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2013年7月11日 (木)

お盆が近づき、母の魂が呼び寄せるのか、知らない犬たちに好かれるようになった。13年7月11日

今日も35度を越えて、連続猛暑記録は更に伸びそうだ。
今年は蝉の初鳴きが遅れている。例年なら、下の公園で鳴く蝉が深夜まで煩いほどなのに、先週からやっと鳴き始めた。

猛暑は始まったばかりなのに、すでに夏の終わりを感じる。いや、夏どころか1年の終わりも感じて、何となく侘しい。そう思うのは、仕事が停滞しているからかもしれない。時間の流れは、何をしているかで変化する。しっかり生きていれば、一瞬に時間が過ぎ去ったとしても、充実感が残る。

先日の猛暑の午後、強風と共に猛烈な雷雨がやって来た。玄関を開けて雨と稲光の写真を撮っていると、横殴りに打ち付ける風雨にびしょ濡れになった。

母も雷が大好きだった。晩年、夕立が来ると、薄暗い部屋でベットから半身を起こして、窓の稲光を楽しそうに眺めていた。

驟雨に熱気が冷やされ、涼風が心地よかった。30分ほどで小降りになったのでベランダへ出た。荒川方面はまだ雨に霞み、幾度も鋭い稲光が落ちて轟音が響いた。
少しして、下の環八を救急車と消防車が次々と荒川方面へ疾走して行った。民家に落雷して、ぼやでも起こしたのかもしれない、と思った。

その日の夕暮れのニュースで、岩渕水門の木立で雨宿りしていた大人三人が雷に打たれ、一人死亡、一人重症、と伝えていた。荒川方面へ疾走して行った消防車と救急車がそれだったようだ。

以前は、毎日のように岩渕水門へ散歩に出かけていた。その辺りは高い建物がなく、広く気分の良い河川敷だ。岩渕水門一角の中州は記念公園になっていて、大きな樹木が10本ほどある。落雷の危険はとても高く、夕立の予報が出ている日にはそのコースを避けていた。

被害者たちは、木に落ちてから枝から分岐した雷の直撃を受けた。雷に打たれると見た目は何でもなくても、体の芯が黒こげになっていて重症化する。むしろ体表を電流が流れて火傷して、見た目が酷い方が軽症だ。いずれにしても、治癒に長期間かかるケースが多い。

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新河岸川向こうの都営住宅。

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驟雨が去った、環八むこうの公団住宅。

散歩途中、公園のベンチで休んで冷たいお茶を飲んだ。目の前の芝生では犬の飼い主仲間が犬たちを遊ばせていた。その中の同年輩の主婦の言葉に九州訛りがあった。

しばらくワンコたちを眺めていると、その中のキャバリアが私へ寄って来て立ち上がり、前足を膝にペタンと付けた。九州なまりの主婦が慌ててやって来て謝った。しかし、キャバリアはゴロンとなってお腹を撫でろと言う。少し相手してあげて、「九州ですか」と飼い主に聞いた。
「みんなに言われます。どうして分かるんだろう」
彼女は笑った。本人は標準語を話しているつもりだが、語尾の微妙なアクセントに気づいていないようだ。

私のなまりは雑然と入り乱れていて、どこの出身かは分かりにくい。若い頃、旅先の東北でも、茨城でも、地元の者と間違えられていた。私が育ったのは宮崎県南部の、陸の孤島のような日南市の外れだ。同県人でも他の地域、例えば東国原元知事の宮崎弁とは大きく違い、伸びやで優しい口調だ。その辺りが、北国の訛りと共通するのかもしれない。

最近、そのように、始めて会った犬が親しげに寄って来る。母と死別してからしばらく、そのようなことが続いた。母は大の動物好きで、散歩道で犬猫に会うと、必ず声をかけていた。お盆が近いせいで、動物好き母の魂が身近にいて、呼び寄せているのかもしれない。

昨夜、盆提灯を組み立てた。40年近く前に祖母の新盆に買ったものだ。秋草が手描きされた絹張りで、母は気に入っていた。その絹張りを組み立てると大きく破けていた。耐用年数を過ぎたのだろう。早くお金を稼いで、新調したい。

装丁の絵を描いている。猛暑のせいで、水溶きしたアクリル絵の具にすぐにカビが生える。生えた表面を薄く取り除くのは面倒な作業だ。週末までに完成させて、売り絵の方へ傾注したい。

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猛暑の夕景色。

米国でシェールガスが開発されて以来、世界のエネルギー事情が大きく変わった。米国国内では政府の方針で日本の4分の1の価格に押さえられている。利益は輸出で補うつもりのようで、日本はそう安くは売ってもらえない。しかし、市場ではだぶつき気味で、LNG価格は2月に比べ3割安くなった。

米国はシェールガスの圧倒的な安さで、アラブ・ロシアなどのエネルギー大国の地位を脅かし始めている。それが、結果的に日本のエネルギー事情を好転させたようだ。

日本の火力発電所のタービンのエネルギー効率は45%で、更に60%を超える最新式が登場し、発電コストは年間1兆円が削減されると言う。これからは、発電のエネルギー源は天然ガスに移行し、原子力は持たざる国の貧者のエネルギーに変わりつつあるようだ。

シェールガスは広く世界各国に埋蔵されている。米国では100年掘っても枯渇しない。中国は世界最大のシェールガス埋蔵国で、米国の技術で開発が本格化したら、更にだぶつき値下がりしそうだ。

シェールガス革命のおかげで、日本の造船業が息を吹き返しつつある。日本の造船はLNG運搬船の高度技術を持ち、この分野では独占状態だ。他の分野の造船では中韓に負けてしまったが、LNG運搬船と豪華客船の分野では日本が圧倒的に強い。今後、日本の造船業には円安も加わって、それらの1兆円を越す特需が生まれそうだ。

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