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2014年7月14日 (月)

角張り始めた世の中の、新橋有情にふとしみじみ。14年7月14日

今朝は早起きしてサッカーの決勝を見た。予想通りドイツがアルゼンチンに勝ったが、心情ではアルゼンチンに勝って欲しかった。今回のドイツはとても強いが、ワクワクする楽しさがない。おかげて、とても眠い一日になった。長いワルードカップが終わり、明日からは睡眠不足から解放されそうだ。


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最近、仕事以外の雑用が多い。
そんな中、先日の台風一過の夕暮れに美しい虹が出ていた。


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二重で、こんなに美しい虹は子供の頃以来だ。
幸せの前兆に思えた。


所用があり、暑い中、新橋の姉の店へ行った。
その帰りのことだ。

「すみません。少し時間をいただけませんか」
新橋駅前広場で若者に声をかけられた。こざっぱりした服装で、セールスの雰囲気はない。用件を聞くと、テレビの取材だと、スタッフやカメラに囲まれた。

「博多美人ついて、どう思いますか」
突然のインタビュアーの質問は好きな分野だった。
死んだ自分の母親も博多美人だった、と答えると、博多美人はどんなところが魅力的かと聞かれた。
「直情的で、思い込んだら後先考えずに突っ走るとこが好きです。もしインデアンだったらファイア・アローって名付けられるんじゃないですか。それでいて、弱い者にとても優しい。
"花子とアン"の北九州の加納伝助-モデル石炭王の伊藤伝衛門-の屋敷で蓮子は地元の女たちにいじめられるが、九州女はあのような陰気ないじめはしない。激しいけど大雑把で、どこか抜けています。私はなよっとした女々した人はだめですね」
そんなことを答えると、つき合ったのは博多美人ばかりかと更に聞かれた。

思い返すと、つき合った中に博多の人は殆どいない。殆どは東北や北海道の色白でふくよかで、棟方志功のモデルみたいな人ばかりだった。そんな馬鹿馬鹿しいことを答えている内にインタビューは終わった。

一昨年姉も、同じ新橋駅前広場でテレビ取材を受け、ニュース番組に姉の顔が大写しになってビックリした。母は巣鴨のお地蔵さんでよく取材を受けていた。私も数年に1度は銀座などで取材を受けている。しかし、今回同様に、いつもどの局か聞き逃し、TV画面で確認したことは一度もない。

駅前広場で女性の好みを滔々と話した後、京浜東北線に乗車した。喋りすぎると自己嫌悪に陥る。上には問題ない答えだけ記したが「貧乏絵描きは良いですよ」などと余計なことも話した。「いつもながら、自分が嫌になる」と、落ち込んだ気分で車窓をぼんやり眺めていると、過ぎて行った女性たちが次々と想い出された。

 白き手にルビーのように七竃
 切なきは車窓で隔つきみの町
 階段を先行くきみの足白し
 さよならを告げれど醒めぬ血ぞ悲し
 吾が指に絡めるきみの髪とけず
 薄紅の残りしグラスそっと撫で

人は色んな事にぶつかりながら、悩んだり笑ったりしながら流れて行く。
あらためて、人生は良いものだとしみじみとした。


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三時草が咲いていた。3ミリほどの可憐な花だ。
風に揺れ続ける一瞬、シャッターを押した。

最近の科学ニュースで、日本科学協会制作の「Cubic Earth もしも地球が立方体だったら」が話題になっている。地球が角砂糖みたいな立方体だったら、どのような気候でどのような現象が起きるか、真面目に考察したもので、ワクワクするような楽しい展開だ。

だが、私的には困ったことになった。私は20年前「ましかく星」の題名で童話を書いた。すぐに出版社へ売り込んだが成果は上げられなかった。それから時折、文に手を入れシンプルに描き直し、対応する絵も少しずつ描いて来た。数年後、完成したら出版社に売り込む予定だった。

しかし「Cubic Earth もしも地球が立方体だったら」が評判になった後では、それに触発されて描いた後発作品と受け取られてしまう。

Cubic Earth は科学的な考察の展開だが、私の「ましかく星」は奇想天外なメルヘンの展開だ。展開は大きく違っているが、世間からは同じアイデアの二番煎じと判断され、出版は厳しい。それでは拙いので、今までの経緯を手紙に書いて、作品コピーを添付して日本科学協会に送付した。

