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2018年12月12日 (水)

雨のクリスマス飾り-銀座慕情。18年12月11日

 赤羽の散歩道。雨が降りそうな暗い空が、黄葉のせいで明るく感じた。


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 先日の日曜日、いつもの喫茶店が満員だったので、KFC=ケンタッキーフライドチキンへ行った。KFCのコーヒーは量は多いが美味しくない。
日曜の客はフライドチキンの持ち帰りが多いので、テーブル席は空いていた。最近、夜のKFCではワインを出している。女性の一人客が長テーブルでワインを何杯もお代わりしていた。


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 絵は翌日月曜日、行きつけのカフェでモーツアルトのクラリネット協奏曲・K622・第2楽章を聴きながら描いた。モーツアルトは表面は楽しそうだが、孤独が透けて見える。BGMにモーツアルトを選んだのは、ひとり酒の彼女にそれを感じたからだろう。

ビックカメラのポイントが1万近く貯まっていた。先日、そのポイントで6000円ほどのソニーのイアホンを買った。手持ちの曲に電話の呼び出し音が入っていると錯覚する曲がある。そのフレーズに差し掛かると、毎回「誰の携帯だ!!」と周りを見渡していた。しかし、新しいイアホンで聴くと、それは涼やかな鈴の音だった。その程度のイアホンでも高スペックで、違う世界が広がる。

 今日11日は、湯島天神に大祓してもらう人形を納めに行った。
上野で下車して上野公園を抜けた。
相変わらず外国人旅行者が多い。
不忍池弁天堂をお参りして、湯島へ抜けた。


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 不忍池中程にスズメがたむろしている一角がある。
不忍池のスズメは上野動物園で動物たちの餌を横取りしているので体が大きい。

私のすぐ前でホーバリングしながら餌をねだるスズメたちに「何も持って来なくて、ごめんね」と謝った。後ろ向きの1羽のお尻が可愛い。

 来月からは受験シーズンに入る。
湯島天神は相変わらず若い人のお参りが多かった。


 湯島から御徒町へ抜け、途中、松屋で買い物をした。
階段の踊り場のベンチでは、居眠りをしているホームレスらしき人が多かった。
暖房が効いているので快適なようだ。

 アメ横の二木の菓子でとろろ昆布を、隣の果物屋で栃木産の小粒のキウィが25個で500円と激安だったので買った。酸っぱいだろうと思っていたら、帰宅後に食べると意外に甘かった。


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 銀座へ着くと、予報どうり雨になった。
有楽町駅前広場

クリスマスのイルミネーションは雨が降ると美しい。
銀座へ出たのは、それを眺めたかったからだ。

旧知のギャラリー・オカベでお茶をして、丸の内のビル街を抜け東京駅へ向かった。


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 丸の内の中華料理屋のバーカウンター。
6時前で、開店準備中だった。


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 丸の内、洋品店を兼ねたレストラン入り口。


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 東京中央郵便局を改築してできたKITTE=キッテの喫茶コーナーで一休みした。
中央エントランスに置かれた白いクリスマスツリーが美しい。
ライティングされたツリーは7色に変化し、25分ごとにクリスマスの曲が流れた。

私はNHKの傑作「映像の世紀」の加古隆作曲「パリは燃えているか」を聴きながら眺めていた。世界大戦前夜の平和なパリの映像と、この平和なクリスマスツリーの光景に共通したものを感じていたからかもしれない。

小一時間、ぼんやりとクリスマスツリーを眺めてから、帰路についた。
埼京線の戸田公園駅あたりの車内でトラブルがあり、川越行きの電車は全て中止と車内放送が繰り返していた。赤羽駅に着くと、構内を幾人もの鉄道警察官が行き来していた。どうやら刑事事件が起きたようだ。

埼京線はダイヤが乱れているので、赤羽駅で下車し自宅まで歩いた。
お昼から歩き詰めて汗ばんでいたので、冷たい雨が心地よかった。

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 最近、気になった記事。

 インスタグラムなどのSNSを研究している米ハーバード大学のグループによると、投稿写真が青みや灰色がかった暗い色調や、モノクロ風に加工した映像の投稿が多い人は鬱病を発症する寸前の人が多い。グループが考案したプログラムを使った鬱病検出率は70%。一般の医師が診断した検出率50%より有効のようだ。


 中国発記事。日本と中国とではどちらが偉いか、などとの比較テーマが多い。高度成長とバブルが同時に来た中国の価値観はお金が全てで、極端な拝金主義だ。対して、高度成長からバブルへ至り、共に卒業した少子高齢化の日本国民は拝金主義に囚われることなく穏やかな充実した人生を目指している。そのように幸せ感の基本が大きく違っている価値観で両国を比較するのは土台無理だ。
さらに無意味な記事は上海などで暮らしている日本人からの発信だ。なぜか彼らは、起業環境、スマホ、インフラと全てが中国が優れていて、日本は時代遅れの老人ばかりの滅びつつある国と毎回こき下ろしている。中国人がそう言うのなら聞き流すが、日本人が中国の拝金主義に染まり、尻馬に乗って言い立てている姿は情けない。

 人の幸せは金銭で測れるものではない。
高度成長期の日本の所得格差は小さく、1億総中流と言われていた。対して現代中国は、内陸と沿岸部、都会と農村、庶民と企業家、いずれも大きな所得格差の弱肉強食の国だ。さらに極端なコネ社会で、政府や党とコネがない者の成功は厳しい。

幸せは、収入だけでなく医療、福祉、食の安全も大きな要素だ。壮健な若者なら上海や深圳あたりで起業し一旗上げることはできる。しかし、中国は老人が暮らすには厳しい国だ。老いれば病がちになり、病院が身近に必要になる。しかし、真っ当な病院を受診しようとすれば、夜明け前の2時から受付に並ばなければならない。医療費負担もとんでもなく大きく、医師は高慢で、日本のような思いやりはない。そのような中国と日本を比べること自体が無理で、老人たちには、断然、日本の方が住みやすい。

さらに加えれば、中国の金持ちには品格がない。
例えば中国人客は吉原のソープ街で極めて評判が悪い。女の子を粗暴に扱い、金払いが悪く料金を値切り倒す。中国人が金持ちを誇りたいなら、それに似合った品格を身につけるべきだ。


 韓国についての記事は読まなくなった。無関心ではないが、最近はタイトルだけで中身が分かるようになったからだ。あの国では、日本に関してのみ、言論の自由が許されていない。もし、韓国人が反日運動を批判したら、逮捕されるか社会から抹殺されてしまう。

 先日、羽生結弦の番組で、小さなロシアの男の子が羽生に自分で描いた絵を渡すシーンがあった。絵には旭日旗のように太陽が描かれていた。この場面を韓国人の活動家が見たら怒り狂うだろう。
光芒が四方に広がる朝日の図柄は日本独自のデザインではない。古来、欧米でも愛され、デザインに多用されている。ズワイガニ模様や噴水の周りに放射状に配置された敷石にまで怒り狂っている韓国人活動家を見ると滑稽だ。この現状は韓国のアーティストたちにとっては不幸だ。放射状のデザインは力強くとても魅力的なのに、タブー視されていては、韓国アーティストたちの自由な発想は萎縮するだろう。

韓国人観光客の多さや、日本文学などの売れ行きから、実際の極端な反日韓国人は少数だろう。しかし、その少数派が強い政治力を持っている。その結果、日本の韓国疲れは深刻になった。韓国が日本を軽視する以上に、日本は韓国を無視し始めた。


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