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2014年5月 1日 (木)

中国が目指すのは日本の徹底的な弱体化で、歴史問題を解決する意志は毛頭ない。14年5月1日

3,4月の中国習主席欧州歴訪では、オランダとベルギーは王室を挙げての歓迎だった。フランス大統領は2晩連続して最大級の晩餐会を設けて、2兆円相当の航空機輸出の商談を成立させた。他の欧州諸国でも、彼は同じような大歓待をうけた。

安倍総理は今回ドイツを訪問したが、扱いは政府もマスコミも冷めたものだった。理由は簡単で、欧州にとって中国は重要な輸出市場だが、日本市場は小さいからだ。殊にドイツにとっての中国は、EU域外最大の輸出先で絶好調のドイツ経済を支えている。欧州での日本の存在感は小さく、むしろ、輸出競争相手で親日的にはなりにくい。

昔の欧州にとって中国は侵略する相手だったが、今は遠く離れた中国より隣接するロシアが気になる。欧州の脅威は伝統的にロシアで、ウクライナ問題では一歩間違えると欧州は火の粉を浴びることになる。だから、欧州は日中の危険な関係には無関心だ。

欧州が常々口にして来た人権問題は口先だけで、基本姿勢は狡猾なくらいに経済優先だ。かって欧州マスコミは、中国国内のチベット、ウイグル、モンゴル、天安門事件などの人権問題を口にしていたが、空中分解してしまった。フランスなどは天安門事件の制裁項目だった武器輸出を始めているくらいだ。

欧州は中国が魅力的な市場である間はすり寄るが、例えばバブル崩壊で中国市場が萎縮したら手のひらを返す。それは従軍慰安婦に対するオバマ大統領や米国議員や米地方自治体の上辺だけの好意や理解と相通じる所がある。そうやって見ると、欧米の対日批判を鵜呑みにしている日本の良識派と言われる人たちは実にお人好しだ。

ドイツはホロコーストや侵略を反省したのに、と中国は対日批判を繰り返している。しかし、ドイツの実態はかなり違う。ドイツはユダヤ人へは補償したが、他の周辺諸国には補償しなかった。その結果、近年になって米国でポーランド系によるドイツ相手の訴訟が相次ぎ、対米輸出に影響が出始めたので慌てて基金を作って補償した。

中国が喧伝する程にドイツは立派な国ではない。習主席がホロコースト記念館を訪れると申し出た時、ドイツ首相メルケルが婉曲に断ったのは、日本を気遣ったのではなく、かって侵略した周辺諸国の視線を気にしたからだ。

ドイツと日本の大きな違いは、一つの民族を根絶やしにしようとしたことは歴史的に一度もないことだ。朝鮮、台湾を植民地にしたが、欧州の植民地政策と比べると良心的で、日本が両国にしたインフラ整備と教育は今も台湾では評価されている。

そもそもドイツは親日国ではない。日本とドイツは似ていると言う人がいるが、片思いの戯れ言みたいで気持ちが悪い。欧州人は自国に利益をもたらす相手は評価するが、そうでない相手は冷たくあしらう。日本はこれからも欧州の競争相手で、親日になってもらえる要素は少ない。欧米の日本非難の殆どには裏があり、右往左往する必要はない。

中韓との対話は重要だが、両国とも対話のゴールを幾重にも設けて、一つが片付いてもその先に次のゴールを設け、始めからの仕切り直しを迫る。これでは積み上げても積み上げても崩れてしまう砂上の楼閣で虚しい作業だ。

謝ることでは日中日韓問題は解決しない。どんなに反日外交が厳しくなっても音を上げず、かと言って余計なこともせず、言わず、反日外交は効果がないことを両国に知らしめることだ。

そう思ったのは、中韓が目指すのが日本の徹底的な弱体化だと分かったからだ。もし日本が弱体化すれば、軍事的な脅威がなくなった上に日本を属国化して、高度技術を好き放題に使うことが出来る。欧州にとっても日本の弱体化は競争相手がいなくなることで望む所だ。近代化してからの日本は、欧米にとって常に目の上のコブだったことを忘れてはならない。

