日本に統治されて、感謝の台湾と憎悪の韓国。その原因は。2021年7月17日
コロナ禍における日本の清潔さ、他人への気遣いなど、日本の民度が世界の話題に上ることが増えた。殊に、隣国の中韓の自分勝手さが目立つだけに、日本は注目されている。
台湾の気風が日本に似ているのは、日本統治の良い名残だろう。日本統治前の台湾は清にとって蛮族が住む外地で、清は無関心だった。だから、日清戦争で勝利した日本に割譲することに抵抗はなかった。しかし、太平洋戦争後、国共内乱で敗れた蒋介石が国民党を率いて台湾に逃れてからは様相が変わってしまった。
日本人として暮らしていた台湾人は、鍋釜を天秤棒で担ってやって来た国民党のみすぼらしさと、ヤクザのような蛮行に呆れ果てた。しかも、権力を握った国民党は日本人として育った台湾の知識階級を弾圧し、多くを殺害した。その結果、台湾人の多くが日本時代に敬意を払うようになった。
今、台湾は中国の侵攻を恐れているが、中国本土で稼いでいる台湾人実業家や、中国本土と結びつきの深い台湾軍部の感情は、台湾政権と微妙に違う。引退した国民党の軍幹部は、中国本土で中国政府から支給された豪邸に住み、与えられた年金で優雅に暮らしている。
韓国について。
日本統治前の韓半島は李王朝に支配されていた。李王朝の身分制度は過酷で、貴族階級の両班と奴隷階級に大きく分かれていた。奴隷階級の中も細かいカーストに分かれていて、階層間には厳しい身分差別があった。
明治期、ロシアの南下政策を恐れた日本は、清から李氏朝鮮を独立させ、日本に併合した。日本政府内では、維持経費がかかり過ぎると、伊藤博文を始めとして反対が多かったが、結局併合してしまった。
通常の国際感覚にはない韓国特有の考え方に、現代日本人は戸惑っている。しかし、明治以前の日本人や徳川政権は朝鮮通信使を通じて、半島人の思考傾向をよく知っていた。
通信使一行は李王朝のエリート知識人であったが、宿の廊下で小便をしたり、宿の近所で鶏を盗み、食べたりして、日本の接待役を呆れさせていた。だから、そのような国を併合すべきではないとの意見は、明治政府内に根強くあった。
統治後、鉄道・工業・教育などの日本政府の膨大なインフラ投資は大成功し、半島は豊かになり、人口は倍増し、教育によって民度も上がった。しかし、敗戦によって日本が撤退してから、既得権を奪われ日本を憎悪していた旧両班勢力が勢力を取り戻し、今の韓国が醸成された。韓国政府は徹底した反日憎悪教育を行い、日韓関係は現状に至った。
戦後、韓国が変化したのではない。単純に韓国は先祖帰りしただけのことだ。
韓国は一度締結した国際条約を破棄するちゃぶ台返しが得意だ。そのような無法ができるのは、半島人には騙すことへの罪悪感が皆無だからだ。朴政権・現文政権など韓国歴代政府は告げ口外交を続けている。恥の文化がある日本は、そのような韓国の行為は理解できない。しかし半島では、たとえ嘘であっても、それを相手に信じさせたら正義となる。韓国では騙し切った方が正義で、騙された方がバカなのである。
河野談話を求めた時、韓国政府は二度と同じ問題を蒸し返さないと確約した。日本政府はその言葉を信じて、仕方なく河野談話で韓国に謝った。しかし、約束はすぐに反故にされ、以来何十年も蒸し返され続けている。
韓国の論理では、騙された日本が悪いのである。朴政権との間に結ばれた慰安婦問題もそうだった。これを最後として、慰安婦問題は二度と蒸し返さない、と言われて締結した。しかし、すぐに文政権によって反故にされた。
その点、歴代中国政権は半島人の狡猾さを熟知していた。
だから、もし約束を破ったら、半島が震え上がるほど厳罰に処した。
戦前、日本統治がうまくいったのは、日本に圧倒的な軍事力があり、半島人は裏切った時の怖さを熟知していたからだ。
