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2012年7月18日 (水)

個展三日目。12年7月18日

昨夜はスケッチをしながら2時まで映画を見ていた。
朝7時に起床して少し眠い。玄関を開けると梅雨明けの陽光が鈍く照りつけていた。今日も暑くなりそうだ。

朝のニュースは暑さへの怨嗟の声に生活保護不正受給・タレントの妊娠。妙に噛み合ない話題が気持ち悪く散りばめられていて気分が悪くなった。

希望を持つと同時に未来を恐れ、暑い夏に汗を流し、寒い風に身をすくめる。そのようなありきたりの繰り返しがすばらしい。しかし、多くの人は冷房の効いた安全な部屋から、それらを他人事のように眺め、覚悟も責任もないまま未来へ駆け出している。

書き込みをしていると突然、10年以上話したことがない同窓生から電話が入った。
今年の同窓会の幹事をやってくれと言う。同窓会には母の介護をきっかけに参加は止め、すでに10年が過ぎた。その間に、殆どの同窓生は定年を迎え悠々自適の年金生活に入っている。

彼らと会ったところで、孫や海外旅行の話題と、生き抜こうともがいている私とでは、かみ合う箇所はない。丁重に断り電話を切った。

これから遅い朝食を摂って個展会場へ向かう。
体調は良いが心は少し折れ気味だ。連日、人に会って話していると、無性に一人になって仕事をしたくなる。

昨日は食材の買い物があったので、個展会場から寄り道せずにまっすぐ帰った。
京浜東北線の車中、乗客の5,6人先に慢性閉塞性肺疾患らしく携帯型の酸素吸入器のカートを引いた男性が立っていた。彼は立っているのが辛いようで空席を探していた。
私が立っているのは優先席区域。向かい合った席に若者5人に小母さん一人。全員がスマホに熱中していて、他人に無関心だ。怒りが込み上げ、爆発しそうになった時、次の駅に着いて男性の前の席が空いて彼は腰かけた。会期中はトラブルを避けたかったのでホッとした。

北赤羽の手前の赤羽駅で下車し、高架下のスーパーで野菜類を買った。
帰り道の桜並木を急いでいると、なんでも屋の主人が声をかけた。
個展へ行けなくなった詫びだ。90近い母親の世話をする者がいなくなりどうしても行けなくなったと、こちらが恐縮するくらい何度も詫びた。このような誠実な人と出会うとホッとする。彼の気持ちはとてもよくわかるので、握手をして別れた。

画像は「夏休み」
認知症が始まったおじいさんは毎日バス停へでかける。
おじいさんは帰り道が分からなくなることがあるので、孫が毎日ついて行く。

おじいさんは以前住んでいた家へ帰るつもりだ。
しかし、その家は取り壊され、妻もいない。
だけどおじいさなは、そこで妻が待っていると信じている。

Natu_2

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