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2019年9月15日 (日)

欧米で韓国情報操作が成功するのは、日本強国、韓国弱小国と判官びいきされるから。オリンビックへ愛の旭日旗提案。令和元年9月15日

 最近、日韓紛争の流れが煮詰まった感じだ。識者は「話し合って仲良く」と綺麗事ばかり言うが、今更、元には戻せない。売られた喧嘩を買った以上、パワー勝負で戦い抜く他ない。今回を刺激に、日本のダイナミックな変身を期待する。

 先日、AI研究者が、日本のAIは米中に大きく引き離されたが、AIとハードを結びつけた分野なら十分に勝てる、と話していた。その主体になるのが日本の高等専門学校だ。例えばロボコンでは、高専が圧倒的な強さを見せている。米中のAI研究者たちはソフトの部分は強いが、AIを現実に実行する機械技術は弱い。その点、工場での即戦力を目指している高専の若者たちは機械技術に強く、油にまみれながらAIを使った実用的なシステムを次々と考え出している。

先日見た番組では、高圧電線の点検を自動で行う機械。古い工場で膨大に使われている古い計器類の読み取りを人手から解放し、中央で管理するシステムなど、労働力不足を補うAI機器を次々と実用化していた。AI研究者が言うように、現場作業で油まみれになって生まれたシステムは、お洒落な研究室で頭をこね回しているAI専門家たちにはできない芸当かもしれない。

 話を日韓関係に戻す。
韓国は欧米諸国に対する情報操作は日本よりはるかに巧みだ。
その現状を憂い、韓国を凌駕する能力を日本外交官に求める声がネットに溢れているが、実際は難しい。日本の外交官は高級接待要員の伝統があり、泥臭い現場へ手を広げて失敗することを極めて恐れている。これからは、エリートコースから外れた鈴木宗男氏や佐藤優氏のような、現場を熟知した泥臭い外交官が必要な時だ。

 強国は概ね外交下手で、外交を強力な国力で補い、弱小国から恨まれる。
強国代表の米国は、かって日本でも左翼デモでは星条旗は踏みにじられ、大統領のハリボテが燃された。イスラエルは中東で近隣国から不当な扱いをされても欧米は擁護せず、イスラエルに不利なフェイク混じりの情報ばかりが世界に発信されている。

 外交が巧みな国は昔から弱小国家が多い。ペリー来航時の江戸幕府がそうだった。幕府の外務官僚たちは貧弱な語学力にも関わらず、ペリー一行を巧みに手玉に取って、侵略を防いだ。それは明治政府の外務官僚も同じだ。彼らは無理難題を押しつける列強に必死に抵抗し、不平等条約を次々と改定させて行った。

 韓国が欧米での情報操作が優れているのは、日本同様に欧米にも判官びいきがあるからだ。慰安婦・徴用工問題では、強い日本が弱小国の韓国をいじめていると欧米では根強く誤解されている。韓国の知名度は低く、日本の一部だと思っている欧米人は極めて多い。
もし、日本が欧米で同情されるようになったら、悲しむべきことかもしれない。例えば10年前、日中紛争について欧米で日本が中国の理不尽さを訴えても、圧倒的に中国擁護が優っていた。しかし今は違う。世界二位の強国となった中国と日本では、日本が同情されることが増えている。


 ネット動画の情報は多様で面白い。大手メディアや左翼ジャーナリストが絶対に報道しない、中国におけるウイグル人、チベット人、などの弾圧などもきちんと報道してくれる。だから、最近は視聴率も高く、ネット動画への一流企業CMは一段と増えた。
先日記入したことだが、中国で激しい反日運動が吹き荒れた頃、日本蔑称の「日本鬼子」を「日の本鬼子」の可愛キャラに描いて、中国ネット民に虚脱感を蔓延させた。
しかし、今回の日韓紛争では、そのしたたかさが欠如している。その主因は漢字文化とハングル文化との違いかもしれない。あの、下駄屋の作業場みたいなハングル文字の集合体を見ていると、少数民族を痛めつけているような心苦しさを感じる。優しい日本のネット民たちも、それを深層で感じて、誉め殺しの切っ先が鈍っているのかもしれない。