戦後、軍事力を放棄した日本は、韓国にとって組し易い相手に変化した。その結果、安倍政権以前の歴代政権は、無理難題を言われても諦め、鷹揚に対応した。だが、安倍政権は違っていた。中国に倣い、厳しく対処し、違反した文政権に対しホワイト国外しをした。韓国と日本の反日リベラル左派は強く反発したが、これから先は、金融制裁などの強権策が対韓外交の基本となるはずだ。韓国との話し合いなど幻想だ。日韓関係は力が強い方が正義なのである。
ちなみに、従軍慰安婦と強制徴用問題はなかったことを米軍が証明している。敗戦後、米軍は日本軍を厳しく罰するために、膨大な数の慰安婦や朝鮮人労務者を尋問した。しかし、朝日新聞などの左翼が言っているような犯罪性は、米軍記録に一切見つからない。米国記録は全て公開され、誰でも読むことができる。
さらに、知っておくべき韓国は、日本にはない厳しいカースト制があることだ。学歴、財産、家柄、年齢などは言うに及ばず、美醜にまでカーストがある。そのような差別はどの国にもも多少はあるが、韓国では殊更にひどい。韓国人と話していると「日本人より韓国人は美しく背も高い。だから我々は優れている」とあからさまに言われることがある。韓国では心の美しさより、外面の美しさが重要視されている。そして、上位カーストが下位カーストを召使いのようにこき使っても構わないと考える。一流企業の就職願書でも、身長体重の記入欄があり、顔写真を添付しなければならない。だから、親が卒業祝いに整形美容をプレゼントするのは普通のことだ。
「玉ねぎ男」として失脚した、文政権の最側近で法相を務めた曺国氏は、高身長の2枚目だった。
彼は180cmほどの高身長であったにも関わらず、もっと高く見えるようにシークレットブーツを履いていた。この見栄っ張りぶりは、韓国での美醜カーストを考えると、納得できる。
日本人的にカースト制を無視して韓国と付き合うと、様々なトラブルを生む。まず、心得なければならないのは、日本より韓国の方が、カーストは上と、韓国人のほとんどが考えていることだ。なぜなら「古代に中国の属国として、日本は朝鮮より格下だったから」だけではない。現代韓国人の80パーセントは、日本企業のほとんどは技術革新に失敗して、韓国企業に追い抜かれている。日本を代表するトヨタでさえ、デザインは古く、先進技術でヒュンダイに追い抜かれた。貧しくなった日本は、品格が上の韓国を嫉妬し、歴史的事実の従軍慰安婦や強制徴用問題を拒否している、と韓国人は信じている。
現在、上位カーストになったと信じている韓国は、どんなに酷いことを日本に対して行っても、正義である。反日教育は極めて正統で、韓国の小学生が日本人を虐殺する絵を描いても賞賛される。だから、韓国人が日本人を罵り、日本人観光客に対して犯罪を犯しても、韓国では大目に見られる。
日本の美しいもの、素晴らしいもの、優れたもの、それらは全て半島起源で、半島から盗んだ、と半島人は考える。桜、日本刀、剣道などだけではない。米国エンゼルスで大活躍の大谷選手まで在日だと、韓国から噂が流されている。その理由は実に馬鹿馬鹿しい。米国エンゼルスのスボンサーの一つが韓国の自動車メーカーヒュンダイで、大谷選手がヒュンダイ車をプレゼントされたことにより、在日にされてしまった。大谷選手は純粋な日本人だ。彼は今、米国テスラを自分で購入して愛用している。
出自に関して在日の知人が、有名人の誰それは在日だと話していた。そのような噂話は日本のネット右翼が発したことにされているが、実際は在日発の場合がとても多い。
世界的実業家のソフトバンク・孫正義氏は在日3世の日本人だ。もし彼が半島で生まれ育ったら、今のような成功は得られなかった。なぜなら、彼は身長が低く、韓国人の多くは内心、自分より下位カーストだと考えているからだ。それでは、どんなに優秀でも、韓国では今のような大成功は得られなかっただろう。
