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2020年8月31日 (月)

酷暑の夏にも、コロナ後の未来予測にも飽き飽きしている。令和2年8月31日

昨日も35度越えの酷暑。8月の酷暑日数として新記録更新。
野菜が高騰して困っている。昨日は遠い八百屋まで出かけて、朝採りの新鮮なブロッコリーをまとめ買いした。帰宅してから大鍋でゆで、大ザルに盛って冷ました。
新鮮なプロッコリーの茎は大好きだ。固い皮をむいて、芯をそのまま生キュウリのようにかじる。今回の茎にはスがなくてとても美味しい。ゆでたプロッコリーは冷凍するつもりだったが、冷蔵庫に入れ忘れた。翌朝気付いた時にはすえた匂いがしたので捨てた。とても残念。仕方なく、散歩帰りに近所のスーパーで、古くて小ぶりで高いブロッコリーを買った。

スーパー近くの高架下広場で若者たちが汗だくになって、模造ナイフで殺陣の練習をしていた。舞台の若手のようだ。彼らはコロナ禍の被害者だ。劇団の公演では、わずかな利益も1回4万円のPCR検査に全て吸い取られ、弱小劇団は公演すらできない。
地味な疫学研究を東大系学者は嫌がる。今、表舞台に立っている東大系学者の多くは、PCR検査利権で企業と結びついている。対して、京大を初めとする地方大に地道な疫学研究者が多い。彼らは縁の下で防疫を支えているのに、政府とマスコミは冷遇している。今回のコロナ禍の元凶は、利権と結びついた東大閥にあるのかもしれない。

安倍総理辞職。総理は外交で稀に見る成果をあげた。次の総理候補たちの世論調査では石破茂氏が一番人気だ。しかし、彼の話し方はまどろこしくて頭に入ってこない。散発的に聞こえてくる人物評では、森かけ桜問題と日韓関係では野党や朝日などの考え方に近い。最近、顔が脂ぎって、豚の照り焼きみたいに見えるのも気になる。人気があるのはマスコミ受けが良いからだろう。今日のテレ朝でも、出演者たちと適当に話を合わせていた。ちなみに、舛添氏も田中真紀子氏も世論調査でトップを取ったが、総理にふさわしいかは別物だ。地方の自民党党員にか支持者が多いとの噂も、マスコミが作り上げた願望のようだ。
総裁選での評価は菅義偉官房長官がトップで、群を抜いた実行力が評価されている。知らなかったが彼は集団就職で上京し、艱難辛苦のすえ現地位を得た苦労人だ。岸田氏は可もなし不可もなしで中身が薄い。今は全世界が厳しい状況にある。指導者には上辺だけの人気より強い指導力と実行力が必要だ。党の人心掌握でも、ふさわしいのは菅氏なのだろう。

近所の親しくしていたお年寄りが亡くなった。下町育ちで言葉が綺麗で、趣味も良かった。命日は7月1日、享年97歳と母と同じだ。今の住まいに引っ越してきて、最初に親しくなった人なので、寂しい。

日暮れが早くなり。6時を過ぎると急速に暗くなる。
散歩帰りの暗い土手道を歩きながら「虫が鳴いている」と独り言をつぶやくと、心の中で母が「もう秋だね」と答えた。
今日も誰とも話していない。
友人たちと会って飲み食いしたのは2月が最後で、年内、誰かと会う予定はない。75歳を過ぎた自分にとって、元気さを保てる1年はとても貴重だ。それを無為に費やすのはもったいない。新型コロナが凶悪な疫病なら、現状を受け入れるが、今の社会不安のほとんどはマスコミが作り上げたものだ。この社会不安は容易に消えることはない。

自分の死はどのようにやって来るのか、土手道を歩きながら想った。祖母・父・母たちは、死にかける都度、医師を呼んだり、薬をのませたりして、死ぬのを先延ばしにした。しかし、自分の死は先延ばしにしない。
できることなら草原に寝転がって、風を感じ、虫の羽音や木の葉が擦れる音に耳を傾けながら死を迎えたい。もし、昼間なら青空を見上げていたい。夜なら、星空を見上げていたい。死の瞬間までぼんやりと、何もしないでいたい。

