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2021年9月22日 (水)

世界一のガラパゴス国家日本の功罪。丸の内仲通りでの結婚カップル。2021年9月22日

日本がガラパゴス化した原因の一つは、災害大国であることにある。日本の災害被害は金額ベースで世界の25パーセントを占めている。災害が起きれば電気などのインフラは止まる。インフラが止まればスマホ決済はできず、現金に頼ることになる。住まいの電子鍵も災害に弱い。だから日本人は堅実なアナログ式鍵に頼る者が多い。

ガラパゴス化のもう一つの原因は、日本のオタク的な早すぎる先進性にある。草創期のスマホや通信の5G化などの研究開発を日本が始めた頃、海外はずっと遅れていて、関心を示さなかった。しかし日本は、独自に研究開発を進めた。そのうち海外は、それらの重要性に気づき、開発を始め国際規格を作り上げた。しかし日本は、世界とは違う方向へ進化し過ぎていて、結局ガラパゴス化してしまった。

日本製品の問題点は、技術思想が世界を置き去りにして先行し過ぎることにある。
故障せず先進性はあるが、高価過ぎる電気製品などがそうだ。
海外では一定の不良品率は無視して、安いことを第一にする。そして、壊れたら即取り替えればよいと考える。
日本製品で、成功しているのは自動車くらいだ。なぜなら、米国、オーストラリア、中東などの砂漠地帯で車が故障したら、命を失うことになるからだ。だから、どんなに安くても安心感のない中国・韓国製の車は敬遠される。

トランプ前大統領は中国政府による米国の個人情報抜き取りを理由に、ファーウェイを排除した。
バイデンに代わっても、その姿勢は変わらない。

中国政府の個人管理はすさまじい。
世界一の監視カメラ網を構築して、全国民の動向を監視している。
更に、スマホなどを通じて得た、国内外の個人情報も抜き取り、中国政府は不正に利用している。その結果、反政府活動、債務不履行、学歴、犯罪歴と個人情報全てを政府は掌握してカーストに色分けし、必要なら逮捕して処罰する。
もし下位カーストに振り分けられると、就職、進学、居住地と、死ぬまで差別され続ける。最下位カーストに入れられると、長距離列車切符・航空券の取得、海外旅行、住宅ローンと権利が生涯大きく制限されてしまう。

近年、中国出稼ぎ日本人が大挙帰国し始めた。
以前の中国は、拝金主義の日本人にとって、魅力ある出稼ぎ先だった。しかし、香港などへの弾圧政策が露呈した今、拝金主義者たちでさえ、息苦しさを感じ始めているようだ。
それでも日本のリベラル左翼たちは、コロナを押さえ込んだ中国の国民管理体制を賛美している。それは極めて危険な流れだ。

国民情報の不正な国家管理は世界中で行われている。そのような状況で、日本の生真面目さが世界で注目され始めた。日本は、国際的なIT網構築で遅れをとったが、海外各国は日本に中枢を任せれば、情報抜き取りなどの不正はしないと、絶大に信頼されている。価格と経済効率、強いもの勝ち一辺倒だったITの世界が、日本のやや非効率だが生真面目さに注目し始めたのは歴史的事件だ。

ITにおいては、インフラ・端末・ソフトなどの先進性・経済性が勝敗を決する、と思われているが、それは違う。結局はITと言えどただの道具だ。それを使って何ができるかが重要だ。例えば、ストラディバリウスに匹敵する優れたヴァイオリンを作っても、それを使いこなす演奏者がいなかったら意味がない。同様に、ネットも優れた目的意識やコンテンツがないと役に立たない。これからは、凝り性で優れたコンテンツに長けている日本にチャンスは訪れそうだ。

先日、ネット成功者のひろゆき氏が、ジブリ作品「千と千尋の神隠し」のどこが面白いのか理解できない、と発言していた。さらに、実生活に役立たない古文漢文などの授業は廃止し、代わりに「お金の貯め方」「生活保護」「社会保障」などを勉強をさせた方がいい、と発言していた。
彼は在住するパリから、日本のご意見番として様々に発信し、若者の支持を集めている。
彼が主張するような、生活保護などの勉強はいたって簡単だ。老いて必要になってから、一夜漬けすれば十分に間に合う。
しかし、古文漢文などは、若く頭が柔軟なうちに学ばなければ情操教育にならず、創造性は身につかない。彼の言う、実利一辺倒の知識より、創造的な情操の方が、これからの日本の生き残りに役立つ。彼の理想社会は拝金主義で、荒野のように心が貧しい。
日本が、これから世界をリードできる分野は、情操や職人的な技術などの文化だ。
例えば、日本の女子高生の生活は、そのまま世界的な文化コンテンツになるほど魅力に満ちている。他にも、映像、音楽、アニメ、ファッション、料理、サービスなど、日本人の職人気質は世界最高水準に深化していて、海外は追従できない。

