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2020年11月14日 (土)

新型コロナは蔓延しないと終わらない。終息を急ぐあまり、自殺者とシャッター通りを残す愚策は止めてほしい。令和2年11月14日

こんなに長くコロナ禍が続くとは思っていなかった。5月あたりに緊急事態宣言が取り下げられた時は、これで夏には終息と思った。しかし、2波3波と続くうちに、終息は来春になると思うようになった。
欧米の流行は厳しいが、東アジアは軽微だ。日本など東アジアでは、コロナ禍は過大に煽られている。なぜそうなってしまったのか、一段落したら科学的に検証してほしい。

先日、知人が風邪気味だと話していた。症状は熱っぽく体の節々が痛む。すぐに病院に行ったが、PCR検査は受けられなかった。なんとか検査をと頼むと、自費検査で4,5万はかかると言われた。
「インフルエンザは激減しているから、今罹る風邪のほとんどは症状の軽い新型コロナだ。医師は味覚嗅覚異常や胸の痛みやしつこい咳、そのようなコロナ特有の症状がなかったら保険適用のPCR検査はしないよ。」
私はそう答えた。公には誰も言わないが、そのような暗黙の指針が医療関係者にあるようだ。それを言うと、いい加減すぎるといきり立つ人がいる。しかし、それは医療崩壊を防ぐための合理的な判断だ。2週間の入院隔離が原則の新型コロナ分類を風邪並みに下げないと、診察対応は同じままだ。有効な薬が殆どない以上、明確に新型コロナの症状がなかったら、暖かくして栄養を摂り、ゆっくり休んでおくのが最善だ。
今は新型コロナウイルスは、どこにでもいる普通のウイルスになっている。無症状か発症するかの境目は濃厚に暴露するか否かにかかっている。

コロナウイルスは完全に防止する必要はない。薄く暴露し続けることで免疫が備わる。先日のNスペでの実証実験では、マスク越しに軽くウイルス暴露することで免疫が強化されると分かった。微量のウイルス暴露によってワクチンと同じ効果が得られるわけだ。その実証実験の後、児玉龍彦名誉教授は、薄い暴露は有効だと笑顔で話していた。
彼は以前国会で、「ロックダウンしないと東京は第二のニューヨークになってしまう」と激しく糾弾していた。その頃と比べると大きな変節だ。科学者は思想信条と無関係に科学的事実だけに従うべきで、彼の変節は正しい。
この冬はインフルエンザと新型コロナが同時に大流行すると一部で煽っているが、交差免疫によって二種のウイルスに同時に罹患するケースは少ない。以上は京大系のウイルス学者たちが以前から主張していたことだ。

どのような酷い疫病でも、必ず終わりがある。
17世紀のペストでは、1664年晩秋。ロンドンで突然に2人の男が疫病で死んだ。翌1665年、市中に蔓延し、次年の1666年2月に終息した。死者数はロンドン人口の4分の1の10万人。終息した時、ロンドンの街角で人々は、知らない同士が笑顔で挨拶を交わし、平穏が戻ったことを心から感謝した。新型コロナもロンドンでのペスト禍と同じ経緯を辿る。東京でも、やがてそのような光景が再現されるはずだ。

第3波の陽性者が急増している。
Go Toの利用者が旅行前にCTR検査を受けた無症状の陽性者が増えたことと、全体の検査数増加と、冬の到来が原因だ。陽性と判明した人たちは旅行を取りやめているので、感染を広げていない。ちなみに、Go Toの利用者は累計3000万人ほどなのに、旅行中に感染した思われるのは148人だけだ。静かに旅行をしている旅行者や、細心の注意を払っている旅行業者から感染は広がっていない。Go Toが原因だと煽るのは、異質な者やよそ者を禍の元とする魔女狩りと同じだ。
東京の陽性者数については、他県から東京の病院で受診して判明した陽性者50人ほどが含まれている。
すでに、新型コロナウイルスは世界中に広くどこにでもいる。それを認め、流感ウイルスと同様に賢く共存すべきだ。人の行き来を止めれば感染拡大が止まるわけではない。マスクなしでの談笑が最大の感染原因だと再認識すべきだ。

人と共存していけば、弱毒化は進む。弱毒化すれば感染力は増すが、薄く暴露されて免疫力は強化される。
米ファイザーと独ビオンテックの共同開発で完成したワクチンの効力は94パーセントと高い。問題は免疫の持続期間と副作用だ。使えるのは来年の4月以降。日本は米国より遅れ、結果を見てからの普及なので、やや安心だ。

このワクチン完成が報道されたのは大統領選が終わった後だった。そのような印象操作に反トランプマスコミの悪意を感じる。従来の生ウイルスを使って作ったワクチンと違い、遺伝子工学を駆使した製造方法で、安全性は高い。抗体には善玉と悪玉があるが、どうやら善玉だけを作る理想のワクチンのようだ。米予想では、来年末にワクチンによってコロナは終息する。

