« 長雨が終わると一気に秋色は増し、風の音に海を感じた。15年9月14日 | トップページ | 風清涼 夏の夢みる百日紅 15年10月4日 »

2015年9月19日 (土)

安全保障関連法案反対は安保闘争の遺恨試合。ダラダラ歩きでは体力はつかない。3分運動でミトコンドリアを増やして疲労解消。15年9月19日

安全保障関連法案は成立することになった。

先進国の議会では多数決で議案は可決される。
ただし、採決前に密室で与野党協議がなされ少数派の考えも組み入れられ民主主義は機能している。殊に日本での根回しは丁寧で、英国の10倍は費やされている。
英国議会は民主主義の手本だが、日本の野党感覚では殆どの採決は強行採決として批判されるだろう。

もし、デモや野党議員の粗暴な行動によって廃案となったとしたら、日本の議会制民主主義は破壊されていた。法案の好き嫌いに関係なく、少数派の横暴に正当性はない。

今回の野党の行動は、自分の意見を通そうと駄々をこねる子供にしか見えなかった。
デモ会場の演壇に立った知性の代表を自認する論客たちの反対意見も、悪口雑言しか印象に残らない。自国の総理を呼び捨てにするデモ・スローガンなど、人民日報の論調と全く同じだ。

敏感な国民は反対派の論調に、他国に操られたプロパガンダの臭気を感じ取っていたはずだ。もし、戦争と徴兵復活で脅すのみが野党の主要政策だとしたら、次回の国政選挙で野党が政権奪取するのは不可能だ。

民主党が政権を取っていた時は熱烈に支持した。
しかし、次第に無能さが露わになり、政権が倒れた時は心底ホッとした。
彼らは国民の生活を置き去りにしたために選挙で大敗した。今回、反対を押し切られたのはその結果で、自ら招いたことだと猛省すべきだ。

野党は本心では廃案に持ち込めないと思っていたようだ。
議会での辻元清美の涙を流しての絶叫も、山本太郎のパホーマンスも、支持母体への言い訳で、次回の当選を確保するためだった。
政治家の裏は概ねそのようなものだ。
しかし同時に、一般国民が大量にデモに参加して安保闘争が再現できたら逆転できると甘い期待はあったかもしれない。


法案反対は国民の総意だと野党は言う。
しかし、実際の反対は国民の半数にすぎない。
この4ケ月、主要マスコミはこぞって、戦争・徴兵のための法案だと反対キャンペーンを繰り広げて来た。賛成意見は殆ど報道されず、マスコミ全体が真っ赤に染まっているように思えたほどだ。
戦争法案。徴兵制復活法案と誇張されたキャンペーンを朝から晩まで聞かされて来たら、ほとんどの国民は安保法案に恐れをなすだろう。今、国民の半数が反対しているのはマスコミによる世論操作の成果で、持続性はない。

村社会では声が大きい者の意見が通る。
徒党を組んで大衆を脅し操るのは民主主義ではなく、ファシズムの始まりだ。今回、国民の8割がデモに否定的だったのは正常な感覚だった。


反対集会やデモの実態は、その半数は左翼支持層で60年・70年安保闘争経験者の集まりだった。デモ映像を見ても各種労組の幟が林立し、半数は60歳以上だった。

彼らは昔の安保闘争の頃に激しく闘った世代だ。
あの時のデモは今回の数十倍に巨大で革命前夜のように荒々しかった。
無政府状態になって角材が振り回され、投石が飛び交う新宿駅騒乱。
国会周辺や羽田空港への道を真っ黒に埋め尽くしたジグザクデモ。
機動隊の盾へ雨あられと投げつけられる火炎瓶と、迎え撃つ強力な放水と催涙ガス。
当時の岸総理は官邸で、うねるようなデモの騒音を聞きながら死すら覚悟したと言われている。

そして闘いは、要塞化した東大安田講堂の陥落をきっかけに沈静化して行った。
当時、私は社会人だったが反体制側にいて、安田講堂の陥落を眺めながら強い敗北感を覚えた。

しかし半世紀を経た今、反対デモにはまったく共鳴できない。
今、デモに参加している老人たちは安保闘争敗退の挫折を引きずり、遺恨試合で恨みを晴らそうとしているようにしか見えない。

彼らは、あの時も安保条約を批准すれば日本は戦争に巻き込まれると扇動していた。
今また、戦争法案だと扇動している姿は、60年・70年安保闘争のデジャブを見ているようだ。

それから半世紀過ぎたが、彼らの期待に反し日本経済は繁栄し平和が続いた。
日本の平和を守ったのは憲法9条ではなかった。
皮肉にも戦争法案の安保条約のもと米国によって守られ平和を保って来た。
左翼がどんなに強弁しようと、それは否定できない厳然たる事実だ。

国際関係では「私は戦争をしません」と一方的に宣言しても、弱い国は強い国に蹂躙される。
その身近な例が、チベット・西域、内モンゴルだ。
彼らは平和友好を熱望していたにもかかわらず、共産中国に侵略され過酷に支配されている。
そして今、中国は南沙諸島を不法占有して軍事基地化し、尖閣への侵略を繰り返している。反対派はそれらの事実になぜ目をつぶっているのか理解に苦しむ。


