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2012年4月 6日 (金)

カラスと争うハクビシンに遭遇。原発再稼働と大企業の格安電力料金。12年4月6日

昨日の散歩帰り、突然頭上でカラスが、けたたましく騒ぎ始めた。見上げると電柱の横木からタヌキみたいな動物が電線を伝って逃げて行く。カラスはその回りを威嚇しながら飛び回っていた。動物は電線を巧みに綱渡りして、たちまち30メートル程離れた赤羽台の木立の中へ消えて行った。その様子は急いでカメラに収めた。

帰ってから画像を点検するとハクビシンだった。大変なスクープ写真を撮ったと喜んだが、「電線・ハクビシン」で検索すると、ゾロゾロ出て来た。今では都内各地で、電線を伝っている姿が目撃されているようだ。今日のハクビシンはカラスの巣の卵を狙って反撃されたのだろう。ハクビシンは始めてで、得したようでとても嬉しかった。

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一瞬、タヌキと間違えたが、犬の親戚のタヌキは足裏の構造上このような綱渡りは絶対にできない。尻尾もタヌキより長いのでハクビシンと区別できる。白い鼻筋が見えたら確信できたが、見上げるこの角度では無理だった。

ハクビシンは果物好きで、都内は果樹を庭に植えている家が多いので自然繁殖している。移動は写真のように電線を使うので事故も少ない。卵が大好きで、写真のようにカラスはいつもハクビシンを警戒している。

タヌキなら幾度も目撃している。始めて目撃したのは8年前の母が元気な頃の早春で、ブログにも書いた。散歩途中、御諏訪神社の階段下に母の車椅子を止めた。いつものように私だけお詣りに階段を上って行くと、境内から黒っぽい太った中型犬が私を見下ろしている。しかし、犬にしては間抜けな顔だ。よくよく見るとコロコロ太ったタヌキだった。

タヌキは目を丸くして私を見ていた。黒い長毛に明るいベージュの下毛が密生して高級毛皮のように美しい。急いで引き返して母に見せようとしたが、タヌキは逃げてしまった。タヌキが出没しているのは噂で聞いていた。追いかけて階段を上ると、境内の自然林へタヌキが転がるように逃げて行くのが見えた。道々、母にタヌキがいたと話したが、それは太ったネコか野良犬だと信じてくれなかった。

 赤羽自然観察公園で母にリハビリをさせて、帰りは緑道公園を抜けた。天気が良く、暖かくさわやかな日だった。
「せせらぎが聞こえるよ。」
茂みの傍で、母は耳を澄ました。だが、その辺りにせせらぎはない。
音がする茂みを探すと老人が立ち小便していた。

「まるで深い山の中みたいで、清々しい。」
母はオシッコの音に聞き入りながら、気持ち良さそうに深呼吸した。どうやら、母は行きがけのタヌキにだまされたようだ。母があまりに感動しているので、立ち小便だとは黙っておいた。

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赤羽自然観察公園の河津桜。桜は自然林の中にぽつんと咲いているのが風情がある。殊に河津桜の紅は映える。

政府は原発再稼働を計画している。賛成反対を除外して、政府発表の安全判断基準を冷静に判断してみた。

建屋への浸水対策・電源の複数のバックアップ・冷却水の水源確保・それらは単純な作業で実現可能だろう。しかし、それでもなお電源喪失などの過酷事故は起きる。
最後の安全弁のベント装置と水素爆発防止策・格納容器の除熱機能の多様化・ベント配管の独立性確保・ベント排気の濾過フイルター設置・格納容器の配管の破壊防止・過酷事故時の計器の機能確保・いずれも完成前での見切り発車だ。これでは、事故以前の安全思想と同じで、到底、現地の自治体や住人の承諾は得られないだろう。

政府もマスコミもクズばかりになった。
菅政権が浜岡原発を止めた時、全国の原発にストレステストを課した時、野党自民党は猛反発したが、今は沈黙を保っている。あの怒号の嵐は何だったのだろうか。

震災直後、原発近くの町を「死の街」と発言した大臣、「現場がアイデアを出さなかったら、予算はつけないぞ」と言ったヤクザな大臣、いずれも野党とマスコミの袋だたきにあって辞任した。このマスコミと野党の姿勢は何だったのだろうか。

今、死の街は厳然とした事実で、そう発言しても誰も何も言わない。
後者も、現場を知らない官僚の復興計画押し付けが間違っているのは当たり前で、現場にアイデアを求めてどこが悪かったのだろうか。野党とマスコミは騒ぎを垂れ流すだけで反省がない。これでは戦前、国民を戦争に煽り立てた当時のマスコミ・政治家と変わりない。

辞任した二人の大臣に比べ、野田政権の防衛大臣の無知ぶりは目を覆いたくなる。しかし、野党とマスコミはあの時のような苛烈な攻撃はしない。それらの判断基準の差はどこにあるのだろうか。私にはさっぱり分からない。

東電値上げについて。それに対し大企業から東電批判の声が上がっていない。理由は、1990〜95年まで段階的に進んだ電力自由化によって、大口事業者向けは「自由化部門」とされたからだ。その結果、家庭向けが20.37円、法人向けが13.65円となった。

一説ではその差は更に大きく、一部の大手はキロワット時あたり8円以下らしい。だからこそ、大企業からは電気料金値上げの文句は一切出ていない訳だ。

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