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2014年10月27日 (月)

老後破産に備えての老後マネーと、10年後になくなる仕事一覧。14年10月27日

今朝の「あさイチ」は「大丈夫、40代の老後マネー」。
先日の老後破産の反響が大きく、その対策について取り上げていた。
内閣府の世論調査では、日常生活の悩みや不安第1位は「老後の生活設計」で全体の57.9%。40代女性では66%。50代女性では74%と深刻だ。

老後マネーに不安を感じても、現実には「教育費で手が回らない」「いくらためればいいのかわからない」「年金が、将来いくらになるのか分からない」などと、多くは準備すらしていない。

私はお金のことは一番苦手だ。全力で働き続ければ計画など立てなくても何とかなると思って来た。日本が貧しい時代に生きた世代の多くは私の考えに近い。日本人が計画的に老後マネーを考え始めたのは豊かになってからだ。それまでは、個人の努力では所詮解決できないので、家族や一族が助け合って何とかしていた。

私の両親は懸命に働いて来たが仕事の失敗が多く、自力ではどうにもならなかった。しかし、老後は私に扶養され、何一つ不自由はなかった。
現代の親世代で、子供が頼りになると信じている人は極めて稀だ。だから、多くが老後に不安を覚えるのは当然だろう。

番組では経済専門家が老後計画を事細かに示していたが、数字が羅列されるばかりの説明を聞いていると憂鬱になる。彼らの計画には「生き生きと今を生きる」人間性が欠如している。はつらつと生活できる40、50代からお金に翻弄されていては味気ない。私のような刹那的な生き方は行き過ぎとしても、今、生きていることを無視したら生きている意味がなくなる。


とは言っても、有意義な部分もあった。
例えば、老後計画の落とし穴の「かくれ出費」だ。「かくれ出費」とは、毎月の支出ではなく、数年に一度の家電の買い替えなどの支出のことを言う。それは私も切実で、照明器具や冷蔵庫が突然に壊れると慌ててしまう。必需品だけではなく、旅行したり外食したり、遊びに使う出費も「かくれ出費」になる。

現役の頃なら、それらはボーナスでまかなえたが、老後はそれができない。それを年金などで無理に賄うと赤字になって老後破産を招くことになる。

以下の生き方も老後計画に大きな障害になる。
老後、時間に余裕が出来たために趣味にお金を使い過ぎてしまう。退職金で慣れない投資を始めて失敗する。現役時代、高収入だったために、年金とのギップに失望し、味気なくなって無理な出費をしてしまう。ちなみに、投資の失敗は女性に多い。高齢者の万引きなどの犯罪も、老後計画の破綻によって引き犯されることが多い。

次の項目で三つ以上あてはまると老後が危うくなるようだ。

 タンスに三年以上袖を通したことがない洋服が多くある。
 遊びに誘われると、お金がなくてもつき合ってしまう。
 子どもの成績を他人と比べたがるため、過度に教育にお金をかけてしまう。
 日頃、友達が多いのを自慢していて、結果的に交際にお金をかけ過ぎてしまう。
 我が家にどれだけ貯金があるのかわからない。

だからと言って、友だち付き合いを断ってばかりなのは味気ない。お金のかからないつき合い方を工夫すればよいことだ。貯金については、いつもギリギリの生活をしている私は、少な過ぎて正確に把握しているが、それはそれで問題だろう。子供の養育費については、子供の能力を正しく判断して、高望みをしないことだ。その方が子供も幸せにのびのびと成長できる。

私見だが、健康を保つことで老後マネーにゆとりができる。健康なら公的補助のある老人向け仕事で月に4,5万稼ぐことは容易だ。老後の出費で大きいのは病気で、健康なら出費を抑えることができる。

健康に効果があるのは歯磨きだ。歯の治療費を押さえられ、口内の清潔を保てるので風邪・肺炎・糖尿病を予防できる。その上、認知症の回復にも効果がある。ガン手術前に口腔の清潔を保つと予後が良くなるとの結果もある。散歩に歯磨きを組み合わせれば最強の健康法になりそうだ。

食費も重要要素だ。加工食品ばかりの食生活では割高な上、健康を損なう。外食が多いのも問題だろう。流行に流されるのも高出費につながる。

どこに住むかは老後に大きく影響する。
老後は郊外の一軒家から、都心に近い駅近くのマンションに住み替えすると余裕ができる。人口減少の時代では、郊外の一軒家は早めに売却するのが得策で、都心の不動産に買い替えれば資産価値を保持しやすい。

