NHKゆうどき「もち麦」の健康パーワー・とても美味しそうで食べてみたい。13年4月9日
8日NHKゆうどきネットワークのテーマは「もち麦」の健康バワー。早速「もち麦」で検索してみると、殺到しているようでアクセスできない。この様子では「アーモンドで若返り」でアーモンドが店頭から払底したように、もち麦も消えそうだ。アーモンドは世界で量産されているが、もち麦が栽培されているのは日本、韓国、中国などの一部のみ。しばらくは入手困難かもしれない。
「もち麦」は、美容・血糖値とコレステロール値低下・メタボ・免疫力強化と多彩な健康パワーが注目されている。糖質が少ない上に繊維質が多く血糖値の上昇はご飯の半分程だ。穀類の中でも食物繊維の含有率は高く、白米の10倍含まれている。食物繊維はβ-グルカンで便秘にも大きな効果がある。β-グルカンは血糖値の上昇を防ぎ、血中コレステロールを下げ、腸の免疫力を高めて大腸ガンの予防効果がある。
私は健康パワーより、その美味しさに注目している。私はモチキビもモチ粟も大好きだ。もち麦も絶対に美味いと信じている。試食したアナウンサーの感想だが・・もち麦は粒のまま茹でただけで、しっとりとしていてタピオカに似た食感がする。カステラなどの和菓子の原料としても相性がいい。番組で紹介していた茹でたもち麦を加えた野菜サラダや、白玉団子代わりに加えたお汁粉は絶対に美味しそうだ。
調理方法は、沸騰したお湯にもち麦を入れ、芯がなくなるまで茹でて、流水で軽く洗ってぬめりを取り、そのままサラダやお汁粉に加える。--サラダ用は水1リットルに対し小さじ半分の塩を加えて15分茹でて薄く味つけする。茹でもち麦は麻婆豆腐に入れても美味い。
もち麦は多く茹でて小分けにして冷凍しておけばいつでも使える。サラダはフレンチドレッシクグで葉もの野菜とあえると、プチプチとサクサクが組み合わされて抜群に美味い。リゾットに使っても美味い。
五穀米の中には、もち麦を少量加えてあるものがある。番組では、もち麦4に対して米6の割合の麦ご飯を紹介していた。糖尿病食などの低糖質目的なら、それ以上に多くもち麦を加えても問題ない。
もち麦は大麦系統のもち性のある「はだか麦」の一種だ。「はだか麦」は種皮が簡単に分離する麦で、突然変異で生まれた。その一種のもち麦は昭和初期まで、餅米の代用として西日本の水不足地帯で栽培されて来た。チベットの主食ツァンパは「はだか麦」を炒って粉末にしたものだ。日本の麦焦がしに似ていて、バター茶で練って食べる。
「もち麦」は近年まで自家用として細々と栽培されて来たが、今はその健康パワーが注目されている。四国ではうどん、ソーメンに加えた地場製品が売り出されている。餅・団子類・煎餅などの和菓子のほか、パン、クッキー、ロールケーキ、カステラなどの原料としても注目されている。
日本の「もち麦」の代表品種は穂や粒が紅紫色で、以前は「スミレモチ」と呼ばれていた。栽培が難しくて途絶えそうになったが、近年、復活した。収穫期のもち麦畑は一面紅紫色に染まり実に美しいそうだ。早く手に入れて試食してみたい。
「もち麦」について専門的に知りたい人は、「米澤モチ2号」「四国裸93号」「ダイシモチ・・四国裸95号」などの品種名で検索するとそれぞれ詳細に出て来る。
後日、アメ横の穀物専門店に置いてあったので買った。500g500円くらいだと記憶する。食感はプチプチしていて、甘くないスイートコーンと言った感じだ。紹介していたように、サラダに入れると美味しい。その点でもスイートコーンに似ている。
日曜は強い陽射しに驟雨が交錯した。
咲き残っていたソメイヨシノは、雨風に散って、一気に青葉の季節になった。
花のゆめ 醒めて青葉の風寒し
何十回眺めても、新緑の純粋無垢な美しさには感動する。
ソメイヨシノに代わって八重の里桜が咲き始めた。今日も公園の芝生で、近所の主婦のグループがシートを広げ花見をしていた。一緒に来た春休みの子供たちが駆け回っているのがのどかだ。私はその楽しそうな光景を眺めなら持参したお茶を飲んだ。本当に素晴らしい季節だ。
帰り道のお寺の本堂入り口に花祭りのお釈迦様が飾ってあった。
他に誰もいない。一人で甘茶をかけ、母の冥福を祈った。
赤羽台団地の薄緑の桜「御威光」
団地は建て替え中で、工事塀の上から枝を広げていた。
アベノミクは成功するか、世間の耳目を集めている。株価は上がっているが、それは実勢価格に近づいているだけのことで、景気判断は難しい。仮に景気が良くても、我々が実感できるのは、早くて今年末あたりだろう。
日本製品が世界で売れるようになれば、本当の安定した好景気と判断できる。
そう言えば、中国艦艇の尖閣侵犯が減少している。2月あたりは毎日のように報道されていたのに、最近、殆ど聞かない。ようやく、中国は反日により、日本からの投資が激減したマイナス面に気づいたようだ。
北朝鮮は相変わらず米韓を相手に危険なチキンレースを繰り広げている。米韓日は冷静に対応し、中国は裏で強力に暴発を押さえている。しかし、今回はいつもと違う危険な雰囲気を感じる。経済の要、韓国との共同運営の開城工業団地から北側労働者を全員撤収させたが、それは経済的に自殺行為で短期に終わりそうだ。
問題は軍の現実的な長老の影響力が弱まり、若い金正恩は側近をイエスマンで固め、軍強硬派の影響下にあることだ。長老が力をなくした根底に、サボタージュ、上官への反抗と緩みきった軍の実態がある。食料や物資不足で士気の落ちた軍の引き締めは難しく、結果的に強硬派が台頭し制御できなくなってしまった。
本当に戦争の危機が迫れば、中国が介入して新政権樹立へのクーデターが起こる。既にその下準備はできているが、それは最悪の事態で、中国政府も現時点ではそれは望んでいない。米中ロが裏で交渉に入っているので、収束は近いと思っている。強行策の割に、金正恩政権が得たものは少ないはずだ。
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