け入れられて、不安が解消するらしい。

悩みと不安は微妙に違う。不安は対象が漠然としているが悩みは明快な場合が多い。不安を突き詰めて行くと悩みに変化するのかもしれない。私の場合は不安は小さく殆どは悩みだ。だから早速「仕事が巧く行くかな・・と思った。」とつぶやいてみた。確かに、少し心が軽くなったような気がした。

母が死んで以来、病気に対する不安は小さくなった。それは守るべき対象がなくなり、無責任に自由になったからだ。私の病気に対する悩みは単純で、治療費が用意できるかどうかだけだ。それでも、日本は健康保険が整っているので、米国と比べたら悩みは小さい。米国では盲腸の手術でも5百万ほどは必要で、一般家庭がまともに治療すると生活が破綻する。だから、手術が終わったら2日程で退院し、病院近くのホテルで売薬で回復を計るのが一般的らしい。

日本ではどんな貧困家庭でも高度医療が受けられる。生活保護なら無料で、私たちでも1ヶ月に3万程が負担限度額だ。この素晴らしい制度を守るためにも消費税は受け入れなければならないようだ。自民党政権時代から、大衆迎合のために何れ破綻する赤字国債を出し続けて来た。国費の無駄使いを改めるのが条件だが、そろそろ何とかしないと本当に国家は破綻する。

1000兆円も赤字国債を抱えているのに円が高騰し続けているのは、ユーロ圏に比べ、まだ税収に伸びしろがあると海外投機家が判断しているからだ。消費税の伸びしろがある日本はまだ幸運な先進国なのかもしれない。しかし、日銀と財務省がなぜ円高を容認しているのか理解不能だ。一説では円安になると日本景気が回復して税収が増え、財務省の増税計画の根拠がなくなるから、と言われている。もし事実とすると、官僚が日本の衰退に手を貸していることになる。


米国での今年の家電見本市では、次世代テレビの路線が見えてきた。技術力を武器に超高画質を目指す日本企業と、アプリやコンテンツを中心にサービス化に活路を見いだそうとしている韓国企業だ。次世代テレビを巡る標準化競争もからみ、今後が注目される。

見本市では韓国サムソンとLGが大型有機ELテレビを発表した。それらは今年中に日本国内でも発売の予定だ。液晶も有機ELも日本が先鞭をつけながら韓国に追い抜かれた。日本は官民ともに制度に問題があったからだ。
ソニーは有機ELテレビから撤退したがパナソニックが2年くらいで発売の予定だ。もし買うとしたら国産が出るまで待つつもりだ。理由は、日韓の国際競争ははなはだ不公正だからだ。半導体でも、造船でも、自動車でも、その裏面で日本の技術が只同然で大量流出している。もし韓国や米国だったら逮捕される程の背信行為だ。

しかし、したたかな韓国メーカーでもテレビで利益を出すのは無理だろう。欧米がテレビを作らないのは利益を出せないからだ。その意味で、自社では製品を作らずシステムで高利益を上げているアップルの戦略は巧妙だ。

大型有機ELテレビにめどをつけているパナソニックは有機ELパネルは外注にする。それが台湾か国内メーカーかは分からないが、賢明なやり方だ。
有機ELテレビを捨てたソニーは微細なLEDを600万も並べたクリスタルLEDテレビで巻き返しを図る。現在出ているLEDテレビはバックライトをLEDにしているだけで、本当のLEDテレビではない。

その利点は低電力と耐久性の良さだ。有機ELは点けっぱなしで使わないタブレットでは有効だったが、テレビとなると耐久性に問題がある。ソニーのクリスタルLEDテレビそれらを解決している。しかし、微細なLED素子をむらなく600万個も並べる技術開発には大変な困難さがあっただろう。液晶との比較では、輝度が高く外光でも明瞭に見え、真横から見ても画面の劣化がなく、消費電力も少なく、有機ELと同等かそれ以上に高品質で、ソニーが有機ELを捨てた訳が理解できる。1日も早く発売して欲しい究極のテレビだ。

しかし、利益を出せるか否かは製品にはなく、アップルが行っているアプリやコンテンツを中心にしたサービスシステムにある。既に画質は網膜が判断できる限界値に近づいていて、高画質テレビに意味はなくなった。ソニーは数年前にグーグルテレビを作って先鞭を付けたが、使いにくくて普及しなかった。それらの反省に立って、日本メーカーは総力でシステムを作り上げないと半導体の二の舞になる。私は今までの日本メーカーとは、これからは違うと信じている。

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5時半に目覚めた。就寝は0時半で寝足りないが、玄関前通路へ出て、凍てついた烈風に体を揺らされながら早暁の月を撮った。冬の月は美しい。昼も朝夕も素晴らしい。

元旦から10日まで仕事詰めで、10日前夜は徹夜だった。それで、それを機会に夜昼逆転の生活を改めた。まだ日中が眠いが我慢して夜に寝るようにしている。

H2H3H4赤羽駅近く。道路拡幅工事中。クラシックなビルは古いものではない。

スーパーで待っているワンコ。

 捨て犬の 思いでいつも君を待つ

リードは繋いでないが、じっと待っている。利口な子だ。 声をかけると、寂しそうに見上げた。

新河岸川上流、小豆沢方面。中央より少し左に富士がある。

最近、車のシエソタのCM「子供は遊びの天才だ・・」が耳につく。父と子が古典的な猿の真似をしているのだが面白くない。唄っている程に、少しも天才的な遊びではないのが気になる。

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