もし、日本が存在しなかったら、極東アジアはどうなていたか。2021年10月31日
隣国・C国のSNS上で「もし、日本が存在しなかったら、極東アジアは今よりずっと早く発展して、平和で素晴らしい世界一の近代国家が花開いていた」と盛り上がっていた。実際、隣国ネット上には日本列島を消去した地図がしばしば掲載され、賛辞を集めている。
それで、本当に日本が存在していなかったら、近代アジアはどうなっていたか想像してみた。
左から右寄りまでの歴史学者の考察を網羅しても、日本がなかったらアジア極東は欧米列強によって分割され植民地化されていた、とされている。
具体的には、西域、モンゴル、満州から朝鮮半島にかけてはロシア。そして、それを引き継ぐ形でソヴィエトが支配した。ただし、南朝鮮の一部は米英が支配した可能性が高い。
中国の沿岸部は、隙間なくヨローッパの列強が支配。中国の支配地は、内陸の貧しい地域のみに限定されるが、そこにも列強の食指は伸びて、内戦状態になっていた可能性が高い。
そのように、アジア全ては列強の餌食にされ、独立国は一つも残らなかったはずだ。
以前、アセアンの会議で、隣国代表が例によって、かっての侵略国だと猛烈な日本非難を始めた。すると東南アジアの某国代表が「欧米列強に戦いを挑んだのは、アジアでは日本だけだ。それがなかったら、今のアセアンの独立国は一つも生まれなかった」と、制した話は有名だ。
現実には、侵略したのが日本だったから、中国蒋介石政権を米国とドイツが支援した。
もし、日本ではなく英国が侵略したのなら、英国は米国など列強を巻き込んで、中国を分割統治した可能性が高い。
以上は、日本の侵略がなかった場合の想定だ。
日本が仕掛けた結果は現状が示しているので省略した。
いずれにせよ、日本がアジアと世界の近代史を変えるほどに重要だったことは確かだ。
文化・教育については、中国大陸では欧米の主要言語が公用語となっていた。教育インフラは著しく遅れ、独立前のインドに似た状態に置かれていたはずだ。
朝鮮の李王朝はロシアに滅ぼされて植民地化され、公用語はロシア語となり、李氏朝鮮時代の庶民の識字率1%は愚民政策により、改善はほとんど見られなかっただろう。その状況では、アジアの科学技術は著しく遅れ、アジアにノーベル賞が生まれる知的な下地は生まれなかった。
江戸時代末期から明治初期にかけて、日本は西欧の科学技術を漢字に訳して、いち早く自国のものにした。それを留学生を通じて取り入れた中国の、現代語の7割は日本由来とされているほどだ。そのように、極東の近代思想や科学の普及に日本は大きく寄与している。もし日本がなかったら、極東アジアの科学技術の発達は50年は遅れ、今も後進国のままだっただろう。
現実に、第二次大戦後の世界の発展に、綺羅星のように生まれた日本発の技術と文化は大きな役割をはたしている。電気製品。半導体。自動車。工業用新素材。薬品。医療。造船。美術やアニメや文学。工芸品。あらゆる分野で日本は輝いていた。そのような役割を担える国は、アジアには日本以外一つも存在していなかった。もし日本がなかったら、世界は今と全く違う、すこし遅れた文化に甘んじていたはずだ。
隣国、C国の民度は、近代化した今でも恥ずかしいくらいに遅れている。
もし、日本がなかったら「極東アジアは泥棒と嘘つきと詐欺師ばかりだ」と欧米から卑下されていたはずだ。
誤解を恐れずに言えば、日本が存在しなかったら、アジアは今のアフリカより、後進国の状態に置かれていた。
今、日本の民度は、欧米と比べても突出して高かい。
犯罪率の低さ。社会サービスの良さ。他人への配慮。子供の安全。食の豊富さと美味しさと安さ。極端なほどの清潔への配慮=神道の汚れを忌み嫌う思想がその原点にある。トイレの清潔さ=日本では万物に神が宿っていて、トイレの神様にも敬意を払っている。
対して李氏朝鮮時代、支配階級にさえ入浴して清潔を保つ習慣はなかった。
当時の王族高官に謁見した欧米高官たちが、鼻が曲がるほどに臭かったと記述している。その状況では一般家庭には風呂どころかトイレさえなく、そこらあたりに、おまるに溜めた汚物をぶちまけるので、街は悪臭に満ちていた。その惨状は、19世紀英国の旅行家イザベラ・バードの旅行記に記されている。
その不潔な状況はC国も大差なかった。
李氏朝鮮は極端な奴隷国家で、日本統治が始まった時、既得権を失う支配階級の両班は猛反発した。しかし、近代法による統治を望んでいた大衆は、日本統治を熱烈に支持した。初代統監・伊東博文を暗殺した安重根は大地主の出身で、既得権を奪われた側にいた。
そのように劣悪な国々に囲まれながら、別格の高民度日本が生まれたのは奇跡に近い。
現在、極東の評価の平均値を高めているのは、日本と日本の影響を受けた台湾のおかげだと言って良い。
コロナ禍では第5波を世界一早く克服した。
それに対して、隣国の政府要人と大マスコミは「インチキとペテンで偽造した数値だ」と国際的に非難している。科学的な論拠を示しての非難なら、受け入れるが、そこに科学的な思考はない。ただただ、自分たちより劣った民族が成果をあげられるはずがない、との感情的な思い込みによるものだ。
隣国人に感謝しろとは言わない。
最小限、歴史的事実だけは、認め受け入れるべきだ。
夜中、半月を探したが見つからなかった。
よくよく探したら、川口のビル群の上にあった。
赤とんぼみたいなヘリコプターが荒川上を飛んで行った。
浮間のOKストアと島忠の駐車場。
浮間公園の昼顔。
小雨の中、浮間公園近くの投票場へ行った。
小室圭さん関連報道は全く興味がない。
その中で唯一面白かったのは、眞子内親王に結婚を申し込める一般男性は、彼のような鈍感な人しかいない、との報道だった。
確かにその通りだ。
仮に私がとても若くて経済力があり、彼女と親しくできる立場だとしても、絶対に眞子内親王には近づかない。想像しただけで大変すぎる。小室圭氏の愛に対して異論を挟まないが、その点、彼には極めて強い鈍感力があった。だから、米国留学で成果はあげられないと感じても、彼なら迷わなかったのだろう。
眞子内親王は聡明な方だ。
そのことをよく理解されていて、このチャンスを逃したら、自由な結婚はないと覚悟されたのだろう。
その覚悟があったから、長い年月のバッシングに耐えられたのだと思っている。
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