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2016年6月24日 (金)

梅雨には珍しい爽やかな青空を見上げながら、南国の眩しい海と映画「太陽がいっぱい」を想い出した。そして英国EU離脱決定。16年6月24日

空梅雨で、水源地のダムは極度の水不足が続いている。
雨を期待しているが、北海道のような6月も素晴らしい。
殊に今日は、北風が吹いて本当に心地よい1日だった。


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23日、住まい前の土手を登ると素晴らしい夏景色だった。

散歩中に聴いているiPodには500曲ほど入れてある。
曲目を選ぶのは面倒なので、シャッフルで選曲された曲を聴いている。

真っ先に自動で選ばれたのは映画「太陽がいっぱい」のテーマ曲だった。
この映画は1960年製作、アランドロンの出世作だ。この曲を聴くと封切り当時を思い出し、この青空の下に眩しい南国の海が広がっているように思えた。


映画が封切りされた時、私は高校1年の夏休みだった。
私は毎日、宮崎から青島まで自転車を飛ばして青島海水浴場へ出かけて、夕暮れまで泳いで過ごした。当時は海水浴客はまばらで、澄み切った空も海も本当に素晴らしかった。

その頃、沖合に小型漁船をヨット風に仕立てて、「太陽がいっぱい」の宣伝をしていた。私は船まで泳いで行って、甲板で日光浴をした。あの広い青空と波音を、今も夢のように想い出す。

夏休みの海水浴は高校三年まで、受験勉強もせずに続けた。
おかげで、芸大受験はあっけなく失敗した。
当時の私は、自分を天才だと思い込んでいたので、芸大の美術教育にはまったく興味がなかった。それでも受験したのは肩書きがあれば絵描きになる時に役立つと打算的に考えたからだ。だから、食いはぐれがなく自由自在に生きる方法が他にあれば躊躇なくそれを選んだ。

浪人しての再受験はせず、親戚のつてで十条の彫金名人に弟子入りした。その辺りの経緯は「美智子妃ご成婚のティアラの制作について・12年6月11日」」に記入してある。
弟子入りの結果は、期待通りに豊かで自由な生活を手に入れられた。


師匠の奥さんの私の第一印象は、海で日焼けしすぎて黒人が来たと思ったそうだ。しかし、3ケ月ほどで日焼けはすっかり脱色し、五分刈りの髪も伸びて、東京育ちのように色白になってしまった。
「東京の水のおかげで、すっかりいい男になったね」
瑞々しい18歳の私は近所のおばさんたちにからかわれ、時にはこっそり手を握られることもあった。


若い頃の日焼けのやり過ぎは肌のダメージが大きく、60近くなってから日光皮膚炎を起こすようになった。今は、半袖での外出はまったくできない。短時間、炎天下で半袖で過ごすと、たちまちヒリヒリして蕁麻疹ができてしまう。


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漁船はカジキ漁の突きん棒船だったように記憶している。
舳先に突っ掛けのようなベルトが固定してあって、モリを構えた漁師はそれでつま先を固定し、カジキを捉える勇壮な漁だった。


最近、上に掲載したように絵日記を描き始めた。
これからのAI・人工知能時代、AIには人生がないので絵日記は描けないだろうとの目算によるものだ。更に、AIが不得意なのはヘタウマの絵だ。AIはレンブラントのような上手い絵の習得は得意だが、人間的な微妙な味わいが必要なヘタウマ絵は、しばらくは描けないと踏んでいる。

楽しい思い出があると、何かにつけて癒しになる。最新の精神医学では、妄想であっても楽しい夢や想い出を持ち、今あるがままに生きることでストレスは解消される。


先日、田嶋陽子と橋下徹が女性の権利についてワイドショーで激論していた。
私はどちらの考えも興味がない。
「夫は家庭の仕事を分担すべきだ。男は女性の権利を踏みにじっている」との田嶋陽子の考えは時代錯誤に聞こえた。

