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2021年11月21日 (日)

日本人のルーツ。少子高齢化日本は地球温暖化防止で最先端。原発停止は再稼働より危険。2021年11月21日

アフリカで生まれた人類は北進して、ユーラシア大陸で東西に分かれた。
東進したグループは、中国奥地でさらに南北に分かれ、北へ分かれた種族は東進し、日本に到達して縄文人を形成した。
南進した種族は東南アジア一帯に広がり、後年、東進してきた別種族と大きく混血し、縄文人と同じ遺伝子は薄められた。
縄文人遺伝子の濃い種族は雲南あたりに少数だけ残っている。

北へ分かれた種族について、興味深い説がある。
その一部の種族は、陸続きだったベーリング海を渡り、北米東部へ達した。
彼らはネイティブ・アメリカンの先住民だ。
以前、米国東北部で発掘された古代人の頭骨に白人の特徴があり、ネイティブ・アメリカンと明らかに違うヒゲの濃い種族だった。それで、ネイティブ・アメリカン は先住民ではなく、白人が先住民だったと騒がれた。さらに調べてみると、アイヌがそれに一番近いとされた。まだ、遺伝子解析ができない時代の話だ。
現在のネイティブ・アメリカンの祖先は、その後にユーラシア大陸から北米へ入ってきた種族だ。彼らは南北アメリカに広く住み着いて先住民となった。

今、ウポポイに象徴されるアイヌ先住民運動が起きている。その裏では様々な利権が蠢いている。アイヌは北海道に先住していた縄文人と、5世紀〜13世紀に新しくオホーック海から移住してきたオホーツク人が混血して形成された。厳密にはアイヌは北海道先住民ではなく、縄文人遺伝子を多く持つ、先住権のある種族とするのが正しい。
その状況は琉球人も似ている。彼らと北海道アイヌは本土日本人より、縄文人遺伝子は濃厚だ。アイヌ語は日本語と別系統だが、琉球語は古代日本語の特徴を色濃く残している。
中国は琉球国は元々中国の属国だったとして、独立させ日米との分断を図っている。しかし、民俗学的には無理な計画だ。何故なら、中国人に縄人遺伝子はほとんどない。琉球人は日本民族と同じ縄文人遺伝子を濃厚に保持し、日本語を古来使っている種族だ。
だから、アイヌ・琉球人を日本人と別民族の先住民とするのは非科学的だ。明らかに先住民であるアボリジニ、イヌイット、ネイティブ・アメリカンとアイヌ・琉球人を同列に扱うことはできない。

縄文時代は紀元前13000年から紀元前200年あたりまで続いた。狩猟採取文化がそれほど永続した例は他にない。
縄文の土器・土偶は、世界的に注目されている。縄文土偶や縄文土器が国際オークションに出品されると、数千万、欠損のない良品は億以上で落札される。建築様式も、日本独自に発達している。さらに、近年まで弥生の特徴とされていた稲作文化は、すでに8000年前の縄文時代から始まっていた。
縄文の環状列石=ストーンサークルも世界では特異的に日本各地に多く残っている。それは祭祀などで、遠く離れた各地から各部族が同一日に集まる必要がある時、カレンダーがわりに使われた。
火焔土器の模様は、煮炊き時の熱効率のために、敢えて複雑な凹凸が付けられたとの説がある。実際、火焔土器で煮炊きを実験してみると、あの凹凸が柄杓などの滑り止めに役立ち、見かけ以上に実用的なようだ。

縄文人は沖縄などの西南諸島から北海道まで広く住み着いていた。西南諸島の縄文人は後年、島伝いに移住してきた南方人や中国大陸から移り住んだ種族と混血した。
北九州から中国地方の縄文人は、朝鮮半島や中国大陸からから移住してきた人種と混血した。興味深いことに、朝鮮半島南部で発掘された古代人の一部に、現代日本人と似た縄文人の遺伝子配列が見つかっている。現代半島人の遺伝子に縄文人の痕跡はなく、遺伝子レベルで半島と日本列島とは明らかに違う。多分、半島南端の古代人は北方民族から押し出されるように、日本列島へ移住してしまい、消滅してしまったのだろう。

九州南部の縄文人は、薩摩硫黄島あたりの鬼界カルデラを生んだ超巨大噴火により絶滅した。
その約7300年前のカルデラ噴火は、現代から1万年前の間で世界最大規模だった。その火砕流は九州南部に達し、九州南部の縄文人を絶滅させた。生き残ったのは西南諸島だけで、現代南九州人は南北から移り住んだ人たちだ。
いずれにせよ、日本列島に住む縄文人をルーツに持つ日本人は世界では希少な民族だ。

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「月の森にカミよ眠れ」上橋菜穂子作-偕成社-装丁。縄文時代の時代考証をして描いた。
当時の女性の漆塗りや貝製の髪飾と髪型は日本髪の原型となった。

中生以前も以後も、大陸と半島は住みにくい土地だった。対して、日本列島は温暖肥沃で、差別もなく自由な憧れの地だった。
母は九州の黒木・星野地区を支配した星野・黒木氏を祖先に持つ。中世の頃、星野・黒木氏は、混乱した半島から逃れてきたお茶生産の工人集団を八女地方に受け入れ、お茶産業を興隆させた。
そのように、混乱の半島から移民を受け入れた土地は日本各地にある。関東では、高麗、志木、新座などがよく知られている。いつの時代も、温暖肥沃で平和で差別のない日本は、彼らにとって憧れの地であった。