 先日、そのことを友人と話していたら、従軍慰安婦像のパロディなら描けるだろうと言われた。そこで、「少女を今風の女子大生風にメイクアップさせ、ロウソクを持たらせたら」と答えた。ロウソクは卑猥な意味ではない。ロウソクデモのロウソクのことだ。私はすっぴんの素朴そうな少女像に、悪意に満ちたプロパガンダを大衆の意識に滑り込ませる欺瞞性を感じる。

ところで、東京オリンピックのための応援旗のデザインを考えた。

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「愛光旗」と名付けた。愛の光が世界に遍く満ちることを願った真面目なデザインである。自由に使用して、ぜひ、オリンピック会場にはためかせて欲しい。

 旭日旗は太陽の光を現し、日本では昔からめでたい図柄として広く使われて来た。
私は漁師町で育った。大漁の時、漁船が旭日を組み合わせた大漁旗をはためかせて帰港してくる勇姿に、子供だった私は惚れ惚れした。

 旭日模様は日本独自なものではない。
米国アリゾナ州州旗、米軍航空機の紋章、北マケドニア共和国の現国旗、ウクライナ・ネツィク州の州旗、他にも欧米一般家庭の門扉やポスター、ステンドグラスなど、昔からか広く愛用されて来た。
日本ではディズニーシーのタワー・オブ・テラーのステンドグラスにも使われていて、目にした人は多いはずだ。

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 しかし、韓国では、旭日模様はナチスのハーケンクロイツと同じだからと国法で禁じ、世界に更に強く訴えるつもりでいる。何しろ、航空機エンジンのファンを見ても、ロータリーから放射状に広がる道を見ても、赤いタラバガニ模様を見ても、扇の要を見ても、車のホイールを見ても、発狂する国民だからどうしようもない。

 旭日模様が世界中で広く愛されているのは、その卓越したデザイン性にある。
放射状のデザインを禁じられたら、世界中のアーティストから猛反発を受けるだろう。その時、韓国の子供達は、太陽を旭日模様ではなく、どのように描くのか興味津々である。

 ちなみに、ハーケンクロイツが真似た寺院の地図記号卍(まんじ)は、古代インドのサンスクリット語に由来し、幸福を意味する。ヒンドゥー教や仏教では吉祥の印として用いられている。ナチスのハーケンクロイツは「卍」を逆向きにした「逆まんじ」で、本家は実に迷惑している。だから世界では「卍」とは全く別物として認識されている。

ナチスはドイツ国民が民主的に選んだ組織で、ナチスが近隣諸国から収奪した利益の分け前を国民は得ていた。しかし、戦後のドイツ国民はナチスを異端の組織に追いやって、自分たちとは関係ないとする雰囲気がある。

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 台風一過の荒川土手。

 先日、自分の遺体はどこで焼かれるのか、グーグル地図で東京都近辺の火葬場を検索した。私が経験した最も素晴らしい焼き場は、45年前に祖母を荼毘に付した戸田の葬祭場だ。当時は木造で、田舎の中学校みたいな雰囲気だった。
祖母が死んだのは5月1日でツツジが満開だった。待ち時間、久しぶりに集まった家族一同で食事をした。縁側のよく磨き込まれた木枠のガラス戸外の五月の大気がとても清々しかった。

 食事を終えた頃に係員に呼ばれた。
火葬場の祖母の隣では、区役所の職員らしき喪服の人が一人、直立して待っていた。身寄りのない人を、公費で火葬したのだろう。その時、自分もその人のような終わりを迎えるのでは、と思った。
しかし、戸田斎場での荼毘を望んでも、家族がいない私には無駄だ。
本当は、死んだ後などどうでもいいのだが、死後を具体的に想像すると安らぐ。
そのように心理学の本に書いてあった記憶がある。

 吉本関連のニュースは心底うんざりしていたが、最近、ワイドショーから消えて安堵している。
私は若手吉本芸人たちが、契約とか最低賃金とか言っていること自体が理解できない。絵描きたちは、初めっから食えない覚悟で、そのような甘いことは考えない。それは音楽家や役者たちも同じだ、もし、生活ができないのなら、芸人ではなくサラリーマンになるべきだった。役者をしている知人たちは、必死にアルバイトをしながら、認められる日々を夢見ている。

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絵本「グー」のための近作。

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