日本人はワクチンが一般的になるまで、新型コロナを発症させないように、一人一人が高い意識で努めるべきだ。
発症予防は流感と同じで、睡眠不足を避け、バランスの良い栄養。免疫増強の為に普通に外出して軽いウイルス暴露は受ける。栄養はビタミンDを摂取していると重症化を防ぐ。納豆は血栓を防ぎ、生姜は体を温める。そのように我が身を守りながら来春を待つ。

平穏が戻ったら、いつものように花見をしたい。
仲見世や、アメ横や、銀座の雑踏をのんびり歩いてみたい。
賑わいが戻ったディズニーランドへも行ってみたい。
一刻も早く、マスクだらけの街から解放されたい。

平穏が戻っても、死屍累々とシャッターが閉じた街を目にするのは辛い。直近の飲食業調査では、ほとんどの店が限度を超えて、新春前に破綻しそうだ。秋になってから、自殺者は新型コロナ起因の死者を凌駕し始めた。危機が生じた今夏までは、給付金があり、再建に努力していたのでさほど自殺は増えなかった。しかし、二つ三つと対策を試みて失敗して行くうちに給付金が尽き、生活に窮して希望をなくし自殺が急増した。
今回の特徴は女性の自殺者が多いことだ。
年末にかけて更に自殺は急増するだろう。
そこまで自粛しなければならないほどに、日本の新型コロナは熾烈だったのか大いに疑問だ。

来年の東京オリンピックについては、決まる前から今に至るまで興味はない。しかし、コロナ禍を押して開催はできる。サッカーも野球もすでに開催しているのに、オリンピックが無理なはずがない。観客が減っても、参加国が減っても開催すべきだ。
新型コロナは冷静に恐れ、冷静に対処すれば克服できる。マスコミは国民の85%が反対していると報道しているが、調査方法に問題がある。これは大災害の後の祭り自粛と同じだ。むしろ、大災害で打ちのめされた国民には華やかな祭りが必要だ。
米次期大統領バイデンはトランプと違い、米国参加に消極的のようだ。彼らのようなマイナス思考に囚われ、開催を中止する愚を日本は犯さないでほしい。

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米国大統領選は大きな傷を残してしまった。
認知症の症状が散見されるバイデンは強く優秀な大統領ではない。
バイデンより有能な欧州の指導者たちでもコロナ対策に失敗している。
彼が彼らより有効なコロナ対策ができるわけがない。できるとすればトランプ時代に開発が始まったワクチンの完成だ。
「神輿は軽くてバカがよい」の諺通りに、担いだ左翼マスコミや活動家たちにとって彼は好都合なだけだった。GAFAが支援したのは、これからも中国で大儲けできると判断したからだ。米マスコミはバイデンの息子が中国から得ていた莫大な資金を追求すべきなのに、あえて問題視しなかった。若者、殊に都会の大学生達には奨学金返済の重圧があり、バイデンの学生支援に期待している。

これから起きることは、極左のカマラ・ハリス次期米副大統領とバイデンを支援した活動家による米国支配だ。共和党が優勢な議会がそれを阻止するとの考えがあるが甘い。米国大統領の権限は強大で、予算が絡まない法案の多くは議決なしで施行できる。民主党は伝統的に反日で、バイデンは日本への興味が薄い。バイデン時代は中国の尖閣侵略が増え、沖縄も危うくなる。更に深刻なのは台湾だ。鳴りを潜めていた親中派が勢いを取り戻し、香港同様に中国による蔡政権の切り崩しが始まり、自由は失われて行く。

先日、テレ朝のワイドショーで、中国の監視社会を取り上げていた。
中国の大学で教職にある日本人ゲストが、中国国民は監視社会を歓迎していると話していた。マスコミ人なら、ウイグル・チベット・内モンゴルで監視網を使い弾圧し、強制収容所送りにして臓器移植に使っていることを熟知しているはずだ。それなのに、司会者たちはノーテンキに彼に賛同していた。このようなマスコミによる印象操作は気味が悪い。
米国でも、中国よる買収はマスコミだけでなくFBIを始め官僚から議員に及んでいる。
中国がこれから何をしようとしているのか、中国資金が入っているマスコミだけでは見誤ってしまう。

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木漏れ日の散歩。
平和な日々を描いた。
この絵は仕事場に飾ってある。最近、このようなシンプルな絵が好きになった。


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描きかけの絵。
他にも描きかけの絵があって、なかなか完成しない。
だからテレビの上に置いて、常に眺めてイメージを膨らませている。

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デイスプレーを点けるとハエトリグモがやってきてカーソルに戯れる。
夏から彼は住み着いている。
猫みたいで可愛い。
寒くなって、餌はどうしているのだろうと心配になる。

今日は酉の市だったが、コロナ禍報道などでなんとなく気が重く、お詣りに行かなかった。夜、鷲神社の酉の市から中継をやっていたが、ソーシャルディスタンスで隙間だらけで、熊手が売れた時の三本締めも、感染防止のために小声で寂しかった。早くいつものような賑やかさが戻ってほしい。
次の三の酉は11月26日だ。人出は少ないだろう。


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