« 「ぼんやり」することは脳科学では重要なことだ。母の命日の前日、ぼんやりと十条のお富士さんへ出かけて過ごした。14年6月30日 | トップページ | 70歳からのサバイバル。超高速老年期に猶予はない。14年7月6日 »

2014年7月 3日 (木)

中国・韓国の反日運動は日朝和解によって下火になりそうだ。14年7月3日

最近、従軍慰安婦像設置運動がやや下火になっている。その原因に、安倍政権による日朝和解政策がある。慰安婦問題を含む反日運動団体が北朝鮮の強い影響下にあるのは公然の秘密だ。北朝鮮から運動を抑制せよと指令が来れば、韓国の活動家たちはすぐに従う。韓国のマスコミや反日勢力の後ろに北朝鮮があることは公然の秘密だ。朴大統領を始め歴代の韓国大統領の殆どは、間接的に北朝鮮の影響を受けている。

北朝鮮は経済では大失敗を続けているが、したたかな外交戦術で何とか金正恩政権の命運を長らえさせている。金正恩政権の最後の命綱は日本だ。拉致問題解決を含む日朝和解を進められれば、それに伴う莫大な戦後賠償により金正恩政権は劇的に蘇る。すでに北朝鮮の上層部はそれを見越して、中国製品を忌避し、日本製品流入増への期待を高めている。

韓中に対抗する金正恩政権と安倍政権は利害で一致し、変なねじれ現象が起きている。今になると、親中派の先鋒張成沢の処刑は日朝和睦の前振りに思える。金正恩政権は親中派の張成沢処刑に伴い、軍や秘密警察に対し「中国に幻想を持つな、中国を敵とみなせ」と思想教育の大変換を進めて来た。中国は北朝鮮トップの首のすげ替えを画策しているが、日本にその恐れはないからだ。

その結果、中国から援助されていた原油は止まり備蓄は枯渇寸前だ。習主席と朴大統領の会談が始まるが、北朝鮮と日本の和解が大きな議題になるはずだ。先日の朴大統領訪中の際、彼女は壊れたレコードみたいに「反日」を唱え続けて、中韓の識者たちをあきれさせたが、今度はそうはいかないだろう。


問題は米国がどう動くかだ。米国は現実的な国で、中東で長く敵対関係にあったイランと、イラク内乱を収めるために共闘をしかねない国だ。当面の脅威、北朝鮮の核を押さえ込むためなら日朝和解を黙認しそうだ。

気に入らないのは中韓だろう。朴大統領はこれからも壊れたレコードみたいに「反日」を唱え続けるだけで有効な対策は打てないでいる。このままでは中国に振り上げたコブシの梯子を外されかねない。本当の所、朴大統領のヒステリックな反日発言は中韓両国で飽きられ始めていて、以前程の威力はない。


日本国内では集団的自衛権を認める憲法解釈の変更を閣議決定し、街頭デモが激化している、と朝日などの左派系マスコミは報道しているが実体はそれほどでもない。安保反対時の争乱をよく知っている世代としては、今のデモは実にささやかなものだ。当然ながら株価への影響も薄い。世論調査で反対が50%を越え、ネット上でも「これで日本は戦争に巻き込まれる」と白熱しているのに、静かな世情との奇妙な温度差を感じる。

私は戦争には大反対だが、反対運動家から署名を求められても拒否し同調しない。なぜなら、彼らは極めてイデオロギー的で教条的だからだ。おおそらく、反対運動家を除く日本人の殆どは、日本は戦後一貫して平和国家で戦争を避ける努力をして来ていることを確信している。日米安保が成立し時、これで日本は戦争に一直線に突き進むと朝日などは書き立てたが、それは大きく外れ日本は平和国家を堅持し続けた。

日本人の殆どはそれらの史実を学習して、集団的自衛権で日本が軍事侵略国家に一気に変身することはないと思っている。軍事国家化を一番望んでいるのは、机上の空論を証明したくてたまらない左派系マスコミや活動家たちだけかもしれない。
「今回は違う、今度こそ本当に軍事国家に変身する」
朝日などはそのように書き立てているが、好戦的な隣国には甘く、平和的な我が国には厳しい彼らのダブルスタンダードに国民の多くは嫌気がさしている。

