« 人生最後の"終活"は"前後を際断して"対応する。豊洲移転は安全でも反対だ。17年2月22日 | トップページ | 鉛筆のロールスロイス・三菱鉛筆の金色軸"筆鉛筆"は埼玉限定。王子稲荷の二の午は空いていた。17年2月25日。 »

2017年2月24日 (金)

オレキシン受容体拮抗薬(ベルソムラ)で熟睡して血糖値改善への賛否。全身を活性化し血糖値を改善するオステオカルシンは踵落とし30回で分泌。17年2月24日

公の場での日本人の居眠りは欧米人の目には奇異に見えるようだ。
しかし、寒い日の電車の温かい座席で居眠りは至福の時だ。
真夏の木陰のベンチでの居眠りも素晴らしい。
草原に寝転び、青空を流れる白雲を見上げながら居眠りするのは最高の幸せだ。
草原の眠りなら欧米人にも理解できるだろう。しかし、電車や公園のベンチでの居眠りは、欧米では置き引きやスリに狙われる無防備な状態で、信じられない行為のようだ。
先進国中での平均睡眠は日本が一番短い。フランス人の平均8.5時間と比べると日本は1時間以上短い。それが居眠りの原因だととも言われている。


睡眠について、ためしてガッテンで特集していた。それによると脳波デルタ波が出る熟睡をしないとインシュリン分泌能が衰え高血糖を招くと言う。例えば、睡眠7.5時間ではインシュリン分泌能が62.3%なのに対し、1時間多い8.5時間睡眠では73パーセントに増える。

姉は糖尿病で私もその体質があり、若い頃から食事と運動に気を使って来た。
家庭用血糖測定器が市販されてからは、自分で測定し、血糖値と食物・運動との関係を調べて来た。その経験では、寝不足が続くと血糖値は異常を示した。

血糖値を自分で測るようになったのは、睡眠障害があるので早起きして病院へ行くのが苦手だったからだ。糖尿病診断の基本、糖負荷テストは空腹の朝一が原則だ。徹夜明けの寝不足で受診したらストレスの影響で血糖値は高く正確な診断はできない。

私は若い頃から寝付きが悪かった。
夜更かしは大好きで、母の介護を始める前は午前9〜10時に寝て午後に起床する不健康な生活を続けていた。しかし、昼に寝ていると仕事の電話が絶えずかかる。すぐに飛び起きて対応できたが、それは熟睡していない証で、体にダメージを与え続けていた。

母の車椅子を押すようになってから、早朝に起床するようになった。だが寝付きの悪さは相変わらずで、睡眠2,3時間が1ケ月ほど続き、やっと夜眠れるようになった。もし、母の介護がなかったら、夜昼逆転生活を続けて体を壊していただろう。

夜眠るようになっても熟睡はできなかった。なぜなら、深夜、母に呼ばれたらすぐに飛び起きて対応しなければならないからだ。その後、母を看取ってからも2,3時間づつ小刻みに眠る習慣は残り、今も続いている。

睡眠障害があるとそのストレスのため糖尿病が2倍発症しやすい。このことは経験的に納得できる。
ストレスは睡眠不足があると増大し、ストレスホルモンは血糖値を上げる。血糖値が上昇すると交感神経が活発になり熟睡が得られない。睡眠の質が低下するとストレスホルモンが分泌される。この負のスパイラルを断たなければ血糖値は改善しない。
だから、就寝前の3時間以内に食事をして血糖値を上げるのは好ましくない。寝る前に何か食べると寝つきは良くなるが睡眠の質は低下する。血糖値以外にも内臓脂肪を増やすなどの問題が多く、就眠前の食事は好ましくない。

近年、習慣性が少なくて睡眠の質を高める新タイプの睡眠薬が認可された。それはオレキシン受容体拮抗薬(薬品名ベルソムラ)だ。
オレキシンは脳を活発にするが、同時に熟睡を妨げる。
だからオレキシンの働きを抑えれば熟睡できる。従来の睡眠薬は脳全体の働きを抑えることで眠りを招いていた。対してベルソムラは脳の睡眠を司る箇所にのみ働きかける理想的な睡眠薬だ。熟睡できれば脳波のデルタ波が出てインシュリン分泌が改善する。
 注,-専門医によるとデルタ波とインシュリン分泌能の関係は明確ではない。