作家はユニークなアイデアに腐心し、いつも激烈な競争をしている。このケースでは、同じテーマで作品を書いていることを関係者に知らせるのが重要だ。それで、20年前に同じテーマで童話を書いたことを知らせておいた訳だ。

返事はすぐに来た。結論は単純で、立方体地球のアイデアは欧米に古くからあったものだった。早速 Cubic Earth で検索したら、コーネル大の天文学部の学生たちが同じように科学的な考察をしたアイデアがすぐに見つかった。他にも立方体の地球のアイデアが沢山あったと知ると、無用な争いを避けられた不思議な安堵感があった。


最近、韓国マスコミの一部の韓中関係への論調がほんの少し変わり始めた。韓国人の歴史観は中国の蛮行へは甘く日本へは厳しいと言うものだ。朝鮮の古い記録には、日本の略奪は荒い櫛で鋤くように様々残されるが、中国の略奪は目の細かい櫛で何一つ残さないと、厳しい歴史記録を紹介していた。今まで、そのような記録をマスコミが取り上げることはまったくなかった。これは日韓関係の変化の兆しかもしれない。

6月12日のブログに、人民日報へのアクセスをブロックする中国は心が小さいと書いた。そして、人民日報本社へその旨のメールを送った。すぐに自動返信で受け取ったとの簡単な返信があった。それから1ヶ月、返信はなかったが突然にブロックが消え自由にアクセスできるようになった。こんなことがあると、故意にプロックされていたと思えてしまう。


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参考に、私の「ましかく星」の粗筋を記す。

 ましかく星は 角砂糖みたいに ましかく。ましかく星は じっとして動かない。だから、ましかく星には いつも明るい昼の大地と、いつも暗い夜の大地がある。ましかく星の生きものたちは 木や草も 動物のように走ることができた。その上、みんな時計をもっていて、規則正しい生活をしていた。

たとえば こんなぐあい。
午前六時の目覚まし時計のベルがなると、みんなはいっせいに目をさました。そして、昼の大地へ走って行った。昼の大地では、食事をしたり、仕事をしたり、日なたぼっこをしてすごした。そして、午後六時になると、いっせいに夜の大地へ走って帰って眠った。


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ある朝の六時一分二十三秒のことだ。
「たいへんだ。目覚まし時計のベルが聞こえなかった。急がないと ちこくしてしまう」
夜の大地の一ばん遠いはしっこで眠っていたクスの木は あわててとび起きた。まわりのみんなは出かけてしまって もう誰もいない。くすの木がねすごすのはいつものことだ。

クスの木の枝には かみつきウサギの家がある。クスの木は まだ眠っている かみつきウサギを家ごとかかえて、ロケットみたいに走りだした。
ましかく星の大地には しっぽのある大きな山が たくさんあった。なぜ、山に しっぽがあるかって? それは 山の中で大きなキョウリュウが眠っていて、外にしっぽだけ出しているからだ。キョウリュウたちは なん万年も眠ったままで、大きな地震が来ても、大きな嵐が来ても、目をさまさなかった・・・

・・・毎日、噛み付きウサギに尻尾を齧られ続けた恐竜たちは目覚めて、何百年も大暴れした。ましかく星の角は取れ、まん丸になってグルグル回転始めて、地球のように夜と昼がやってくるようになった・・・

・・・かみつきウサギは 無口でおとなしい ただのウサギになってしまった。本当は 草や木たちは足がたくさんありすぎて動くのがにがてだった。クスの木や ほかの草や木たちは じっとしていても太陽がてらしてくれるので、動く必要がなくなった。それからは 木や草たちは同じ場所で死ぬまですごすようになった。みんなが持っていた時計は だれも使わなくなって、錆びて土になってしまった。

今、地球は四角くなる途中です。そのうち人間だけでなく、ネコやイヌも 金魚もミミズも 腕時計を持って歩くようになります。


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Goof

Mas

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