しかし、米国にとっての日本はアジア最大の防衛拠点で弱体化は望んでいない。中国の脅威に晒されている東南アジアも同じ心情だ。ただ、米国や東南アジアにとって、中国との経済関係は重要で、単純に親日反中とはならない。

中韓の反日政策に日本は音を上げないが、すでに日本孤立化外交の成果は出ている。それを見て国内には早く謝ってしまえ、との意見がわき起こるがそれは大きな間違いだ。中韓が望むのは日本が謙虚に謝って、力を温存することではなく、完膚なきまでに衰退してしまうことだ。

だから、安倍総理が靖国参拝した時、中国と韓国は大喜びした。両国にとって、尖閣を返してもらうことも、竹島を韓国領と認めることも、やって欲しくない余計なことだ。

人民日報や中央日報を読んでいると、貿易赤字などの日本弱体化に関するニュースはいつもはしゃいで書かれている。この傾向は日本が衰退するまで続くだろう。

日本は不必要に謝罪することなく、毅然として今までの姿勢を続けてほしい。そして、日本の科学技術や人材が世界にとって不可欠のものになることが唯一の生き残りの道だ。

中国に対しては、日本を追いつめると厄介なことになる、と思わせるのも一つの手だろう。例えば、平和目的に偽装した、高性能の無人機開発などだ。この分野で日本は技術の蓄積が厚く、取りかかればすぐに世界最高のものを作るだろう。ステルス機能がある航続距離が長い無人機を開発したら、中国はかなり慌てそうだ。

すでに日本は、ミサイルに転用できる高性能ロケットや原爆に使えるプルトニウムの蓄積で、したたかに中国からの侵略を抑止している。これからも日本に必要なのは、このようなしたたかさかもしれない。

気をつけなければならないのは、リベラルのオブラートを被せて、反日外交の手助けをしている中国韓国の日本人御用学者や日本人ジャーナリストたちだ。彼らは欧米マスコミの日本部門に在籍し、事実無根で悪質な反日キャンペーンを繰り広げている。

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手入れされた芝生より、このくらい荒れたのが好きだ。
今日は暑いくらいで、木陰て休んだ。

日本の科学技術についての統計が先日OECDから発表された。それによると、特許など技術輸出額を輸入額で割った技術貿易収支指数は、韓国は0.33と加盟国中最下位だったが、日本は断トツの一位で4.60。ちなみに米国は1.46。

香港の調査会社によるASEAN7カ国の世論調査の結果は、重要パートナー1位は日本で支持率65%。前回1位だった中国は今回は2位に落ち支持率48%。

最も信頼できる国でも日本はトップで、支持率33%。2位は米国16%。ちなみに、中国は5%、韓国は2%と極めて低い評価だった。狡猾な欧州と比べ、アジアの友好国はとても大切だ。この結果が悪くならないように維持して行けば、日本が孤立することはない。あてにならない米国一辺倒より遥かに大きな効果がある。

孤立化しないもう一つの要素はエネルギー自給だろう。
排他的経済水域のメタンハイドレートだけでなく地熱発電も有望だ。火山国の日本の地熱資源は2347万キロワットで、原発23基分に相当する。発電コストは1キロワット時当たり9.2円で原子力の8.9円とほとんど変わらない。世界ランキングでは、米国、インドネシアに次いで3位。不安定な風力と比べると、日本はもっと力を入れるべき分野だ。

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すばらしい芳香が漂って来たので、辿って行くと民家の壁でツルジャスミンが咲いていた。

今日5月1日は祖母の命日だったので、キウィを買って仏壇に供えた。あの日も同じような好天で、ツツジが満開だった。祖母も父も奔放に生きて、私たちは借金の始末に苦労したが、在宅で家族に看取られ良い最期を迎えられた。

帰り道の桜並木でウナギ屋が目に入った。お客の姿を見たことはない暇な店だが、かなりの資産家で道楽で店をやっていると聞いた。

祖母が死んだ日、一度だけうな重の出前を取った。その時は狭い家に兄姉全部が集まり、とてもにぎやかだった。今も、あの暖かい光景が懐かしく目に浮かぶ。しかし、兄姉が集まったのはその日が最後で、翌年には長兄が死に、父、姉、母と次々と逝ってしまった。

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