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2020年2月18日 (火)

日本政府は危機に弱いが国民は強い。専門家による新型コロナウイルス対策予防。ダイヤモンド・プリンセス号汚染の経緯の真実。令和2年2月18日

◯日本の官僚は初めて経験する危機に対して極めて無能だ。
 突然の危機の時、日本政府は頼りにならない。原発事故もそうだったが、ダイヤモンドプリンセス号対応も厚労省トップの無能ぶりが露呈してしまった。しかし、日本は民度が高く、現場担当者や国民一人一人はしっかりしている。だから、無政府状態に陥ってもでも混乱しない。それは三陸大津波でも、阪神大震災でも、国際的に証明されている。もしそれが海外なら、暴動が起きて大混乱している厳しい状況なのに、整然と規律は保たれた。
先の大戦では大本営の組織が無能だった。そのため、下士官と兵隊と国民は優秀だったのに敗戦を重ねてしまった。その伝統は今も継承されているようだ。


 普通のインフルエンザでも、年間3000人前後が亡くなっている。他にも、新型コロナよりはるかに厳しい病気は無数にある。むしろ、マスコミなどが新型コロナを煽りすぎると、ただの風邪の軽症患者が病院に殺到してパンクし、他の病の重篤患者が弾き出される危険がある。
新型コロナの怖さは風評にある。もし、海外から日本が汚染国と指定されたら、日本は海外で排除され、日本経済はたちまち苦境に陥る。今は国をあてにせず、国民一人一人が高い意識で、自分を守ることが重要だ。

感染者とわかれば、2週間、強制的に隔離される。私はそれが一番怖い。二週間隔離されたら、今抱えている仕事をほとんど落とすことになる。2週間経ても更に陽性が続けば、隔離はさらに2週間伸びて生活は破綻してしまう。新型コロナの感染防止には自信があるが、万一、感染した場合を思うと恐怖だ。

◯私の予防策。
 少しでも風邪気味だったら、漢方薬の葛根湯を飲む。これは昔から多くの医師が実行している。強力な抗ウイルス作用はないが、免疫力を高め、初期感染ではとてもよく効く。ただし、本格的な風邪にはほとんど効果はない。
予防は、絶えずお茶を飲む。お茶は番茶を微粉末にした抗菌作用のあるカテキンを多く含むものをお湯に溶いて魔法瓶に入れ、外出時に携帯している。マスクは使った経験がない。マスクは咳を飛散させない効果はあるが、一般用のマスクではウイルスは素通りするからだ。他に消毒用アルコールも携帯している。今日、薬局に寄ったらすでに払底していた。私は常備しているキッチンアルコールを使っている。これは抗菌作用が長く残る上、ほぼ100パーセントウイルスを除菌する。
日常的にはビタミンCを服用している。ハーブエキスでは古くからネイティブアメリカンが愛用しているエキナセアを疲れ気味の時飲んでいる。これは安価で免疫賦活とウイルス感染予防効果がある。
喉に痛みやイガイガ感などがあると、ウイルスに感染しやすい。手軽な対策として龍角散を飲んでいる。以上に加えて、バランスの良い食事と運動と睡眠がとても重要だ。

◯専門家たちによる新型コロナウイルスについての指針と対策。
 普通の風邪なら安静にしておけば3日で抗体ができて軽快するので、慌てて病院を訪ねることは避ける。
新型コロナに感染しても80パーセントは軽症で推移し軽快する。殊に子供の感染はとても少なく、10代若者のほとんども軽症の経過をたどる。大人から熟年老年でも、体力がある人のほとんどは感染しても軽症のまま快癒する。軽症患者の重症化と致命率はほぼ0%。
むしろ、この段階で病院へ行くと、新型コロナウイルスを人に感染させたり、逆に多重感染させられることになる。

 重症の場合は、37.5度以上の発熱と強い倦怠感が4日以上続き、強い食欲不振と息苦しさが加われば肺炎を発症していると考えられる。その多くは高齢者や糖尿病、がん治療で免疫が低下している患者など基礎疾患のある人たちだ。重症化率は感染者の10%で、重症者の1%は死に至る。要介護高齢者やなどでは、さらにリスクが高い。妊婦は胎児への未知の影響など、軽症感染も絶対に避けたい。

 対策
 風邪をひいたり体調を崩したら家で休む。一人暮らしの場合、1週間ほど生活できる食材などを備蓄する。4日以上37.5度以上の発熱が続き、強い倦怠感、食欲不振、息苦しさ、胸痛、咳などの症状が改善しない場合は新型肺炎のリスクが高く、保健所などと電話相談する。
仮に100人の入所者がいる高齢者施設が新型コロナウイルスに汚染された時は、30人以上が発症し、10人以上が重症化して、数人が死に至る。
家族に発生した場合、病気の人はマスクを付けて飛散を避け、何かに触るたびに手指消毒をする。
学業、仕事は自宅でできるようにメールやチャットなどで済ませる。

 今後の推移。
 一定量の国内流行は起こるが、爆発的流行は起きない」
プライバシー侵害はダメだが、風評被害を心配しすぎて報道規制をすると逆効果を生む。今はウイルスが世界各国に広がった状態で、国境閉鎖の段階は過ぎた。これからは検疫強化で対応すべきだ。