母の終末期、母は病院に入院していると錯覚して、夜中に私を呼んだことがあった。
「ここは家だよ。安心して寝な」と言うと「ああよかった」と母は安堵して寝入った。
その時以来、絶対に病院で死にたくないと思った。

"願わくば花の下にて春死なん その如月の望月のころ" 西行
古代人は自然の中で生き、自然の中で死んでいった。

スウェーデンでは今、新型コロナは話題にすらされていない。それは健全な社会である証拠だ。
日本とスウェーデンの大きな違いは、死生観の違いだ。スウェーデンでは人は必ず死ぬことを前提に新型コロナに対処した。何かをしてもしなくても、死が訪れる時期が少し早くなるだけのことだ。昔の日本人もそのような考えを持っていたが、戦後変わってしまった。今回の日本の新型コロナへの対処は、ほんのわずか生を先伸ばしするために、多大な犠牲を社会に強いてしまっている。

世の中は「若さ」ブームで、あちこちに美魔女が生まれている。しかし、美魔女であっても必ず老いて死に至る。それが分かっていても、ほんの少し若さを先延ばしする為に膨大な費用と努力を費やす。究極の若返り法は何も考えず、何もしないことかもしれない。

2030年になくなっているものを週刊誌が特集していた。

1, 企業編 ・誰もスーツを着なくなる。
スーツはファッションの一つで、なくなることはない。

2, 公の行事編・成人式はなくなる。
公の成人式はなくなるかもしれないが、若者たちはお祭りが好きだ。自主的に行う成人式が自然発生するはずだ。

3, スポーツ編・運動会はなくなる。
運動会は海外では新鮮な行事として評価されている。
学校で若者たちが経験しなくなれば、日本の若者たちも新鮮なものとして再評価するはずだ。

4, 社会制度編・現金は使われなくなり、キャッシュレス化される。
それは絶対にありえない。現金は文化に結びついているので頑固に生き残る。キャシュレス先進国のスウェーデンは日本に対して、盲目的にキャッシュレス化は進めない方が良い、と警告した。スウェーデンでは、現金しか使えない老人などの弱者たちが取り残されているからだ。

5, 源泉徴収。
大筋ではなくなるが、この制度のグレーゾーンをうまく利用している政府と国民がいるわけで、簡単に廃止はないだろう。

6, 都道府県制度
統廃合が進むのは致し方ない。しかし、地域文化と固く結びついている地域もあり、すべて廃止にはならない。

7, 新聞雑誌などの紙メディア。
新聞は衰退するが、紙文化は維持される。
街中から本屋が姿を消しても本はなくならない。時計がクウォーツに変わっても機械式がなくならないのと同じ理屈だ。

8, 百貨店
「百貨」を売りにする百貨店は衰退する。しかし、一部は富裕層のためのサロンに変身して生き残る。

9, 通勤
リモートワークによって加速したが、消防士、警察、医師、建設労働者などはリーモートでは無理だ。

10, 住宅ローン
一部の地域での家の価値が大幅下落するのは間違いない。
しかし、魅力的な物件は、投資対象としてローン購入するケースはなくならない。

羅列して見るともどれも大した予測ではなかった。
未来予測より、人にとって大切なのは健康と自由だ。
日本は低犯罪率と国民健康保険で健康は世界一保証されている。
日本の若者の多くは、経済的な豊かさより、収入は低くても、やりがいのある仕事を価値観の上位におくようになった。人生の価値観を経済から生きがいに変化させた国は、日本が世界史上初めてかもしれない。


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まだ夏空。荒川河川敷。

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新河岸川にかかる橋。頭上には埼京線北赤羽駅がある。

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公園でぼんやりしていると、頭上を3分ごとに旅客機が飛んでいく。
乗客はほとんどいないのに飛ばさなければならない航空各社は本当に大変だ。

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