国民の憂いはただ一つ、若者は自分が、親世代は我が子が戦闘に巻き込まれることだ。だから世論調査で「貴方や貴方のお子さんが戦闘に巻き込まれることをどう思いますか」と問えば「反対」と応えるのは当然のことだ。それは日本だけではなく世界中との国にでも起きる結果だ。その世論調査を根拠にイデオロギー的に煽っても国民は同調しない。

海外の反応も、中韓を除いて日本の立場を好意的に理解している。むしろ、軍事的な危機感を中国の侵略政策に抱いている。書くのもうんざりするが、尖閣の日常的な領海侵犯と南沙諸島の軍事占領の暴挙は現実に起きていることだ。しかし、朝日などの左系マスコミはそれを深刻に捉えていない。現実に侵略を繰り返している隣国に甘く、国内問題では重箱の隅を突くように誹謗中傷し続けている反対運動では成果を上げられないのは当然のことだ。


M_2


梅雨明け間近なように青空がのぞいていた。
この空を見上げていると、決まって、母を最後に駒込病院へ連れて行った2004年の夏の日を思い出す。その日、前年に母が受けた肝臓ガンの大手術の最終結果を聞きに行った。担当は定年退官前の老練な肝臓内科医長だった。

「若干異常な数値はありますが90歳過ぎとしては問題になりません。再発もないし、私より長生きされますよ」

その後、母は楽しそうに老医師と世間話をしていた。老医師から退官後に丸の内に診療所を開設するので是非にと誘われたが、行くことはなかった。

帰り道、駒込の生協でアイスクリームを買った。駒込駅へ下る長大な切り通し手前の白竜山東覚寺の一角にある赤紙仁王堂にお詣りし、無事に過ごせたことを感謝した。赤紙仁王堂の巨大な仁王様の石像には、快癒祈願や快癒感謝の赤紙が隙間無く貼付けられ、巨大な赤いミノ虫のように見えた。

買って来たアイスクリームは寺境内の日影で母と食べた。東覚寺はこぢんまりしているが古い瀟洒なお寺で清潔な石畳が印象に強い。アイスクリームを食べながら本堂の屋根の空を見上げると、真っ白な積雲と澄み切った青空が広がっていた。今もその清々しさを昨日のことのように思い出す。


M_5

昨日の夕空。

1日の母の命日には、母が世話になった女性二人が盛花を持って来訪した。去年もその前年も欠かさず彼女たちは訪ねてくれた。この1年は一瞬に過ぎて、前回会ったのが昨日のことのように思えた。

去年の命日は版画家の菊池君と若いYさんが訪ねた日と彼女たちの来訪が重なり、久しぶりににぎやかな1日だった。その日は、狭い我が家に暖かい光が満ちているように思えた。年を経るにつれ、身近な他人のありがたさを深く感じる。

旧知の友人たちと会う機会はめっきり減った。歳を取ると誰もが家庭に復帰するようだ。殊に私の世代以上の男たちは寝たっきりになったら家族に世話になろうと思っているので、その傾向が強い。しかし、現実はそうは巧くいかない。経済的にゆとりがあれば有料老人ホームへ預けられ、ゆとりがなければかなりの軋轢を生むことになる。


サッカーが面白くて徹夜が増え、仕事が捗らない。そんなことをしている立場ではないが、今回のW杯は熱戦が多く、少し見ると止められなくなる。ベスト8に残ったチームのパス回しの鋭さや枠を捉えたシュートの多さを見ていると、稚拙な日本がベスト4に残るなど、夢のまた夢に思える。

関連して面白い記事があった。ブラジルはサッカー大国と言われているが、サッカー新興国の米国よりサッカー人口はずっと少なく、多くの若者はサッカーをしたことがない。それはブラジルの若者はボサノバが好きと思われているのと同じくらいの迷信らしい。だから、当然ながらこの大会に興味のないブラジル人はとても多く、サッカー大会が行われていることすら知らないブラジル人がいるくらいだ。ちなみにブラジルの若者にとってのボサノバは、日本に置ける演歌みたいな存在らしい。

優勝予想は一貫して、守備攻撃がまんべんなく安定しているドイツかオランダだと思っている。ブラジルはネイマールを、アルゼンチンはメッシを押さえれば得点力が激減するので、意外にもろく敗退しそうだ。


Ma_3

Ma_4

Ma_5

Goof

Mas

|

« 「ぼんやり」することは脳科学では重要なことだ。母の命日の前日、ぼんやりと十条のお富士さんへ出かけて過ごした。14年6月30日 | トップページ | 70歳からのサバイバル。超高速老年期に猶予はない。14年7月6日 »