彼女は30年前から同じことを言っている。
今はその頃から大きく変化した。
私は28歳から祖母と父を立て続けに母と協力して介護し在宅で看取った。その当時は、私が介護していると人に話すと、変人に思われ、殊に女性からは「男のくせに女の仕事を」と非難されることがあった。
「老人介護は国の責任。親孝行は軍国主義につながる」
社会学者にそのような馬鹿な考えの者がいた時代だ。
今もそのような社会学者は沢山いる。

それが、私一人で母の介護を始めた12,3年前から風向きが大きく変わった。
男のくせにと言う者は皆無になり、むしろ共感を持たれるようになった。


男の知人友人のほとんどは介護の経験がある。
介護をしたことがない友人でも、みんな料理好きで女性から自立している。

田島陽子は男は料理、洗濯、一切やらないと決めつけているが、それをしなかったら介護は絶対にできない。私は母の介護をしている頃、最大、1日に7回洗濯をしたことがあった。

男は家庭の仕事は一切やらないと決めつけている彼女の考えはあまりにステロタイプ過ぎる。世の中への視野は目の大小に関係ないが、彼女は例外で、小さな目同様に視野も狭いようだ。


今週、面白かった番組は月曜の「鶴瓶の家族に乾杯・青春プレイバック 竹中直人・東京都八王子市ぶっつけ本番旅」。
八王子は竹中直人が多摩美時代に過ごした。

鶴瓶と竹中のコントのようなシュールな掛け合いが実に面白い。美大があるだけに個性的な喫茶店があったりと、街の佇まいに芸術の香りがして魅力的だ。この回の録画は長く保存して繰り返し見そうだ。


エレベーターホールのツパメの巣は完成した。
親ツバメたちは荒川土手を猛スピードで飛び回り餌取りをしている。カラスにヒナを捕食された前のツバメたちと比べるととても元気に見える。

東京でのツバメの子育ての成功率は6割以下だ。東京北医療センター近くの車庫のツバメの巣は、網を垂らしてカラスよけをしてあったにもかかわらずカラスにやられてしまった。

確率から言えば今回のツバメたちは成功するはずだが、カラスの知恵がそれを上回っていたら残念な結果になる。時折、巣からクリクリした目で私を眺める親ツバメを見ると、何とか無事にヒナ育てを終えてほしいと願うばかりだ。


EUからの離脱是非を問う英国国民投票は僅差で離脱派が勝利した。
と言っても直近の法的拘束力はなく、2年間の移行期間のあと離脱は正式に決定する。
当面、世界を巻き込む経済の大混乱が起きるが、徐々に安定へ向かうだろう。

残留派のキャメロン首相は流入労働者への社会保障制限など、EUとの話し合いで解決していたが功を奏しなかった。
スコットランドはイングランドへの反発があり残留派が多かった。再度、スコットランド独立分離の国民投票が行われ、スコットランド独立が成立すればEU加盟の可能性は大きい。

英国へ進出している1000社をこえる日本企業への離脱のマイナス影響は避けられない。
その結果、日本でも円が高騰し株価は1300円以上も暴落した。
私事だが、今月末までデパートに作品を2点出品している。
この情勢では結果は期待できない。

しかし、長期的には国連に次ぐ参加国の英連邦内に新たな巨大市場が形成され、新たな商機が生まれるとの見方がある。マイナス思考はやめて右往左往せず、日本政府は粛々と対策を講じて行くことだ。

間近な参院選では、経済混乱期の票は無策無能な野党へは流れないと予想している。
米国の大統領選は、これで内向き孤立主義のトランプ氏は有利になりそうだ。
中国はEUの窓口として英国に大きな期待をしていたので落胆は大きく、経済への悪影響は避けられない。

EUは、ギリシア・スペイン・ポルトガルの財政破綻、無秩序な単純労働者流入、不況による高い失業率と問題が多すぎる。これをきっかけに改善され、良い方向に向かうことを願っている。そうしないと、次々と離脱する加盟国が増えEUは崩壊する。


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