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2013年3月10日 (日)

うたかたの春爛漫に、ホームレスも一息。13年3月10日

今日も暖かく汗ばむ程だ。公園では、最近いつも見かけるホームレスがベンチで熟睡していた。彼は、昼間はそのように休んで、夜に食べ物探しなどをしている。彼は先のことは考えていないように見える。その日その日を過ごして、人生が終わるのを待っているのだろう。

ホームレスの多くは生活保護の対象になるが多くは申請しない。その最大の理由はプライドだが、債権者に居所を知られたくない人もいる。

生活の厳しさでは彼と私の立場は紙一重だ。違いは、私が生活改善の努力をしていることだ。私はあてにはならなくても、ただ夢中で絵を描いている。長生きできるとは思っていないが、すぐに死ぬ訳ではないので、とにかく生活を維持しようと頑張っている。

夕暮れ、川向こうのライフに買い物へ出ることがある。その途中のガード下でよく出会うホームレスがいる。彼は集めて来た大量の空き缶を、その暗がりでせっせと潰している。先のホームレスと違い、彼は仕事がしやすいすっきりとした身支度で、一刻も早くホームレスから抜け出ようと前向きだ。

先月、その彼が暗がりで結跏趺坐-けっかふざ-していた。結跏趺坐とは座禅の姿勢のことだ。買いものを済ませて帰る時も彼は微動だにせずにその姿勢のままだった。それ以来彼には会っていない。彼は何を決意したのか、気になる。

帰宅すると部屋の中は冷やりとしていた。誰もいない住まいに帰る気分は滅入る。買い物して来た食品を冷蔵庫にしまい、仕事部屋の電灯を付けたりしている内に、住まいが少しずつ生き返るのを感じる。

住まいは人がいないと死んでしまう。3年前までは、要介護の母が居るだけで住まいに生命感があり、帰宅すると我が家の暖かさを感じていた。住まいを生き返らせるのに家族はとても大切だ。

食べ物を片付けてから、汗ばんだTシャツを着替えた。右肩腱板を損傷しているので、左手一本で汗で背中に貼り付いたシャツを脱ぐのが苦労だ。それから、スボンもワイシャツも総て洗濯して部屋干しした。私は花粉症があるので、黄砂に杉花粉が複合して霞んだままの外には干せない。

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公園では真っ先に柳が芽吹く。柳は北方の木で、北極圏までその仲間は多い。その中で一番好きなのはネコヤナギだ。しかし、楽しみにしていた自然公園のネコヤナギは総て刈り取られ残念だ。

M133101M_133102M_133103ユキヤナギが開花した。

沈丁花が馥郁と香っていた。

赤羽では様々な種類のスミレが咲く。


去年より電力燃料の巨額な輸入に伴い貿易赤字が恒常化している。
しかし、我が国は資源大国だ。日本海側の海底にはメタンハイドレートが巨大な固まりになって埋蔵されている。

太平洋側にも埋蔵は多く、総て合わせると100年程、国産だけで必要エネルギーを賄える。

問題は採掘上の技術的な難しさだ。

先日、それについて明るいニュースを聞いた。政府が開発を進めて来た愛知と三重の沖合で、世界で初めて海底からのメタンハイドレートの採取が実現する見通しとなった。

それによると、海底から数百メートルの深さの地層までパイプ装着が完了し、近く天然ガス採取が始まる。その海域だけで日本の天然ガス使用量14年分が埋蔵されている。

これからも紆余曲折はあるだろうが、日本の技術力を思えば、エネルギー問題は解決に向かいそうな気配だ。

明日、震災から2年が過ぎた。毎日のようにその後の考察が繰り返されている。
その中で、耳に残った現場からの声は・・・今求めているのは、志し高いボランティア精神ではなく、金儲けでも良いから、とにかく人が来て欲しいことだ。従来の復興ボランティアが怒りだしそうな意見だが、現場によると、巨額な復興予算がつぎ込まれているので、金儲けのチャンスは無数にあると言う。だから、出稼ぎ感覚で良いから大勢の若者が来て欲しいと言っていた。

そして、原発事故と大津波に襲われた東北は世界史に残る被災地でもある。ここで、何かをすることは世界史に加わる稀なチャンスで、若者たちは一旗揚げに来て、元気を盛り上げて欲しいとも話していた。

昔、阪神大震災の復興支援をした時、あるボランティア代表と知り合った。
利益を生まないボランティア運動は長続きせず、結局、被災者は置いてきぼりをくらう。だから運営組織はしっかりした利益を出して、運営費を確保し、永続的に復興支援をするべき、と彼は話していた。

当時、彼らは他のボランティア団体から不純だとバッシングされていたが、今思うと先進的な考えだった。今、三陸・福島の災害現場は現実的に変化して来たようだ。

今日のストリートビューはスペイン・メノルカ島。

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日本ではあまり知られていない地中海の小さな島だが、スペインでは大変人気のある観光地で、美しいヨットハーバーと多くの瀟洒なホテルがある。

雨上がりの映像が多い。スペイン本土と比べると湿潤で、日本に近い不思議な懐かしさを感じた。白いモルタルで縁取られた低い石積みの塀や建物が開放的で魅力的だ。

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