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2013年2月13日 (水)

自然公園と韓流ドラマ。13年2月13日

昨日は陽射しがなく部屋は肌寒かった。その前夜、ケフィアヨーグルトを仕込んだ。寒くて発酵が遅いので、牛乳は暖め30度のぬるま湯を張った魔法鍋に仕込んだ。翌朝には15度に冷めたが、発酵は進みすぎて表面にすができていた。ケフィア菌には30度でも高すぎたようだ。次は25度で試すことにする。

ケフィアは15度でも時間はかかるが発酵する。酒醸造に低温熟成があるように、低温で時間をかけて発酵させたケフィアはとても美味しい。

午前中は絵の下書きを修正したり、掃除をしたりして過ごした。一人暮らしでは、常に次に何をするか予定を立てないと際限なく何もしなくなる。それはぞっとするほどに何も起きず、食物を含め総てがなくなり、命すら危うくなる。

母の介護をしている頃は毎日することが多かった。ぼんやりしていると「出かけなくていいの」とか「今日は病院じゃないの」と母が声をかけた。電話や来客も多く、何にもせずに時間が過ぎる日はなかった。一人暮らしでは住まいから生命感が消えて行く気がする。人が大勢いて住まいは命を保てるようだ。

三陸震災から間もなく2年。一人暮らしの被災者に孤独死が目立つようになった。亡くなる方は50代の男性が大半だ。おそらく何もする意欲がなくなり、奈落に落ちて行くように酒を飲み、病んで行った結果のようだ。

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午後は上野歯科医院に歯メンテナンスに出かけた。歯石は少なく、次の治療は4月ころだ。帰りは赤羽自然観察公園へ回った。春の木ではネコヤナギが大好きだ。以前、沢山自生していた水辺を探したが、総て刈り取られていた。

この公園は民間ボランティアが手入れしている。5年程前からボランティアの方針が変わり、地表は土が見えるまで熊手が入れられ腐葉土は薄くなった。コウゾ、バイカウツギ、ニガイチゴ、ホトトギス、ヤマユリ、ナデシコ、など多くの灌木や野草が消えた。無謀な剪定と伐採のため自然な樹形を保っている木も殆どない。

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写真の辺りにはネコヤナギやホトトギスや桜草が生えていたが今は壊滅した。中央にかき集めた枯れ葉や剪定した枝が積み上げられ、腐葉土は袋に入っている。ボランティアの名目は里山回復だが、彼らは老後の趣味として庭の手入れ感覚で自然破壊をしている。

夜、仕事をしながらNHKドラマ二つを聴いていた。
一つは「いつか陽のあたる場所で・幸福になる資格」
前科のある女性二人が恋に苦しみながら必死に生きている姿は毎回心を打つ。

次は「書店員ミチルの身の上話・疑念」
こちらは共同で買った宝くじが2億円に当たり、持ち逃げして犯罪に巻き込まれる書店員の話し。心の闇に自ら巻き込まれる主人公にハラハラする。
共に見応えがあり、最近、民放が不作なだけに貴重なドラマだ。

双方を見ながら、先日ネットで見つけた中国のある視聴者の日本ドラマ観を思い出した。中国では日本と韓国のTVドラマが放映されている。彼によると・・・日本ドラマが10〜20話とテンポよく展開するのに対し、韓国ドラマは30〜50話と長くストーリーは遅々として進まない。

日本ドラマのテーマは人生観、家族愛、社会問題など多岐に渡って、底辺に生きる人たちが必死に前向きに生きようとしている姿などを丁寧に描いている。対して韓国ドラマは、争い、嫉妬、罠、病気、事故がやたらと多い。
例えば敵同士が突然愛し合ったり、突然、病人が出て来て泣かせようとする。登場人物が異母兄妹や異父兄妹などと複雑な血縁関係だったり、お姫様と王子様のような人物が出てきて、元々問題などないのに故意に問題を作って泣きわめいたりする。

目が肥えた中国人視聴者たちは、韓国ドラマはすぐに展開が読め物足りなさを感じているようだ。
日本ドラマは深みがあり結末は予測できず、もう一度見てもう一度感動したい。何かを考えずにいられず、ちょっと見ただけでも一生覚えている。対して韓国ドラマは1話だけで結末が予想できて、早く見終わってしまいたいと思い、すぐに忘れてしまう。

これは中国の一部の視聴者の意見で、一般庶民には断然韓国ドラマが入り易い。これは韓流が人気がある東南アジアなどでも同じ状況だろう。韓国ドラマが総て上記のようなものばかりではないが、おおむね当たっている気がする。

日本でも、結末が分かっている「水戸黄門」は庶民に人気があった。しかし、テレビ東京の名作「鈴木先生」は視聴率が極端に低かった。ちになみに、日本で韓流が流行ったのは、日本ドラマから美男美女主演の単純明快な作品が減ったのが一因と言われている。

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