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2015年10月15日 (木)

ガン検診の効果。ノーベル賞にラグビーと、秋の身辺雑記。15年10月15日

無料ガン検診についてTVで検証をしていた。
それによると、肺がんと白血病だけが早期発見がやや可能なだけで、他のガンはすべて早期発見は難しい。

有料人間ドックでの早期ガン発見成績は次のようなものだ。
肺ガン、胃ガン、胆嚢ガン、肝臓ガンは高率に発見可能。
食道ガン、大腸がん、膀胱ガン、前立腺ガン、子宮ガン、乳ガン、白血病、脳腫瘍は少しは発見できるが見逃しが多い。
胆管ガン、すい臓ガン、卵巣ガンについては早期発見は殆ど難しい。

ただし、オプションとして次の検査を選べば高率に早期ガンを発見できる。

肺がんはCT検査でほぼ100パーセント発見。

以下のガンは低確率だが発見は可能だ。
食道・大腸・膀胱ガンはファイバースコープ検査。
前立腺ガンは腫瘍マーカー検査。
子宮ガンは細胞診。
乳ガンはマンモグラフィー、エコー検査。
白血病は白血球分類検査。
脳腫瘍は脳MRI検査。

更に高額なペット(PET)検査を行えば全身の微細なガンまで発見が可能。
「PET」とは「陽電子放射断層撮影」のことだ。
がん細胞は正常細胞に比べ3〜8倍のブドウ糖を取り込む性質がある。検査方法は、まずブドウ糖に近い成分FDGを体内に注射。少し時間をおいて、がん細胞がFDG取り込んだのを見計らい全身をPETで撮影するとFDGに感応し、小さながん細胞までくまなく発見できる。

現在、少量の血液検査で様々な早期ガンを100%発見できる検査方法が日本で実用化されつつある。この方法なら検査費用はとても安価で体への負担も小さい。4,5年もすれば定期無料検診でガンの早期発見できる時代がやってきそうだ。

先日、元女子プロレスラー北斗晶48歳に5年生存率50パーセントの進行乳ガンが見つかり片方の乳房を切除した。彼女は毎年マンモグフィーで乳ガン検査をしていたのに見逃された。マンモグフィーによる初期乳ガンの発見は難しく、熟達した医師による触診・問診などの昔ながらの方法を併用する必要がある。

マンモグラフィーより有効な検査方法が米国で普及している。その機器の普及は日本では遅れているが、更に有効な血液検査が実用化寸前なので、4,5年も経てば血液検査が主流になりそうだ。

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散歩道の御手洗不動尊。
背後の古荒川河岸段丘の森からの湧水池が祠前にある。
赤い手すりは池に架かる橋のもの。


散歩途中、便意を催したので区民会館のトイレを借りた。
トイレは受付カウンターの先にあり、管理が行き届いていてとても清潔だ。母の車椅子を押している頃、母のために清潔なトイレの場所はすべて頭に入っていた。だから、赤羽界隈のトイレはすべて知っている。

区民会館の洋式トイレはどれも使用中だった。
仕方なく、空いている和式を使った。私は40代に、左右のアキレス腱断裂をしているのでしゃがむのが少しきつい。

このしゃがむポーズは便通には合理的な姿勢だ。和式のしゃがむ姿勢を取ると、直腸のくびれが真っ直ぐに解放され排便がスムースになる。その効用を利用した洋式トイレ補助台の海外通販サイトがあった。


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上画像はCM動画。
画面をクリックすると動画が開く。
ユニコーンのソフトクリームをパロディ化していて、効用が楽しく理解できる。

体育の日、番組で体力測定をやっていた。
それによると、65歳以上で、しゃがんだ姿勢から立つことができれば体力は合格だ。和式トイレばかりの頃は、殆どの老人が可能な動作だったが、今の洋式トイレに慣れた65歳以上は半数しかできない。


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体育の日の荒川土手。
早朝4時から深夜までウォーキングやランニングの人が絶えない。
日本の老年は健康志向が高い。快適な場所さえ提供したら、奨励しなくても自ら運動を始める。健康志向のおかげで、老人の体力は年々が高くなっている。

改造内閣のスローガン「一億総活躍社会」はわかりにくいと評判が悪いが、私は是非実現して欲しいと願っている。少子高齢化対策は老人を健康にして、社会参加させることしかないからだ。

ある地方自治体では、老人の運動を奨励したら医療費を2割削減できた。去年の国の医療費支出は40兆円ほどだ。もし、その2割が節約できたら、8兆円が浮くことになる。

予算不足により国立大への研究費が1500億ほど削減され、10年後はノーベル賞受賞者が激減すると言われている。2割削減は難しいとしても、その10分の1の2パーセントの削減は容易で、それだけで8000億が浮き基礎科学への配分を増やすことができる。


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先日の小雨の散歩。
乾燥した日が続いた後の湿り気を帯びた冷涼な大気が心地良かった。
湿った枯れ葉に秋の気配を感じ、ゴルフ場からの風に金木犀が香った。

6年前、母と死別してから自分の余命のカウントダウが聞こえ始めた。その音は時には大きく、時には小さく聞こえる。しかし、散歩道の静かな自然にふれると、一瞬、カウントダウンは消える。この一瞬があるから生きて行けるのかもしれない。