今は世相が変わったが、以前の在日実業家は大ぴらに脱税していた。昔、裕福な在日実業家と話した時、税金は払ったことがないと豪語していた。もし税務署の査察が入りそうになったら、社会党国会議員に電話すれば、すぐに中止させてくれたようだ。
ただし、彼らは日本国に納税しなかっただけだ。その代わりに膨大な円を北朝鮮へ送金していた。それに協力していたのが北を支持している日本社会党だった。
多くの韓国人が根強く持っているカースト制や、騙した方が正義の考え方を理解しないと、日韓関係は日本にストレスを与え続ける。韓国人と約束を交わした場合、それを破ったら厳罰を処すると付記すべきだ。韓国は常に力で脅し続けないと、約束は必ず破棄されてしまう。
そうは言っても、真面目で歴史を直視できる韓国人は多くいる。
しかし、韓国のインテリのほとんどは漢字能力が日本の小学生以下で、漢字ハングル併用で書かれた歴史書の読解能力がない。だから、彼らの多くは、日本が戦前の義務教育でハングルを普及させたことすら知らない。むしろ。日本によってハングルが奪われたと考えている。
その点、台湾人のほとんどは、歴史書を読みこなすことができる。
台湾と韓国の違いは、読解力の違いかもしれない。
古代半島人にとって、日本列島は自由で豊かな憧れの地だった。古代の大陸や半島の進取の気風に富んだ優秀な若者たちは、日本を目指して渡航した。その末裔は、日本文化の形成に役立っている。
戦乱が起きる都度、敗れた支配階級は、工人集団を引き連れて日本に亡命して来た。反日憎悪の塊のような李承晩大統領ですら、韓国が北朝鮮に占領されたら日本に亡命しようと考えて、下関郊外に亡命政府の拠点を用意していた。
それは古代中国でも同じだ。
鑑真和尚が工人集団と大量の貴重な仏典などを携えて渡日したのは、中国では王朝が変われば、それまでの文化が否定されることを熟知していたからだ。日本は支配者が変わっても、既成文化を否定することはしない。だから、古代中国の貴重な文物が正倉院などに大切に残された。
磁器は中国から半島を通じて日本に伝わった。その工人達は秀吉の朝鮮の役で日本へ拉致されたが、日本では優遇された。徳川政権に変わると、彼らは半島への帰国が許された。しかし、故郷に戻った工人たちには、厳しい差別が待ち受けていた。
ちなみに母は、福岡の八女・黒木地方を支配する星野・黒木氏を祖先とする。八女地方は霧が多い山地で、古来お茶生産の適地だった。星野・黒木氏は、半島から逃れて来たお茶生産の工人一族を受け入れ、八女茶の産地として発展させた。
いよいよオリンピックが始まる。内外マスコミは、オリンピックを中止しても開催しても、有観客でも無観客でも、日本非難をやめない。
内外の報道は呆れかえる程に偏っていて、無視するほかない。
この状況は、世界の現代マスコミの終焉を示している。
先日、テレビ界がCM広告料の激減で破綻寸前だと報じられた。
良い悪い抜きにして、今、まともに予算をつけて番組作りをしているのはNHKだけだ。民放番組のほとんどは芸人を使った低俗なバラエティばかりに、なり下がってしまった。
先進各国の歴史ある新聞社も崩壊寸前にある。
ただし、朝日は記録的な大赤字を出していても、あと十年は持ちこたえられるだけの資産がある。その資産を得た方法は、森友学園問題と同じだ。戦後、大マスコミ各社は、只同然に国有地の払い下げを受けた。
しかし、彼らは自分たちの資産形成方法を棚に上げ、安倍政権を非難することに終始している。
多分、10年後の朝日新聞主力は不動産管理会社に変わっているはずだ。
梅雨明け前、激しい雷雨の後に荒川下流方面に現れた壮大な虹。
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