◯ダイヤモンドプリンセス号の経緯。
 ダイヤモンドプリンセス号は1月20日に横浜を出発し、25日に香港で下船した乗客が新型肺炎に感染していることがわかった。その後横浜に戻ったのが2月3日。

 他のクルーズ船の記録は、1月以降に中国に寄港した21隻のうち11隻が日本に入港した。運んだ旅客数は最大計3万5000人、乗務員も含めると5万人に及ぶ。福岡や長崎、那覇に複数回入港した船もあった。この時点でウイルスは日本の市中に広がってしまった。

 ダイヤモンドプリンセス号船内の経緯。
 一部の乗客へ4日辺りから心配する声がメールなどで入っていた。
3日夜から厚生省から検疫担当者が船内に入って検査を始めたが、乗客は4日の夕食までそれまで通り船内のレストランで食事をとっており、シアターやカジノ、カラオケも営業していた。この時点で、船外で大騒ぎになっていることを乗客たちは知らなかった。
同様にクルーズ側も深刻に考えていなかった。乗組員にマスクを着用させたのが6日からだ。この時点で、ウイルスはすでに船内に広がっていた。今、連日、感染者が出ているのは、この初期判断の甘さの結果だ。

 横浜に接岸後、乗客を下船させなかったのは米国政府から要請があったからだ。世界各国の基本姿勢は乗客や乗組員を犠牲にしても、国民の安全を図ることだ。
全てを犠牲にしない方法もあるが、日本では難しい。例えば、武漢から帰還した日本人をホテル三日月に隔離した時、世論は日本政府を非難した。ホテル側が風評被害に会うリスク超えて引き受けたのに、その配慮を全く考慮しない勝手な発言だ。
クルーズ船の乗客・船員3800人を隔離する施設は数字上十分にある。しかし、現実には世論の反対によって設置は難しい。例えば、新型で死者が出た病院は、今、深刻な風評被害を受けている。
米国なら、人里離れた広大な米軍基地内にテント製隔離施設が作られ、銃を持った警備兵によって厳重に監視される。しかし、日本国内では、世論の反対で到底無理だ。結局は船内隔離が最善となる。だが、厚労省トップの無能さにより船内は小武漢化してしまった。

 武漢から帰還第一陣に隔離勧告を振り切り帰宅した者が二人いた。中国なら重罪として罰せられる行為で、それは米国でも同じだ。武漢からの救援機の費用8万円も、世論の反対によって潰され、政府費用でまかなわれた。今回、米国政府は窓のない粗末な貨物機で乗客を帰還させたが、費用は全て乗客たちに請求される。遊びに行った者の救援に国費を支払うことはできない、が米国の基本姿勢だ。
しかも、日本に残された軽症、重症患者たちの莫大な治療費は日本政府が負担する。それは義務ではなく、日本の善意によるものだ。船内環境と対応は、現場職員や乗組員の献身的な努力により日に日に良くなって、乗客たちの評判は良くなった。だから、本国の隔離施設にさらに2週間収容されるより、船内に止まりたいと言い出す乗客も出始めているくらいだ。

以上の事実を無視した米国の防疫専門家が、稚拙な対応だと日本政府を非難していた。その専門家の尻馬に乗って日本政府を非難していたのは朝日新聞だ。最近はニュースの発信元に注意している。中国発信は嘘だらけ。韓国発信は、日本を馬鹿にして徹底的に陥れるのが基本姿勢。朝日、東京新聞などは反日で韓国発信と一致団結している。

 米国の船会社はこれから、乗船客たちから高額訴訟に見舞われる。海外マスコミの日本バッシングは、マスコミの基本である裏を取らない無知によるものだ。米国マスコミは概ね反日で、訴訟に備えて責任転嫁するために、米船会社が巧妙に裏工作を仕掛けたようだ。
とは言え、厚生省の無能ぶりは目を覆うばかりだった。
今回、日本には米国のCDC=疾病管理予防センターに相当する組織がないことを初めて知った。優秀な防疫専門家の人材は十分にいるのに、日本ブランドは著しく毀損された。これからさらに日本経済が被る損失は計り知れない。

 米政府はダイヤモンドプリンセス号の閉鎖空間におけるウイルスが広がる情報を得たかった節がある。ダイヤモンドプリンセス号船内は、乗客乗組員の動きと感染経路が時系列に正確にわかる貴重な実験室になっていた。その結果、米国をはじめとする乗客救出の救援機派遣は、ギリギリまで遅れてしまった。本当の検証はこれからのことだ。その経緯はいつか公開されるはずだ。

 米国ではインフルエンザが大流行し、12000人ほどがなくなっている。その一部に、新型コロナウイルスに感染しているものが含まれている可能性はある。米国では無保険者が風邪で医師に診てもらうと、初診で5万円ほどかかる。だから、ほとんどの風邪患者は医師にかからず売薬で治そうとして、それが実態を分からなくしている。加えて今の検査方法は正確ではない。真相が明らかになるには、時間がかかりそうだ。

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