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2017年10月 7日 (土)

合羽橋に、駒形どぜうに、ネコメンタリーに、小池都知事。17年10月8日

雨上がりの散歩は素晴らしい。
アスファルトの歩道は隅々まで洗われていた。
清涼な大気に懐かしい香りが漂っていた。
辿って行くと金木犀が咲いていた。

あっという間に1年は過ぎてしまった。
その間、さして大したことはしていない。
大きな出来事は5月、40数年ぶりに郷里大堂津を訪れたことくらいだ。


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いつもの公園のベンチに腰掛け、ぼんやりと芝生の向こうの木立を眺めた。
先日のEテレ「ネコメンタリー・猫も杓子も」作家吉田修一氏の金ちゃん銀ちゃんを思い出した。飼い主の吉田修一氏は公園の木立をぼんやりと眺めていると何時間でも過ごせる、と話していた。
私も、公園のベンチで何時間もぼんやりしていられる。
何も考えず、非生産的なのに、不思議なくらい生きている充足感がある。

彼の飼い猫は活発な金ちゃんと、おっとりした小太りのスコティッシュホールドの銀ちゃん。軽く小競り合いしたり、仲良く昼寝をしたり、二匹の対比はとても可愛い。三者は互いに何かするわけでも求めるわけでもなく、絶妙の距離感で暮らしている姿はホッとさせられる。

これは大好きな番組だ。
以前放映された「養老センセイとまる」「角田光代とトト」も録画して何回も見た。
明日9日月曜は夜11時から、直木賞作家・村山由佳氏のもみじちゃん。
もみじちゃんはまる顔のつぶらな瞳がとても可愛くて17歳には見えない。
この回も録画して、何度も見ようと思っている。


老子は何も考えないことを最上の生き方とした。
何か考えれば知識が積み上がる。
豊かな知識は諸刃の刃だ。
人を助ける反面、毒になって苦しめる。
反対に何も考えず、水が流れるように自然に行動すれば、最善の道を進むことができる。
老子は赤ん坊を最高の存在とした。
赤ん坊のように未来を恐れず、まっすぐに生きれば悩むことはない。


10月1日日曜日は友人に誘われた。
事業で成功した彼は料理が趣味だ。
プロ用の中華鍋が欲しいから付き合え、とのことで、合羽橋の銀座線田原町駅で待ち合わせた。
日曜の合羽橋は3分の1しか営業していない。
私はのんびり道具街を散歩したかったが、シャッターが閉まった通りは面白くなく手近な店に入った。
彼はプロ用の国産中華鍋を買った。
頑丈な出来なので彼が死ぬまで使えるはずだ。


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田原町の古い仏具店。

合羽橋から浅草へ歩いた。
相変わらず仲見世は海外からの観光客で混雑していた。
人力車のキリッとした粋な車夫。
街角に何気なくある小さな祠やお堂。
それらの伝統的な風景とは正反対の近代的なビル。
日本人には当たり前だが、それらが心地よく調和している清潔な街は、海外観光客には新鮮なのだろう。夕暮れの街を海外からの家族連れがいく組も歩いた。彼らには安堵感と心地よさが溢れていた。

5時過ぎていたので観音様の本堂は閉まっていたが、外の賽銭箱へ長い列ができていた。
友人が夕飯にしようと言うので駒形どぜうへ向かった。

店の前には先客4人が待っていた。
整理券をもらうと15分ほどで順番が来て、地下の椅子席へ案内された。
ドジョウ鍋と柳川鍋とドジョウの蒲焼を頼んだ。
ドジョウ鍋はまるごとの小型のドジョウに刻みネギと七味をかけ割り下で煮込みながら食す。小型なので骨ごと柔らかく美味い。柳川鍋と蒲焼は大型のドジョウを割いたものだ。こちらも美味い。

ビールを飲みながら楽しい食事だった。
隣席は美人を交えた女性三人。美人は二の腕の感じから40歳少し過ぎたくらい。
年長の女性は美人の母親らしい。
黒のロングドレスに高級なハイヒール。
水商売ぽいが、時折見せる傲慢な表情からそうではないと推測。多分、金持ちのお嬢さんだろう。


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飲みながら描いた。

三人組が席をたった後、後ろの席のカップルが「美人だったね」と呟く声が聞こえた。
この手の美人は地方にはいない。

そのあと、吾妻橋を渡り、アサヒビール・金色うんこのあるビルの「隅田川ブルーイング」でステーキを肴にクラフトビールを飲んだ。


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星美学園前のピラカンサ。


選挙前のマスコミは右も左も小池都知事への悪口で溢れている。
男へ媚びない彼女の姿勢への嫌悪感と恐怖心が根底にあるのだろう。
北区で都民ファーストから当選した音喜多駿都議が離党して小池都知事を非難していた。それほど都知事が憎いなら、黙って議員辞職して、選挙が終わってから小池非難をすべきだ。とは言っても、選挙が終われば誰も注目しない。多分、彼をたきつけ利用している勢力がいるのだろう。

信長は敵将の部下が我が方へ寝返っても、その不忠を嫌悪し厳しく対処した。
関ヶ原で寝返った小早川氏は、徳川配下の冷たい視線に耐えられず、心を病んで早世した。
それらの例のように、音喜多駿都議も政治生命は終わりそうだ。
彼は主君を裏切るには人間が小さ過ぎる。

お笑い芸人やタレントたちが、政治批評をするのが最近の流行りだ。
しっかり政治を勉強して話すのなら許せるが、浅薄な知識で右や左の誰かに言わされているように感じるのが気持ち悪い。


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Goof

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