先日、NHKに出ていた三陸大津波に被災した母親は死別した中学生の息子の声が思い出せないと戸惑っていた。私は生前の母の動画をパソコンに保存してある。時折再生するが、意外に画像はリアル感がない。しかし、母の声は傍に居るような懐かしさが蘇る。

母の声は、何気ない会話がいい。
動画や写真はついつい特別な場面を撮ってしまうが、何でもない日常の場面の方が後でとても心に響く。40年前、若い母と幼い姪たちの会話をこっそり録音した。そのテープを再生すると40年の時間を飛び越え、傍に元気な家族が居るように感じる。


日本チームのラグビー勝利とノーベル賞連続受賞は最高に嬉しかった。

生理学医学賞は河川盲目症やリンパ管フィラリア症の特効薬・イベルメクチンを開発した北里大学特別栄誉教授の大村智氏。彼の発見は数億のアフリカの風土病で苦しむ人たちを救った。
中国初のノーベル賞受賞屠呦呦氏は大昔の漢方文献を調べてマラリアの特効薬を発見した。両氏ともに地道に人類の幸せに貢献したことが評価された。

ノーベル経済学賞は米プリンストン大学のアンガス・ディートン教授69歳。
消費税率引き上げなどの政策が消費に与える影響などを実証的に研究した人だが、収入と幸せの関係の研究が印象に深い。
彼によると年収7万ドルの人が一番幸せで、それ以上もそれ以下も幸せ度は低くなる。米国のある企業家は彼の理論を信じて、自分も従業員も全て7万ドルにしてしまった。
従来の経済賞は金儲けに関したものが多く共鳴できなかったが、今年のは好感を持てた。

文学賞は今年も村上春樹は取り逃した。
ノーベル賞の選考会は左翼寄りで、商業主義の文学は絶対に選ばれないことになっている。
それを考慮してか、村上春樹はテルアビブ大学で反原発など日本をけなすような講演をした。しかし、今年も報いられず、これから先も彼が選ばれることはないようだ。

物理学賞・梶田隆章・東京大宇宙線研究所長56歳の喜びの影で、梶田氏の師でもある早世した物理学者戸塚洋二氏を思い出した。彼は世界で始めてニュートリノに質量があることを見つけた人だ。しかし、2008年66歳で大腸がんで死に、受賞確実と言われながらノーベル賞に間に合わなかった。

ノーベル賞は長生きしないと取れない。それは検証に長い年月を要するからだ。IPS細胞発見から5,6年の短期間でノーベル賞を取った山中伸弥氏は例外中の例外だ。


ラグビーの南アフリカ戦の前、五郎丸選手は君が代を聞きながら感極まって涙を流していた。その涙はまさしく涙活で、その後の試合は冷静に実力が発揮できて日本は奇跡的に勝利した。

脳科学の東邦大学有田秀穂名誉教授によると、一度泣けば一晩眠ったのと同じだけのストレスを取る効果がある。その涙活効果で、彼はリラックスして実力が出せたようだ。そうだとすると、涙もろい選手は大試合に強いのかもしれない。

他にも、週に一度、哀しいドラマなどを見て泣くと体調が良くなる。
デート前に泣いてから出かけると表情が優しくなってデートが巧く行く。
重要な会議で緊張する人は、その前に思いっきり泣いておくと巧く行く。


スイスのクレディ・スイスが発刊した世界の富についての報告書「グローバル・ウェルス・レポート2015」によると、米国家庭の2014 年度資産総計は 83.7 兆ドル。
日本の総額は22.6 兆〜 23.2 兆ドルで、依然として世界2位。

日本の 100 万ドル以上の資産を有する富裕層の数は 273 万人で、米国に次いでの世界第 2 位。日本では成人人口の 91%が 1 万ドル以上の資産を有し、10 万ドル以上の資産は 54%と世界平均の 6 倍以上。

5000万ドル以上の超富豪が最も多い国は米国で5万8900人。2位中国9600人。3位英国5400人。4位ドイツ4900人。5位スイス3800人。
日本の資産5000万ドル以上の超富豪は 2,887 人で 7 位。

世界2位の資産国なのに日本に5000万ドル以上の超富豪が少ないのは貧富の差が小さいからだ。新興国を中心に資産格差が拡大しているが、富の不均衡が最も小さいのは日本とベルギー。

韓国紙の記事では、資産5000万ドル以上の富豪は韓国に1800人で世界14位。意外に多いのは貧富の差が大きいからだが、記事ではそのことは伏せてあった。


Eテレ達人たちにて、カキ養殖家…畠山重篤,動物写真家…宮崎学の対談。

宮崎学氏によると、
自然の動物が倒れ、その屍体が自然に帰る時間は胎内に居る期間と同じ。
熊よけの鈴やラジオは役立たない。
時折「フォー」と大声を出したり、手を叩くのが良い。
これは縄文時代から伝わる山の民の知恵だ。

畠山重篤氏によると、
東日本大震災後、十年は死の海だろうと覚悟したが、数か月で海は驚異的に回復した。更に海の底がかき回されプランクトンが大繁殖し、震災前よりはるかにカキの生育状態がよくなった。
「自然と人間」をめぐる二人の対話は実に面白かった。


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