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2021年2月 6日 (土)

老人にコロナ後を待つ余裕はない。公営住宅の利点。macOS 11.1 Big Surへのアップデートを甘く誘う悪魔のボタン。令和3年2月6日

3日は初午のお詣りに王子へ出かけた。赤羽駅の京浜東北線のホームに幼い姉妹を連れた若い父親がいた。姉妹はお洒落をしてウキウキ楽しそうだ。私と同じように初午に出かける親子だろう。赤羽駅から三つ目の王子にはすぐに着いた。王子稲荷の山門まで続く露店は例年の3分の1に激減していた。コロナ禍始まりの去年初午の露店数は変わらなかったが、1年以上続いている自粛に耐えられなかったのだろう。
人出は例年の5分の1ほどだ。寂しい祭りだが、王子まで一緒だった親子は露店から露店へ、楽しそうに歩いていた。

本殿のお参りは例年30分待ちだが、列はなかった。
人気のある願い石の社にも行列はなく、すぐにお参りできた。願いを込めて20キロほどの願い石を持ち上げ、軽く感じたら叶うというものだ。
私は正月に腰を痛めている。
例年は顔の前まで上げているが、胸のあたりでやめた。
重さは軽く感じたので、仕事はうまくいくのかもしれない。
その後、急階段を登って、本殿裏の崖中腹の狐穴にお参りした。

帰りは近くの王子神社にもお参りした。不安定な仕事をしているので、年中行事を終えると安堵する。今年の二の午は2月15日、三の午は27日。祭りの賑わいは期待できないが、願い事のチャンスは残っている。

我が家から1キロほど南下すると、大型店が7軒ほど集まった郊外型の商業地域がある。安く買い物ができるが、郊外型の街は単調でつまらない。
対して、赤羽駅周辺の繁華街は多様性があって楽しい。赤羽は大きめの地方都市ほどの規模がある。人通りは、コロナ禍でも賑やかだ。赤羽は家賃が安く、タレントやモデルの卵などが多く暮らしている。時折、びっくりするほど可愛い女の子が歩いていたりする。カフェラテを飲みながら、それらの人波を眺めているのはとても楽しい。

先日はいつもの鶏の胸肉はやめて、モモ肉を買った。黒胡椒のひき割りをたっぷり加えた塩麹に二日漬け込み、弱火のオーブンで皮がパリパリになるまでじっくり焼いて食べた。ほっぺたが落ちそうなくらい美味しい。感動のあまり「美味い!!」と膝を二度叩いてしまった。味覚、嗅覚は人生の彩りとして、とても重要だ。新型コロナは大した病ではないが、嗅覚味覚を失う副作用は恐怖だ。だから、予防には細心の注意を払っている。

新型コロナウイルスが主に増殖する場所は肺ではなく、腸内だと分かってきた。だから、空気感染より糞便による接触感染が危険だ。だから家庭内感染が一番大きく、三密やロックダウンの効果は薄い。一人一人が乳酸飲料、納豆などの発酵食品、野菜、キノコなどで腸内環境を良好にして、手洗い消毒を徹底することが最大の予防方法である。医師間の噂では、ビタミンDがとても予防と重症化に有効なようだ。

欧米からワクチン接種が始まった。欧米のワクチン効果の目標値は、日本の陽性者数の現状だ。だから日本は、ワクチン接種前に目標値を達成している訳だ。日本はあわてることはない。海外で1億人ほどに接種すれば、ワクチンの問題点は出つくす。日本はそれらを見極めて、じっくりと接種すれば良い。

毎日のように、有名店や企業の倒産を聞く。この分ではコロナが終わっても、荒廃した文化が残るだけだ。一度失った伝統や文化の再興はとても難しい。荒廃の原因がマスコミなどによる煽りや、政府の間違った対策にあるだけに、強い憤りを覚える。
さらに老人に自粛を強いるのは間違っている。自宅に閉じ籠れば認知症が進行し、人生を楽しむ体力を失い、貴重な余命を楽しく生きるチャンス奪うことになる。若者なら1年を犠牲にしても、やり直しができる。しかし、後期高齢者である我々以上の老人にとって、今の1年はとてつもなく貴重だ。だから私は自粛はせず、マスクをして手洗いを徹し、せっせと出歩いている。

まだまだ、マスクは手放せそうにない。この一年に十種以上のマスクを試用した。今はウイルス99%カットのユニチャーム・不織布タイプを使っている。その製品は鼻押さえのテープが左右に二分されて密着性が良い。形成はウレタンタイプと同じように中央縦で左右が繋がれている。その剛性のある繋ぎ目がフイルターを浮かす支えとなり、鼻穴下に十分な空間ができる。その結果、空気の漏れが少なく、フイルター効果が完全なマスクだ。実を言うと去年、私はこのタイプを考案した。良いアイデアだと思って、すぐに先行技術調査を2千件ほどすると、この出願が既にあったので出願を諦めた。

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昭和の街。
昔の飼い犬は町犬として自由に歩いていた。中には飼い主がはっきりしない犬がいて、町内で飼育していた。町犬はテリトリーがはっきりしていて、町境を出ることはなく、不審者が入ってくると吠えたてた。
現在、町の理髪店は1000円床屋に押されて滅びつつある。八百屋は既にスーパーに駆逐された。飲食店はコロナ禍で青息吐息だ。