番組でのベルソムラを服用した被験者たちのヘモグロビンA1cは大きく低下した。具体的には熟睡した被験者のデルタパワーは609から1168へと大幅に増加し、140mg/dlの血糖値が112mg/dlに減った。
 注,この実験や表現には専門医の間に異論がある。

ヘモグロビンA1c=HbA1cは1〜2ケ月の血糖値を反映する指標だ。
HbA1c値 7% (NGSP値) 未満を維持できれば合併症はでにくい。
HbA1c値 8% (NGSP値) 以上が続くと合併症が出る可能性が非常に高くなる。
主な合併症は心筋梗塞、壊疽、網膜症による失明。殊に腎不全から透析に至ると予後はとても悪くなる。

 注,-2013年4月からHbA1c値表記は従来のJDS値から国際的なNGSP値に変更された。
   NGSP値=JDS値+0.4・・単純に0.4をプラスしただけ。
   HbA1c値 5.4% (NGSP値) 未満 ふだんの血糖値が正常範囲内
   HbA1c値 5.4〜6.4% (NGSP値) 時々血糖値が高め=境界型糖尿病
   HbA1c値 6.5% (NGSP値) 以上 糖尿病

今は瞬間的な血糖値よりHbA1cの数値を重視し、治療は6%以下になるのが理想だが、少なくとも6%台の前半を目標にする。私は20年以上、食事+運動のコントロールのおかげで境界型と正常を行ったり来たりしている。

私は眠れない時は睡眠導入剤レンドルミンを使っているが、4〜5時間で目覚め二度寝が難しい。近く、オレキシン受容体拮抗薬(薬品名ベルソムラ)を処方してもらって6時間以上熟睡してみたい。結果が出たらここに記す。
 注,-ベルソムラの副作用は悪夢、疲労、頭痛などがある。車運転は要注意だ。
  私は半量の10mgから始めて様子を見ようと思う。

◎ 2月28日の就寝時にベルソムラ半量10mgを服用した。
 すぐに寝付いたが眠りの質はやや不良。
 目覚めても頭が重い。
 これは個人差が大きく、快適に眠れる人の方が多いはずだ。

今回のためしてガッテンの治療効果については専門医の間に異論がある。"ベルソムラが副次的に糖尿病を治す"は短絡し過ぎで誤解を生む。しかし、一部専門家の睡眠障害改善の効果を全面否定する姿勢は科学的冷静さに欠ける。各方面からの「ためしてガッテン」へのバッシングも短絡すぎる。私の経験では、熟睡翌日の血糖値は健康に安定し、不眠翌日は明らかに不安定だ。熟睡は血糖値だけでなく、健康全般にとても大切なものだ。


血糖値を下げるには他にも簡単な方法がある。
先週のためしてガッテンでは骨が分泌する特殊なたんぱく質オステオカルシンについてだった。オステオカルシンはコロンビア大学ジェラルド・カーセンティ教授が10年前に偶然発見した。

オステオカルシンも糖尿病治療に効果がある。このタンパク質は骨を刺激することで増え、脳をはじめ全身の臓器を活性化させて肌を綺麗にする。血糖値が下がるのも膵臓が活性化してインシュリン分泌が高まるからだ。

刺激方法は簡単だ。直立して踵を上げ、ストンと床に落として足の骨に衝撃を与える。それを日に30回以上続けると刺激を受けた足の骨が全身の骨にオステカルシンの分泌を指令し、糖尿病、認知症、骨粗しょう症の治療・予防効果が生まれる。


余談だが、ためしてガッテンに出てくる母子たちはとても可愛い。
先日の肺炎球菌ワクチンの時のりょうま君とお母さんは共に超絶可愛かった。
デルタパワーの時も、最後にしゃがんでガッテンと明るく言っていた母子もめちゃくちゃ可愛かった。
どれも素人ぽくて子役事務所からの紹介には見えない、どうやって見つけているのか気になる。


M_1

緑道公園のぼけの花。
沈丁花も咲きそろい、あっと言う間に春は目の前に来ていた。
24日は王子稲荷の二の午へ行く。
初午の12日はホームページ作りに熱中していて行けなかった。
風があり寒い1日になりそうだ。


Ma_3

Ma_4

Ma_5

Goof

Mas

|

« 人生最後の"終活"は"前後を際断して"対応する。豊洲移転は安全でも反対だ。17年2月22日 | トップページ | 鉛筆のロールスロイス・三菱鉛筆の金色軸"筆鉛筆"は埼玉限定。王子稲荷の二の午は空いていた。17年2月25日。 »