この職人的な凝り性はガラパゴス化の一因で、失われた20年の元凶でもあった。
しかし、5G・6Gと通信速度が驚異的に速くなった時、日本人の凝り性が生み出したコンテンツは威力を発揮することになる。例えば、熟練工の技術を遠隔で伝えるコンテンツなどがそうだ。優れた料理技術を5Gで端末に伝えれば、三ツ星レストランなどの世界展開が容易になる。それらは、手抜き大好きの中韓がキャッチアップが苦手な分野でもある。

関連して話は飛ぶ。
EV車載電池で世界トップを独走する中国CATL=寧徳時代新能源科技は日本のTDKの中国子会社ATLの中国人社員が独立し、日本技術を基に作った会社だ。
中国ATLはスマホ電池のトップ企業だ。
中国ATLの社員が、車載用電池の有望性を親会社のTDKに訴えたが消極的だったので、CATLを作って独立した。
この経緯は日本企業の経営体質を如実に示している。
TDKが車載用に消極的だった理由は公にされていないが、安全性に関して慎重だったから、と言われている。その考えはある意味で正しい。近年、韓国LGの車載用電池は発火爆発が頻発し、LGは莫大な賠償金を求めらる状況にある。
ちなみに、LGの電池部門を最初に任されたのは日本人技術者だった。

TDKが車載電池を始めれば成功したのに、と誰でも思うが、実際はそうはならない。
仮に、親会社TDKが積極的に車載用電池を生産しても、結局は中国化され吸収されていた。
中国CATLが成功したのは、中国企業だったからだ。

すでに中国で稼げる時代は終わっている。
現在、貿易黒字主要相手国は中国だが、中国政府はその状況を放置しない。
日本企業の中国化を促し、合弁企業を作って巧妙に技術を抜き取り、不要になったら排除する。しかもその時、中国で稼いだ資産を持ち出すことはできない法律があり、企業主は資産を中国に放棄して帰国することになる。

20年前、日本の中小企業に中国進出ブームが起きた。進出した中小企業の現地責任者は、一生懸命に現地社員に技術を教えて一人前にした。すると技術を身につけた中国人社員はすぐに独立し、教えてくれた日本企業を情け容赦なく倒産に追い込んだ。そのように、日本の膨大な中小企業が中国に技術を吸い取られ、失敗して撤退し、中国の中小企業は発展して大企業に変身した。

中国は狡猾だ。
最初に少し儲けさせて、技術を盗み取ったら排除する。
その代表例が新幹線技術を奪われたJRだった。

しかし、20年前あたりまでは、中国進出で儲けた企業が多くあった。
その頃、知人は中国へ進出して成功し、莫大な利益を得た。
だから彼は、退職した今も中国に親しみを持っている。
財界人の中国への心情は彼と似ていて、昔の幻想を捨てきれずにいる。
だから今回の総裁選でも、同族企業が中国にある、親中河野氏に票が集まり、反中の高市氏は親中マスコミなどからバッシングされている。

中国習政権の共同富裕政策により不動産バブルは終焉に向かいそうだ。さらに、中国発の海外航空便にも急ブレーキがかけられた。コロナが解決しても、コロナ前のような過熱したインバウド景気は訪れないだろう。コロナによるインバウド沈静化は、日本にとって良かったかもしれない。
M_13_202109220054019月21日は中秋の名月。

M_14_2021092219150122日、荒川の月。
手持ちで撮ったので手ブレした。それでも美しい月だ。

M_3_20210922005401今年は彼岸花の開花が早かった。
すでに萎れて、くすんだ残骸を見ると気落ちする。
その点、桜は見事だ。萎れてくすむ前に、潔く散る。
それが、日本人に愛される理由だろう。

M_7_20210922005401荒川土手でサッカー練習の準備をしている少年。

M_9_2021092200540121日、気分転換に丸の内仲通りに出かけ、軽く食事をした。
この通りは瀟洒なケヤキ並木道だ。
各所にベンチが置かれ、傍に現代彫刻がある。

M_11_20210922005401見栄えの良い通りなので、あちこちで結婚カップルの写真撮影をしていた。
見とれていると突然、カメラマンのアシスタントが彼女の白いドレスを大胆にめくった。ビックリして目のやり場に困ったが、ドレス下はホットパンツにスニーカーだった。地面に触れるほど長い裾では中は見えない。だからジーパンでもバレることはなさそうだ。

M_12_20210922005401テーブルの足元で、丸の内在住の可愛いスズメが餌をねだった。
それで、パンくずを撒いてあげた。
つけあわせのジャガイモは、嫌いなようだ。
日本のスズメは、海外からとても可愛いと言われている。

M_10_20210922005401食事の後、二重橋を眺めに行った。
東京で、こんなに静かで素晴らしい場所はない。
芝生脇の立派なウレタン塗装の白木のベンチで休んだ。

M_1_20210922005401先日、お守り用の紐を、登山用パラコードに替えたばかりだった。しかし、派手過ぎた。それで、シックな色のパラコード に替えた。3mmのナイロン製で190kgの荷重に耐える。
お守りは47年前、私が30歳の時、祖母の遺品の金製品の一部を溶かして、細工して作った。図柄は3匹の子狐。このお守りを肌身につけていると、不思議にお金が入る。

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