森さんの女性蔑視発言が国際的に問題になっている。失言をオリンピック潰しに使おうとする動きがあるが、1週間もすれば落ち着くだろう。
私は誘致運動の頃、オリンピック開催には絶対反対だった。あんなものは後進国にやらせれば良いと思っていた。しかし、コロナ禍の今は違う。オリンピックを開催することに意味があると確信している。これは平穏な世界を取り戻すために必要な、世界規模の神事だ。観客0であっても、参加国が日本一国であっても、粛々と開催すべきだ。サッカーでも、相撲でも、野球でも開催しているのに、なぜオリンピックだけが開催できないのか、理解に苦しむ。IOCはマスコミ報道に惑わされるべきではない。
科学に従い不都合があれば中止すべき、とのバイデン発言は言語道断だ。米国だってアメリカンフットボールを盛大に開催したではないか。これは科学を超越した神事である。

連日、WHOの調査団が訪れている武漢の映像が毎日流れている。中国は何処も同じで、どれもスモッグがかかった暗鬱な光景だった。澄み切った大気の中で生活している日本人には、たとえどんなに経済が好調でも、この陰鬱な大気には馴染めない。人の生活は経済的豊かさだけでは成り立たない。住環境は人生にとって重要な要素だ。

今の住まいは大空が360度見渡せて、静かで、低家賃で、抜群の環境だ。
欠点は希望者が多く、くじ運が良くないと入れないことだ。私は駄目元で初めて申し込んだら当たった。他の住人に聞くと、私のケースが一番多かった。

公営住宅は安普請だが、基本と管理はしっかりしている。耐用年数に従って、きっちりと修理改装が行われている。今は、ドアや共用部分の塗装の最中だ。塗料の匂いが部屋に篭っているのが嫌だったが、好天の今日あたりから薄れて来た。
ここに引っ越してきた時は、キッチンと風呂は新品に取り替えられていた。
エレベーターはどこも傷んでいなかったが、数年前に最新式と取り替えられた。
ネット環境も良く、光回線が利用できる。もっとも、この住棟で光回線を使っているのは我が家だけだと、接続業者が話していた。

民間マンションでは、高額な工費がかかるエレベーターの取り替えなど、住民全員一致の議決が必要となる。
管理がしっかりしているのに、公営住宅の家賃は民間マンションの管理費よりずっと安い。借家が良いか、持ち家が良いか、の論争があるが、もし借家が公営住宅なら圧勝だ。

しかし、自由な生活を謳歌するには、様々な規則があって煩わしい。ペット禁止はペット好きには辛い。共有部分の掃除、定期的な集まり、回覧板の閲覧など、人付き合いも煩わしい。しかし、歳をとると、それらの不自由さが逆に利点になる。住民の集まりや回覧板は、老人の孤独を防ぐ。ペット禁止は、鳴き声などのトラブルを起こさない。前に住んでいた公団住宅では、いい加減な飼い主によるペットの鳴き声や糞尿が、住民間のトラブルを起こしていた。

公営住宅の最大の利点は、私のような貧困老人でも安心して死ぬまで住めることだ。先日のネット記事で、民間アパートの家主が、たとえ10年分の家賃を前払いしてもらっても、老人には貸さないと話していた。
公営住宅はむしろ、民間が嫌う老人や病気持ちや母子家庭である方が入りやすい。

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荒川夕景。
我が家の玄関を開けると、この景色が眺められる。

1月25日にniftyからハガキが来た。契約しているセキュリティがmacOS 10.13のハイシェラには対応しなくなったから、10.14以上に上げろ、との通達だ。それで、OS 10.14.6のモハベに上げた。すると、システム環境設定のソフトウェア・アップデートに注意の赤マークが点いた。クリックすると、これ見よがしにmac OS 11.1のBig Surのアイコンが現れ「アップグレードができますよ。夢のように素晴らしい環境になりますよ」と甘く誘って来た。しかし、それは悪魔のボタンだった。誘惑に負けてアップグレードのボタンを押すと、フリーズを繰り返しながら、翌朝までかかってアップデートが完了した。

それからは悪夢の連続だった。最新のプリンターとスキャナーが正常に動かない。文書の保存ができない。メールの送受信もおかしい。さらに次々と不具合が出現しそうな雰囲気があった。
それから3日間、パソコンを使えるように試行錯誤を続けた。しかし、結局はアップデートを破棄して、旧バージョンに戻すことにした。ネットで調べると、Time Machine機能を使って復元する方法があった。しかし、マニュアルほど簡単ではなかった。あまりに無駄な時間を費やすので、アップルに電話を入れた。

今までの経験では、こんな時アップル・サービスは全く役に立たない。しかし、今回は違っていた。担当者たちは皆優秀で懇切丁寧だった。担当者と遠隔操作でつなぎ、2日間かけてやっと元のOS 10.13のHigh Sierra ハイ・シェラに戻した。それから、OS 10.14.6のMojaveモハベに上げると、niftyのセキュリティーは正常に働き、Adobeの最新画像ソフトにも対応していた。

ネット記事で、OS 11.1のBig Surにアップデートして起きる不具合が多く報告されていた。アップルの対応が良かったのは、そのクレームの多さのせいかもしれない。もし、OS 11.1のBig Suビック・サーのアップデートボタンが出て甘く誘われても、不用意に押さない方がいい。

OS10.14.6のモハベにアップデートして良かったのは、「れいわ」の入力で「令和」が一発で出るようになったことだ。niftyの有料セキュリティも正常に働いている。Adobeの最新画像ソフトはOS 10.13に対応していなかったが、OS 10.14からは正常に対応している。私のPCは、さらにOS 10.15 Catalina カタリナにアップデートできるが、欲張らないことにしている。

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