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2019年10月31日 (木)

日本はファーウエイより進化した6G開発に舵を切って中国覇権を阻止する。ラグビーはサッカーより清々しい。令和元年10月31日

 次の11月2日土曜はラグビーW杯決勝のイングランドvs南アフリカ戦。
ベスト8で日本は敗退したが、今回のW杯は他国戦でも面白く、スポーツ観戦の楽しさと清々しさがある。なぜだろうと思っていてたら、ネットで誰かが、極東のかの国が参加していないから、と言っていた。とても納得できる。

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2日土曜に大宮の知人が経営する古カフェを訪ねた。
帰り、大宮駅近くのフィッシュ・アンド・チップスのパブ
(英国風パブチェーンHUB)に人が溢れていた。
のぞいてみるとW杯決勝のイングランドvs南アフリカ戦中継で、熱気が充満していた。
横浜国際総合競技場での結果は12-32で南アフリカの優勝。

サッカーでは勝敗に関係なく嫌な気分が残る。卑怯な手段を讃えるような関係者の解説には慣れず、いつも気分を損なう。たとえ日本が勝利しても、重箱の隅をかき回すようなセルジオ越後氏の酷評など、スポーツ観戦の楽しさを壊している。
試合中の解説者の愚痴も疲れる。だからサッカーの試合は、いつも音声を止めて見ている。それは野球でも同じだ。できることなら、アナウンサーと解説者の声を止めて、会場の歓声などの自然音だけ副音声で流して欲しい。
その点、ラグビーは紳士のスポーツと言われるだけに、アナウンサーと解説者にそのようなストレスを感じない。試合が終われば、勝ち負け関係なく、和気藹々と会場を去っていくサポーターたちも清々しい。

 今回のW杯では、試合と試合の間隔を1週間にしたことと、地方開催をしたことが大成功だった。
西日本の試合では、日韓対立の余波で韓国人観光客が激減したおかげで、欧米からのラグビー観戦客たちはゆったりと宿泊できた。ラグビーの観客は富裕層が多く、地元観光は潤ったようだ。奇しくも、それは韓国の文大統領のおかげだと思っている。

文大統領はネットでは一番人気だ。終生大統領として辞めないでくれとの熱烈な支持者も多い。なぜなら、彼は日韓関係を正常化してくれた最大の功労者だからだ。彼がいなかったら、日本は相変わらず韓国の無理難題を押し付けられ、ほぞを噛む思いを続けていたはずだ。しかし、彼の登場のおかげで、日本政府は本音を韓国へぶつけるようになった。

外交は相手の気持ちを忖度してばかりいては正常化しない。言いたいことはしっかりと主張し、本音をぶつけ合うのが真の外交だ。それなのに、これまでは善隣友好に惑わされ、不自然な関係を続けて来た。それでは、いつか暴発することになる。文大統領はそれを根底から改善させて、未然に防いでくれた最大功労者だ。

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病院下の渋柿は豊作だ。

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病院庭のカリンも豊作だ。
このカリンは完熟すると自然に落ちる。
それをジャムにすると、香り高く滑らかでとても美味い。

 中国が世界制覇を狙って打ち出した5Gシステム(第5世代移動通信システム)がニュースを賑わせている。米中経済紛争の根底に、5Gシステムによる中国覇権阻止がある。

5Gはとてつもない大容量の情報を瞬時に送る利点があるが、問題点は多い。それは、ミリ波という高い周波数帯を使っていることだ。ミリ波は直進性が高くて建物や雨雪にも阻まれ、届く距離も短い。分かりやすく言うと、発信アンテナが常に見えるところにいないと電波は途切れてしまう。自動運転や遠隔ロボット手術に使える、が謳い文句だが、そのような危ういシステムに人命は任せられない。5Gを実用化するには、3Gや4Gの数十倍もの基地局を設けなくてはならない。

 日本の開発状況は、NTTが5Gより進んだ6Gシステムで世界最先端を走っている。6Gシステムに必要な電子部品の製造技術は、全て日本企業が持っている。日本政府もやっとその重要性に気づき、政府指導での6G実用化に舵を切った。