日本が同盟国を後方支援するのは、国際的には当たり前の考えだ。欧米、アジア諸国は、安全保障関連法案成立で日本は当たり前の国になったと好意的に歓迎している。

もし、野党が言うように、今回の法案によって自衛隊から一人でも戦死者が出たら、
徴兵制復活をと馬鹿な与党議員が囁いたりしたら、
世論は激変し、政権が倒れることを現政権は百も承知している。
だから、反対派が言うように、現政権が安全保障関連法案を暴走させて、戦争に持ち込むことなどあり得ないことだ。


現実の国際情勢は、米国が世界の警察をやめたことにより、米国の戦争の後方支援しなければならない事態は激減している。野党は日米安保法案によって日本が紛争に巻き込まれると言っているが、現実は逆だ。安保条約によって今まで以上に米国は日中戦争に巻き込まれやすくなった。米国はそのような事態を望んでいない。そうならないように日中関係が改善することを双方に強く働きかけるはずだ。平和を望むのは日本も中国も同じだ。安保法案によって日中の危険な関係は緩和されると考えるのが自然だ。
更に、北朝鮮との偶発的な戦争抑止効果も増強された。
紛争地で他国軍隊に守られながら民生支援をしてきた自衛隊も、これで屈辱的な立場も解消するだろう。


若者たちが政治に関心を持つことは良いことだ。
主張することには有効なデモでも、政策実現の方法としては合理的でも民主的でもない。
デモは狂信的になるほど、国家を危うくする。
選挙こそデモの何十倍も有効で平和的な方法だ。

来年には総選挙がある。
反対派は、次はしっかりと投票して正々堂々と自分たちの意見を国政に反映させたらいい。野党にとって幸いなのは、殆どのマスコミは野党と左翼の味方であることだ。日本は反日捏造記事を書いても罰せられないほどに言論の自由は保証されている。


法案も憲法も絶対的なものではない。
ハードルが高くても、世の動きに合わせて変化するのが国際的には正常な姿だ。
日本国民にとって良いかどうかはさて置いて、野党が政権を取って今回成立した法案を無力化することは可能だ。
しかし、議会で常軌を逸した反対行動をした野党議員たちは、はじめから政権を取れないと諦めているのかもしれない。


反対派は、今回、注ぎ込んだほどのエネルギーを、日本に山積する問題解決に注いだらどうだろうか。

急先鋒、学生団体のSEALDsシールズなら男女交際を助けることで、非婚化率の高くなる一方の現状を変えられるだろう。それは少子高齢化を解消する力になる。

熟年を動員した左翼系団体は、老人の健康年齢を伸ばすのに役立つはずだ。
老人の1割でも今より元気になったら、年々増え続けて40兆に達しようとしている医療財政負担を4兆円は軽減できる。
健康になった老人たちは労働に参加させて労働力不足解消につなげれば良い。収入が増えたら老年貧困の解決に繋がる。

国民を不安に追い立て、恨みつらみを重ねて遺恨を晴らそうとすることは政治運動ではない。
大地に足のついた、国民が共鳴できる運動を続ければ、政権を奪取できる。
他にもこれからできることが山ほどある。
政治を変化させるには、そのような地道な積み重ねしかない。


M_2


浮間池公園の自然保護区の森。


M_1


荒川土手の彼岸花。


40歳を過ぎるころから、誰もが疲労を自覚する
疲れにくい体のカギは、細胞内のミトコンドリアを増やすことだ。
ミトコンドリアはすべての生物の細胞のエネルギーとなるATP(アデノシン三リン酸)を作り出す重要な役割を担っている。

細胞内にはATPの量を監視している酵素がある。
ATPは通常の運動では消費と供給のバランスが取れていて酵素は眠っている。
しかし、一定以上の強さの運動を3分間するとATPが不足して酵素のスイッチが入り、ミトコンドリアはATPを多量に供給し、更にその刺激で分裂増加する。

NHKの試してガッテンで紹介していたミトコンドリアを増やす方法はインターバル速歩だ。それは早歩き3分間・ゆっくり歩き3分間、それを計5回・30分を週に4日以上行うトレーニング法だ。

その結果、
1週間後 汗腺が発達し発汗しやすくなって疲労感が減る。
2週間後 太り気味の人は体重が1キロ減少。
1ヶ月後 歩くのが楽になる。
2ヶ月後 体がびっくりするほど疲れにくくなる。

早歩きでなくても、息切れするほどの強い運動なら何でも効果がある。
私は坂道や階段を駆け上ることで、息切れするほどの運動量を得ている。

3分間の内訳は、1分間のきつめの運動をすることで細胞内のATPが消費され不足する。
それからの2分間の運動で酵素のスイッチが入り、ミトコンドリアは多量のATPを造り出し、分裂して増加する。ちなみに、通常の成人でのATPの消費量は50キロに及ぶ。

運動以外の方法は食事量を25パーセント減らして空腹感を感じるだけでも酵素スイッチが入る。
これは長寿遺伝子を活性化する方法で、若返りにも効果がある。
逆に食べ過ぎると、ミトコンドリアがATPを作り出すのに必要な量より、糖や脂質が上回りメタボへつながる。

長時間ダラダラ歩くだけでは体力増強には繋がらないが、内臓脂肪の消費や、血行、ストレス解消効果はある。信州大学の研究では、のんびり1万歩歩くだけでは体力が低下した例すらあった。


Ma_3

Ma_4

Ma_5

Goof

Mas

|

« 長雨が終わると一気に秋色は増し、風の音に海を感じた。15年9月14日 | トップページ | 風清涼 夏の夢みる百日紅 15年10月4日 »