地方都市に住む知人は、介護している老親の病院通いの交通費に苦労する上、診察待ちの長い時間などの無駄を強いられている。両親を介護した私は都心に住んでいたので、病院が近くに数多くあり、交通費がかからず、待ち時間にも苦労がなかった。

ちなみに私の老後計画は、財産も預金もないので、悪いなりに健康を保ち、死ぬまで現役で絵を描き続けることだ。それができれば、ひょっとすると、さよなら逆転ホームランを打てるかもしれない。

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昨日の荒川風景。


人工知能がの進化がめざましい。
米国では、弁護士の仕事の多くが依頼案件のデータ入力するだけになり、最終判断は人工知能とエリート弁護士に委ねる時代になった。医師もその状況に近く、患者のデータを入力し人工知能が診断する時代が迫っている。

20年後には、そのように知的な仕事の大半が人から人工知能に置き換えられる。殊に電気器具やPCの故障相談など、人工知能が音声で答える時代がすぐそこまで来ている。私は無能な相談員よ人工知能に相談する方が良いと思っている。

ネットにあった10年以内に激減する仕事。

電車の運転手。
電車は既にコンピューター制御で運行しているので、今は直ぐでも廃止できる。ただ、人命に関わるので全廃は難しいだけだ。とは言え、ディズニーリゾートラインやユリカモメなどのモノレールは既に無人運転になっている。

レジ係。
商品に個体識別タグが付いてスマホ決算が簡単になっている。しかし、レジ係が店員を兼ねている中小店舗では無理だろう。むしろ、対面販売の暖かさが魅力になって、更に大切にされるかもしれない。

仲卸業は既に存在価値がなくなりつつある。宝石仲卸業の知人は仕事が激減して、10年前に転職してしまった。

郵便配達はメールに置き換わる。
手紙の良さは将来も絶対になくならないが激減する。新聞配達は紙資源の問題もあり年々減って行く。

レンタルビデオ。
最近は郵送レンタル利用が多いが、借りたり返したりの手間が面倒なので、私はダウンロードばかりしている。近所にあったレンタルビデオ店の総ては廃業してしまった。光通信が普及すれば、絶滅は加速しそうだ。

一般事務。
既に米国では英語が堪能なインド辺りへ、日本では漢字圏の中国などへ事務の一部が移管されている。そのような事務職でも10年以内に多くが人工知能に置き換わる。

金型職人。
3Dプリンターの発達で消えると予測されているが、仕上げ工程は生き残る。どんなに機械が進化しても手技による仕上げにはかなわない。職人感覚には製品がスムースに機能するための「遊び」があり、それをデータ入力の技術者に求めても無理だ。しかし、人工知能が進化すれば、人にしかできない感覚を備えて、微妙な仕上げもこなせるようになる。

コピー、FAX、プリンター関連。
ペーパーレス時代になるからと言うが、デイプレイが印刷物に近い水準になるのは10年後では難しく、減少はするがなくなることはない。

倉庫労働者。
これはあり得る。アマゾンなどの流通拠点では、今も人手でやっているが、ロボット化が容易な分野なので5年ほどで実現する。

証券、不動産ブローカー。生保レディ。訪問型営業。
個人がインターネツトを通じてやれる仕事の殆どは大幅に減少する。株や為替のトレーダーは既に人工知能が的確に利益を出している。よほどの天才は除いて、ほとんどのトレーダーは10年後は失業する。

オペレーター。コールセンター。
既に電話相談は地方都市で受け付けている。先日電話会社に問い合わせたら、女の子の対応が何となくのんびりしていた。聞いてみると北海道だと答えていた。更に国内から海外への移転が進むのは間違いない。
10年後なら人工知能が音声で受け答えするようになる。

受付案内。
一般の会社では減少傾向にあり、10年後にはロボットに置き換わる。しかし、デパートや地下商店街などの、より人間的なサービスを求められる案内係は残りそうだ。

総じて言えることは、サービス業などの対面サービスの分野は減少してもなくなることはない。高級な商品や生鮮食品を売る小売業も生き残る。しかし、性能がネットで容易に分かる電化製品などは店頭販売からネット通販に変わるのは必然だ。

仕事のIT・機械化は、社会保障的に移行に歯止めがかかりそうだ。なぜなら、仕事は人が生きて行く大切な要素だからだ。無理にでも歯止めをかけなければ、人間そのものが不要の本末転倒の社会が生まれてしまう。


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公園に三時草の群落があったが、夏の草刈りで消えてしまった。
今年は無理と思っていたら、再度復活して3ミリほどの可憐な花を咲かせていた。実も宝石のようにきれいだ。この花は3時きっかりに開花する。


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Goof

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