6Gの最大利点は、米国による中国技術世界制覇阻止に合理的に合致することだ。なぜなら、6Gシステムでは下位の5Gシステムは使えるが、その逆に5Gでは上位の6Gは使えないからだ。米国はそのことを熟知している。米国は、昔の日米半導体摩擦によって日本のIT産業を壊滅させた愚を繰り返さず、黙って日本と協業すれば、無理なく中国阻止が可能だ。さらに6Gにより、未来技術の優位性を確立できる。


 世の中はハイテク一辺倒だが、ローテクにも優れたものが多くある。
文春オンライン記事に、山野の多い地方では膨大な設置費用がかかる5Gはオーバースペックすぎる、とあった。例えば、GPSと既成の4G通信モジュールを組み合わせれば、かなり素晴らしいことができる。例えば、田畑の遠隔自動耕作では従来技術で十分に対応可能だ。例えば、獣の罠などの監視なら、40年前の通信速度が極めて遅いシステムLPWAで十分に対応できる。LPWAの利点は、電波の最大到達距離が200キロで、通信料も免許も不要で、免許はハガキで登録し年間450円電波使用料を払うだけだ。
このシステムを使えば、奥多摩に仕掛けたイノシシなどの罠を東京のスマホで確認し、罠にかかっていたら地元の漁師に処理を頼むことができる。
他にもカセットテープを使ったデータ記録も近年復権している。HDや半導体を使った記録より、保持コストが安い上に安全性も高い。

昔、読んだ記事に、ソビエトの宇宙飛行船ソユーズには、安全性が確立した民生品が多数使われていて、コスト削減に貢献していた。船内での計器操作は配線に頼った遠隔操作ではなく、原始的な操作棒を使っていた。操作棒を使った方が配線のショートなどなく人間的で確実だ。

車の自動運転に関しては、昔は道路中央に埋め込まれた電線を辿って行く方法が考えられていた。今なら、中学生でもできるローテクだ。しかし、山間僻地では今も活用できる技術かもしれない。

 過疎化を嘆いている郷里の古い知人たちに、自動運転技術が確立されたら過疎化は解消できると話したことがある。最近、高齢者事故のニュースが減ったが、啓蒙が行き届いて、免許証の返上が増えたからかもしれない。
しかし、田舎では車は生活必需品で、高齢だから返上とはならない。僻地ほど車は必要で、安全運転ができる自動化は必須だ。

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先日の19号で冠水した荒川河川敷ゴルフ場。
大型バワーショベルで堆積した泥を片付けていた。
この状況では、芝の張り替えが必要で、しばらくは再開しそうにない。

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ゴルフ場脇の氾濫で泥が堆積したサイクリングロードを、
土煙を上げて清掃車が走って行った。

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5年前まで住んでいた新河岸川河畔の旧居。
この道を通る都度、住んでいた部屋を見上げてしまう。
何となく、玄関前通路から10年前に死んだ母や、すでに引っ越していない知人たちが
手を振っているように思えるからだ。


 無駄を省いて行くと、最終的に人そのものが無駄となる。人の楽しさのほとんどは無駄にある。食事も栄養だけ摂れば良いわけではない。体に悪いものを添加した食物は美味しい。散歩も、飛行機や車を使って素早く移動していては楽しくない。例えば尾瀬で、鳩待峠から尾瀬を横断し沼山峠までヘリで移動しても楽しくない。大汗をかき息切れしながら、湿原を徒歩でゆっくり移動するから楽しい。無駄な行為にこそ人間らしさがある。しかし、AIが進化した未来予測では、頭を使わず、無駄を省くことばかり想定している。そのような社会では人間は劣化し、魂の抜け殻にしてしまう。

 夏頃の深夜放送で、食事時間を無駄として1日液体食料だけで食事時間を45秒に短縮した青年が取り上げられていた。青年は余った時間をセミナー受講に費やし、年収は800万だと威張っていた。しかし、青年が支払った犠牲に見合った額には思えない。彼は咀嚼力が極度に衰え、どう頑張ってもフランスパンが食べられない。時間の無駄を省くあまり、人間性を失った本末転倒の生き方に思えた。

 

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