新型(武漢)コロナ不況は「情弱恐慌」へ進化。孫正義氏の怪しいPCR検査キット100万セット寄贈。IOCは五輪開催決定をWHO(中国)に一任。令和2年3月12日
孫正義氏が「新型コロナPCR検査キット100万セットを寄贈したい」とツィターで表明した。しかし「医療崩壊を招くのでは」とのネット上での反発がありすぐに取り下げた。その代わりとしてマスク100万セットを寄贈することにした。これにも大きな疑問が残る。政府と国民がマスク入手に奔走している時に、彼はすぐに調達できる力がありながら、そっぽを向いていたのはなぜだろう。彼は税金をろくにはろくに払っていない。社会貢献したいなら、現金を寄贈する方が何倍も効果がある。
PCR検査の正確度は60パーセートほどで大量の偽陽性が生じる。大量のいい加減な陽性者を見つければ、韓国で起きたように、軽症者が貴重な陰圧病棟を埋めて、重症者がはじき出される弊害がある。今、医療界がもっとも求めているのは治療法の確立だ。
都市封鎖に至ったイタリアが中国に医療援助を求め、中国は医師の派遣を決めた。中国ネットの反応は「散々、イタリアは中国の悪口を言っていたくせに、今更援助ではないだろう。医療品を渡したら金を取れ」と言った声があった。もっとも、中国の責任を問い、当然の要求だと政府を非難する正論はすぐに削除されたはずだ。習首席は口が裂けても対外的に「迷惑をおかけして申し訳ない」と言わない。もし、真面目に謝ったら、たちまち失脚する国だからだ。
最近やっと「韓国のように検査を増やすだけでは医療崩壊を招く」との意見がTVのワイドショーで取り上げられるようになった。それは早くからネット上に流れていたことだ。TVがやっとネットに追いついてきた。このような意識の低さでは、地上波の明日はとても暗い。それを暗示するように、ネット上の広告費が地上波を上回った。
今、起きようとしている武漢コロナ世界恐慌は、情報弱者が世界に広がった結果だ。情報弱者が広がれば世界はパニックを起こす。冷静に事実だけを捉えたらパニックなど起きない。一説では武漢コロナ危機によって、見かけだけ好景気だったバブルが弾けたと言われている。
もし、新型コロナが100年前に流行ったとしたら・・・子供は感染しにくく、かかっても酷くならず、微熱が長引くだけの少し変な風邪だと捉えられたはずだ。昔は年寄りがとても少なかったので、年寄りが重症化してコロコロ死んでも、話題にはならなかった。新型コロナはその程度のものだ。特効薬がない怖さが言われているが、少し前のインフルエンザにも特効薬などなかった。
あえて、新型コロナの怖さをあげるとしたら、通常のインフルエンザが上気道感染に止まるのに対し、新型は一気に肺胞まで達することだ。そうやって肺炎を起こせば、手の施しようがないまま、苦しみながら死に至る。その点はとても悲惨だ。新型コロナによる死者数は、一般的なインフルエンザと比べて突出しているわけではない。新型コロナがなくても、多くの人が毎日亡くなっている。
だからと言って中国の犯した無責任さが消えるわけではない。中国政府の無策によって世界は大被害を被ってしまった。しかし、中国は「みんなに迷惑をかけて申し訳ない」の一言もなく、常に上から目線だ。このような無責任国家に命運を任せようとした、日本の親中派政治家の責任はとても大きい。これを機会に、政府はリスクの分散を進めてほしい。
日本の与野党・地方自治体の長を始め、世界中の政治家が中国がばらまいた賄賂にズブズフに汚染している。最近も、インドネシアの閣僚が武漢コロナの感染源は「日本人だ」と無茶苦茶な発表をした。そのために、当地の日本人が差別被害を受けている。発表した閣僚も中国マネーに汚染されている一人だろう。インドネシアは武漢コロナ騒ぎが起きた後も、武漢からの直行便を禁止せず、汚染源の中国人観光客であふれていた。その事実を隠蔽するために、インドネシア政府は日本人が感染源説を流布させたのだろう。
エチオピア政府も最初の感染者は日本人だったと発表した。WHO事務局長テドロスはエチオピア人で、エチオピアは中国の強い影響下にある。当然だが、エチオピアは中国人で溢れ、早くに武漢コロナは侵入していたはずだ。それなのに最初の感染者を日本人にしてしまうのは、中国による責任転嫁の裏工作を感じる。陽性の日本人がいたことは否定しないが、エチオピアの言うことは全く信用できない。
民度が高い国なら、そのような嘘はすぐに見破られて正される。しかし、インドネシアやエチオピアの民度では無理だ。
上記のように、中国は日本と比べて情報戦が巧みだ。中国による責任転嫁の裏工作はこれからも延々と続く。
クルーズ船でも、防疫でも、日本は海外から悪く言われっぱなしだ。外務省は国益を守るために、真面目に仕事をして日本の考えを常に表明してほしい。
今回の国難で身に染みたことは、中国のような身勝手な国に頼ってはならないことだ。
習主席が武漢を訪ね、武漢コロナ沈静化宣言をした直後、WHOはパンデミック宣言した。WHOがこのタイミングを選んだのは、中国の意向だろう。この流れはどの角度から見ても、パンデミックから中国責任を切り離す責任転嫁工作だ。
全てが腹立たしいが、この際、まともに東京オリンピックが開かれることなど諦めるべきだ。先ほど、トランプ大統領は1年延期を提案した。IOCが一番気を使っている国は、最大の賓客米国だ。トランプ大統領の意向はIOCも安倍総理も無視しにくい。今思うと、組織委の高橋治之理事がウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、「1年か2年の延期が現実的だ」と答えたのは、安倍総理からの地ならしだったのかもしれない。
仮に、一早く日本で武漢コロナが沈静化したとしても、海外はそれから感染が広がり、正常なオリンピック開催は難しい。
IOCは開催か中止かはWHOに一任すると発表した。それは、決定権がWHOを支配している中国にあると言うことだ。中国は自分達に一番有利なようにWHOを動かすだろう。そこで暗躍するのは親中の二階派だ。彼らは国益を犠牲にして、中国に働きかけるはずだ。
準備に莫大なコストをかけた日本にとっては残念なことばかりだが、正常な開催は、5月までに奇跡が起きないと難しい。今回の試練は、災害列島で生き抜いた日本人の強靭さを、世界に示すチャンスだと思っている。
桜の蕾が開花寸前だ。
東京北入り用センター下の桜並木の古木が大量に伐採され、2月に若木に植え替えられた。
4,5歳の幼木だが、すでに可愛い蕾をつけていた。75歳の私は幼木が成木に育った姿を見ることはできない。麻布が巻かれた幹を撫でながら、10数年前、車椅子の母が、先に植え替えられた幼木を撫でながら「元気に育ってね」と声をかけていた姿を思い出した。
立派に育った桜を母は見ることはなかったが、今は見事に花を咲かせている。
浮間橋からの夕雲。
11日は20度に達し、都心に積乱雲ができかけたようだ。
荒川土手は散歩する人で賑わっている。
こんな時だからこそ、素晴らしい春景色を楽しんでほしい。
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