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2012年12月 1日 (土)

TPPにより日本の食料自給率は悪化するが成立しなくても破滅する。 12年12月1日

選挙通知が来たが誰に投票するか迷っている。候補者に望ましい人がどうしても見つからない。
争点は景気浮揚と原発とTPP。TPPが成立すれば確実に日本農業は衰退して、食料自給率は更に悪化する。しかし、成立しなくても歴代の農業政策失敗により平均年齢が70歳近い日本農業は衰退する。要は速いか遅いかの問題だ。完全に滅びても、世界有数の優良農地は残る。農業は極めて専門性の高い産業で、熟練した農民がいなくなったら再生は無理になる。まだ農業専門家が残っているうちに再生をしたほうが日本農業の未来は明るいかもしれない。

景気浮揚は期待しない方が良い。右肩上がりでないと維持できない経済システムは成熟した日本ではすぐに行き詰まる。むしろ、穏やかな自己完結型の経済が日本には向いている。

バブル期を懐かしむバブル待望論を聞くが、それについてある経済学者が面白いことを言っていた。その国が一番活力を示す時期は、衰退を始めた頃らしい。日本のそれはバブル期の団塊の世代が世帯を持った頃だ。核家族が本格的になり、少ない子供に豊かな収入が重なって空前の好景気が生まれた。

韓国は今まさにその時期で、20年後には日本以上の衰退が始まると韓国政府機関が危惧している。それに対し韓国政府は北朝鮮と中国から安い労働力を大量に入れて乗り切る計画だ。はたしてそれが根本的な解決になるか疑問だ。大企業はそれで大いに潤うが、日本より公的年金と健康保険が貧弱な韓国では、一般市民はとてつもない苦渋を強いられることになる。

画像は都営桐ヶ丘団地のイチョウ。

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今日は朝から喉が痛くて気怠い。悪化しないように葛根湯を飲んだ。
母の介護をしているころから体の中はボロボロだった。しかし、それは表面化せず、見かけは元気で疲労もなかった。その頃はまるで高馬力のエンジンが体に入っているみたいに、急坂でも母の車椅子をグイグイ押し上げることができた。それが、母の死の半年前辺りからボロボロに壊れた体が表面化して無理がきかなくなった。

20代の頃に一度、風邪で三日ほど寝込んだことがある。その時はアパートの一人暮らしで、とても大変な思いをした。それ以来、先に予防措置をするので寝込むことはなくなった。しかし、60歳を過ぎる辺りから高熱で年に数日、横になることが増えた。それでも母の介護は休めないので、寝込まずに続けていた。

食品はその日に使う分を毎日買い物へ出かけている。午後に雲が晴れ青空が広がったので買い物へ出た。知らないうちに雨が降ったようだ。湿り気を帯びた冷たい外気が熱っぽい体に心地よかった。

散歩道のイチョウが見事に色づいていた。毎年のことだが、青空に映えるイチョウは何度見ても感動する。明日、風邪が悪化することを考慮して、二日分の買い物をした。家族持ちは気がつかないことだが、一人暮らしだと次へ次へと手を打たないと食事すら取れなくなる。

母は介護が必要になっても電灯やテレビを点けたり、電話を取ったり、留守番くらいはできた。だから、私が何もしなくても、母の部屋の電気とテレビは点いた。しかし今は、夕暮れになっても母の部屋は暗く静かなままだ。この事実に晒されると、人は何もしなかったら確実に死ぬのだと嫌でも分かって来る。

昨日、田舎へ帰っているお隣の奥さんへ電話をした。ご主人が留守番している住まいの明かりが見えないからだ。
「あの人はいても玄関近くの明かりは点けないから、外から分からないだけですよ」
奥さんは明るく答えていた。
その後、夜の散歩へ出かけるとお隣の台所に電灯が点いていた。多分、奥さんが電話をして点けておくように言ったのだろう。行き帰り、明かりを見るとホッとした。

パソコンは殆ど開かないが、唯一ブログだけは続けている。これを休むと、知人たちが何か急変があったのではと心配する。メールは仕事関係があるのでチェックは欠かさない。しかし最近、仕事のメールはまったくなくなったので送信することも激減した。

電話は殆どかかってこないし、かけることもない。携帯は受信が不安定なので殆ど切っている。その状態なので、今は意識が自分の狭い世界にぎゅうっと押込められている感じだ。そんなことを続けていると心を病むので、外界と触れられる散歩はとても重要になった。だから、少々風邪気味でも散歩には出かけている。

画像は今日の夕富士。

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