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2021年10月23日 (土)

たとえ経済低迷でも、日本は穏やかで清潔で、心地よい国だ。2021年10月23日

仕事の経歴を見て、私は裕福だと誤解している人が多い。実際は、先のない後期高齢者の上、低所得者用の安い公営住宅住まいだ、
国民年金は、一部支払いなので、生活できる額には程遠い。だから必死に健康を保ち、時たま受ける注文絵で細々と暮らしている。

「日本の平均給与は少なく貧しい」と報道されることが増えた。バブル後の失われた30年で、停滞しているのは確かだ。しかし、実際は企業が生産性がない労働者を多く抱えているのが原因の一つだ。だから、日本が貧しいと言われると反発する。貧しいか豊かかは、数値では判断できない。ブータンは日本よりはるかに貧しいが、国民は幸せを感じている。

日本は民意が高く、海外で必須の高額医療費や防犯対策のための出費もとても少ない。他にも、公的恩恵が多くあり、実際は、のんびり幸せに暮らしている人は多い。国際機関が調べる幸せ度が低いのは、謙遜する国民性によって、マイナス方向へ大きくバイアスがかかっているからだ。例えば「あなたは幸せですか」と問われたら、大抵の日本人は「さほど幸せではありません」と否定的に謙遜する。

要は海外がどう評価するかなど気にしないことだ。日本人のパスポート保持率は25%以下で、先進国中で最低だ。理由は、積極性がないからではなく、とても居心地の良い国だからだ。
世界最強のパスポートとして、日本は毎年選ばれている。よく聞く話だが、ビザなし渡航できる国の入国審査で、日本人はフリーパスで通過できる。同じ条件のビザなしでも、隣国人はしっかり時間をかけて調べられる。これは数字には現れない、パスポートの力量の差だ。

年末年始や桜の季節に、海外で過ごしたいと思っている日本人は少数派だ。様々な行事、雪景色、春の桜。安価で美味しい食事。そのように国内で存分に楽しめる国だから、国内に留まりたがるのだろう。トイレや食事の清潔さも重要だ。ちなみに、アメリカ調査会社「フューチャー・ブランド」の国別評価では、日本のブランド力は世界第1位だ。

アニメ・漫画、1970年代から1980年代にかけて作られたシティ・ポップミュージックなどの文化。日本人の生活や美意識等に対しても海外からの評価はかつてないほど大きい。

このところ、日本のコロナ感染者が、ロックダウンなしで急減したことに、海外は注目している。
菅前首相のおかげで、ワクチン接種が早く進んだことが主因だが、欧米の専門家たちは、日本の清潔さが原因だと言っている。

コロナ禍によって、隣国人の75%がトイレの後に手を洗うようになった。
日本では幼稚園生だってトイレの後は手を洗う。「日本の常識は世界の非常識」あらためて本当だと思ってしまう。

以前、NHK番組で歌劇ラ・ボエームを観た。内容はパリの貧しいアーティストたちの人間模様だ。その中で若者たちが、土足のままテーブルに乗って踊るシーンがあった。食台を汚しているのは、犬のフンや汚物で汚れた外を歩いてきた靴だ。その直後、若者たちはテーブルにフランスパンとニシンの燻製を置いて食事を始めた。日本人の作家なら、不潔過ぎて、そのようなシーンは絶対に描けない。

海外の衛生観念はその程度で、隣国やC国でも似たような衛生感覚だ。
隣国の有名料理店で、従業員が臭い足を洗った汚れた水で野菜を洗って客に出していた。それを見てしまって、その旅行者は吐き気を覚えて、注文した生野菜を食べずに店を出た。

コロナが落ち着いたのは良いニュースだが、日本のマスコミは粗探しに熱心で、それを認めようとしない。隣国の政治家は「日本政府は選挙で勝つために、情報操作でコロナ感染者を異常に低く抑えている」と、根拠なく決めつけていた。

ハーバード大学ロースクールのラムザイヤー教授の日本軍「慰安婦」問題は単なる商取引だったとの論文に対して、隣国民は熾烈な大量ネット攻撃を、ハーバード大や教授に対して続けている。そのように、論理的思考ができない国民性が、ノーベル賞から遠い原因だろう。もう一つは、漢字を廃止したために、日本語由来の漢字表記の科学用語が使いにくくなったことだ。その対策として、隣国での大学での科学教育は、英語でなされている。母国語で考えないと、卓越した発想はできない。

隣国民は美容だけでなく、歴史的な事実や科学に対しても整形するのが大好きだ。
ちなみにプチ整形を含めると、隣国では熟年までの殆どの女性が整形している。
だから、幼稚園の父母参観日に行くと、子供の顔は多様なのに、親の顔はどれも、見分けがつかないほどに同じ顔ばかりだという。

このところ初冬の趣だ。
夜散歩に出ると、寒月が美しい。

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今朝の荒川の朝霧。
前日の雨による湿気が、朝の冷気で霧に変わった。

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今日の夕富士。寒風が強い。
右下は都民住宅の駐車場。

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ミッション系・星美学園のピラカンサ。
赤羽地区で一番見事だ。

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病院庭のススキを抜いてきた。
今日は業者が入って、そのススキは全て刈り取られてしまった。

このところ仕事に集中していて、ブログ記入から遠ざかっていた。
中国の恒大集団破綻の話題はまだ続いている。
破綻のきっかけは、習近平氏に近い不動産デロデッパー・合生創展集団が恒大集団傘下・恒大物業の株を買う契約が成立していたのに、恒大側に欲が出て、契約を破棄したのがきっかけのようだ。
このままでは、恒大集団創業者・許家印氏が暗殺される、との噂がある。
それには前例があって、同様の状況に陥った巨大企業トップが、欧州のホテルで、転落死したことがあった。共産国家ではどんなことでもあり得る。あの国では偉くなるのも命がけで、その点、凡民は平穏無事だ。

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