桜開花日にみぞれ。けあらし(気嵐)を新河岸川に初めて見た。厳しい状況で頑張っている日本の医療従事者に敬意。令和2年3月14日
けあらし=気嵐を見ると幸せになると言われている。このところの暖かさで暖まった新河岸川からの水蒸気が、突然のみぞれ降る寒さに晒されてこの現象が起きた。南九州日南市大堂津で育ったが、厳冬期の朝は沖合いの暖かい黒潮から盛大に湯気が立ち上る気嵐が普通に見られた。だから、私には珍しい現象ではない。しかし、上京してからは初めて見る現象だ。言い伝えのように幸せになれば嬉しい。
新河岸川の、けあらし(気嵐)。新河岸大橋から下流方面を撮影。
手前にみぞれが写っている。右は遊覧船の発着所。土日休日に運行される。
みぞれに打たれながらニリンソウが咲いていた。
小さくて可憐。嫌な時世の中、心が洗われる。
東京北医療センター下の桜並木に、先月植えられたばかりの幼木が開花していた。
幼い木なのでピンクかなと思っていたら、純白の清楚な花だった。心底可愛い。
新型(武漢)コロナに関連して、米国はEUからの入国を遮断した。これは親中になびき始めたEUへの警告も含む。
同様に韓国、もしかすると日本に対して遮断を決断されても致し方ない状況だが、それをしないのは対中抑止力を考慮してのことだろう。
昨日、トランプ大統領は安倍総理と50分間電話会談した。内容は分からないが、親中に傾きかけた日本への牽制があるようだ。このところの親中派議員の安倍政権への圧力は、日米関係を損ないかねない危ういものだった。今回の新型(武漢)コロナの経緯を見れば、親中の危険性は素人にも理解できることだ。
朝日新聞編集員・小滝ちひろ氏は「あっという間に世界中を席巻し、戦争でもないのに超大国の大統領が恐れ慄く。新コロナウイルスは、ある意味で痛快な存在かもしれない=原文のまま」とツイートしていた。この自分勝手な見識のなさは呆れるばかりだ。新型(武漢)コロナでは万単位の人が次第に呼吸を止められる苦しみの中で亡くなっている。しかも、その原因と責任の全ては中国にある。しかし、中国は謝罪も労わりなく、常に上から目線で「対策が未熟でなっていない」と説教するばかりだ。それらを賛辞する朝日の姿勢には怒りを覚える。
中国の影響下にあるアジアアフリカ諸国では、新型(武漢)コロナを日本人をはじめとした他国人が広めているとの責任転嫁を始めた。
渡航禁止になる前に出稼ぎ日本人が中国から帰国してきた時、彼らもまた「日本のいい加減な対策に呆れた。これではすぐに第二の武漢に陥ってしまう」と、軽率な警告を声高に言っていた。
日本と中国は民度が大きく違う。日本人の清潔感は世界標準と比べると異次元だ。中国人や出稼ぎ日本人から今の日本を見たらのんびりいい加減に見えるかもしれない。しかし実際は、一人一人が細心の努力をしている。それらが彼らには見えないだけのことだ。
中国発SARSコロナウイルスが流行した時、マンション最上階で感染者が発生するとたちまち、その棟全部と風下一帯に広まってしまった。理由は、日本では下水管をS字に曲げて逆流を防いでいるが、中国では直線に配管されていて、逆流が普通に起きていた。その結果、逆流した汚物が吹き出してミスト化し、汚染を広げてしまった。
アジアの一般家庭では、トイレットペーパーを下水に流せないし、水道水は安全に飲めない。両方を満足している国は日本とシンガポールくらいだ。原因は下水管の口径が小さくて詰まりやすく、水道管のメンテナンスが行き届いていないからだ。だから、それらの国々では、尻を拭いた紙は備え付けのゴミ箱へ入れ、ゴミとして捨てられる。水道水はそのまま飲むと腹を壊してしまうので飲み水はボトル入りを使っている。
武漢で配給の豚肉をゴミ収集車に乗せて宅配して、激しい抗議デモが起きた。それはゴミ収集車が糞便で汚れていることを住民が熟知しているからだ。そのような国々と日本の衛生状態は基本的に大きく違う。
欧州で新型(武漢)コロナが蔓延しているが、彼らの清潔感は日本と比べると、かなりいい加減だ。まず、土足で住居に入ることが、汚染防止を著しく損なっている。彼らは土足のまま平気でベットに横になり、テーブルに靴を置いて手入れしたりする。フランスではフランスパンを裸のまま小脇に抱えて歩くのが普通だ。それらの衛生観念が、蔓延防止ができない原因の一つだろう。
日本の清潔感はその根底に神道の汚れを忌み嫌う宗教的な精神がある。だから、近代化する前から、宣教師が驚くほどに清潔思想が根付いていた。そのころのヨーロッパは平気でおまるの糞便を窓から道路に投げ捨てていた。西欧人のつば広帽子・マント・ハイヒールスタイルは、頭から降ってくる糞尿を防ぎ、糞便でぬかるむ道路を歩く為に生まれたと、言われている。
だから、日本政府は訓示するだけで、日本国民は自発的に従い感染予防に努める。さらに医療従事者の意識は海外と比べ、著しく高く献身的だ。武漢で「もうやってられない」と喚き散らす医師や看護師の動画があったが、日本ではあり得ないことだ。ちなみに、日本の医師数は欧米と比べると少ない。それでも、民度の高さがそれを補っている。
しかし残念なのは、新型(武漢)コロナ検査には一回ごとに使い捨てる防護服・マスクなどのセットが必須なことを孫正義氏も多くの国民も理解していないことだ。
喉鼻に検体採取用の綿棒を入れると、咳き込む人が多い。その時。まともに飛沫を浴びると医師は感染させられる。それを防ぐ為に、使い捨ての防護服セットが必須だ。だから、検査キットを揃えるだけでは、検査はできない。それなのに、東京都を始めとする親中自治体は早々と、武漢へ防護服とマスクのセットを大量に贈ってしまった。あの時、親中派知事たちは自己満足に浸っていたが、そのしわ寄せを医療現場が受けている現実を直視し、猛省すべきだ。
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