儒教文化に支配された半島では、工人たちは酷い差別を受けて住み辛かった。だから、半島や中国の進取の気風がある優秀な若者たちの多くは日本を目指した。長期間、それを繰り返した結果、優秀な才能が日本へ移住してしまったために、本国のレベルが下がったとの説があるほどだ。事実なら、後年の日中韓の能力差へ、それが繋がっているのかもしれない。
豊臣秀吉の半島出兵によって、陶工達は奴隷として強制的に拉致されたと半島では信じられている。実際は強制的なものではなく、ついて来いと命令されたので日本軍に付き従った、が陶工たちの本当の感覚に近い。来日した彼らは各地で厚遇され、士分に取り立てられた者も多くいた。

戦国時代が終わり平穏が戻った時、徳川幕府は朝鮮との親善を図るために、陶工たちの帰国を薦めた。
それは敗戦後、日本で行われた北朝鮮帰国運動と、非常に似ている。しかし、帰国した陶工たちは、半島でひどい差別を受けた。
帰国した陶工の乞食以下の悲惨な生活を伝え聞いた日本残留組は、二度と帰国せず日本人化して行った。その点も、戦後の北朝鮮帰国運動と極似している。
江戸時代初期と同じ差別が、今も半島に強く残っていることは大変興味深い。

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19日、赤羽台夕景。先日この近くの住宅地の崖地でクレーン事故があり、大きなニュースになった。

少子高齢化の日本は、別段何もしなくても欧米より、はるかに多く温暖化防止に役立っている。
日本の少子高齢化は、地球の未来にとって理想的形だ。
2045年あたりにシンギュラリティが起きて、人類脳の総合力より、AI知能が勝ってしまうと予測されている。その時、人類しかできないと思われていたことを、ロボットや人工知能が代行できるようになる。単純労働はほとんどは自動化され、低賃金の労働者のほとんどは失業する。だから今、ベーシックインカムが検討されている。

コロナ禍の英国で、バームクーヘンを製造販売していた日本菓子メーカーは、コロナ禍のために菓子職人がフランスへ帰国してしまった。それで、職人に代わり、日本で開発されたAI自動バームクーヘン焼き機を導入して乗り切った。それは日本で普通に使われている機械だ。ちなみに、バームクーヘンはドイツの一地方のお菓子で、本国では一般的ではない。日本では、長寿を象徴する年輪模様が好まれ、結婚式などの引き出物として普及した。
そのフレーバや素材は、チョコ、抹茶、いちごなどと多様性して、本場ドイツをはるかにしのいでいる。ドイツの知人はコロナ禍前、来日する都度、様々な味のバームクーヘンを日本土産として買っていた。

少子高齢化は技術革新のチャンスだ。しかし、産業界の提灯持ちアナリストたちは、移民推進で世間を煽っている。その結果、日本の自動化イノベーションは停滞してしまっている。
アナリストたちが一様に唱える移民効果は、給与が高い米国などの優秀な移民を厚遇する国々に限定されている。日本産業界が移民に求めるのは低賃金単純労働者だ。その結果、日本の賃金は、海外出稼ぎの低賃金に引きずられ、停滞している。出稼ぎ労働者受け入れは経営者には有利だが、日本国民にはあまり役に立たない。しかも、支払われた賃金の多くは海外へ送金され、国内需要を喚起せず、デフレは改善しない。
しかし、人手不足が常態化している農業や中小企業は別次元の対策が必要だろう。それらの分野に国が積極的に資金を注入し、自動化への研究開発を早めるべきだ。それにより、優れたベンチャー企業が輩出し、衰退しつつある日本は回復するはずだ。
食料自給を担う農業は出稼ぎを受け入れなければならない事情があるが、産業界は別だ。低賃金によって支えられる産業は、いずれ後発国に追い抜かれて滅びる。

もう一つの注目すべきは一人当たりの二酸化炭素排出量だ。
中国の総量は年90億トン以上で、一人当たりでは約9トンだ。日本の一人当たり年間排出量約8.5トンより多い。世界で一番、一人当たりの排出量が多いのは米国で、年間約15.1トンだ。そのことは、人口減が炭酸ガス排出量に、とても役立つことを示している。人口増加グラフと温暖化グラフが完全に一致していることが注目されていない。実際は人口抑制だけで温暖化は止まる。最大の利点は、地球環境を著しく改善することだ。

産業革命以来、世界人口は指数関数的に増加した。
1950年-25億人
1987年-50億人
1998年-60億人
2011年-70億人
2021年は80億人近くに激増しているはずだ。

人口変異のグラフと温暖化グラフは完全に一致する。
温暖化を進行させた要素の一番は人口増だ。次に水蒸気、メタン、炭酸ガスと続く。炭酸ガスは一つの要素でしかない。人口抑制が温暖化防止に直結しているにも関わらず、環境活動家たちは不熱心だ。炭酸ガス排出抑制に、原発再稼働や廃棄物が少ない小型原発設置が有効にもかからず、環境活動家はその議論も無視排除している。
原発の現実を見て欲しい。
送電線が繋がっているEU域内では、原発廃止に熱心なドイツは、フランス産の原発由来電力を融通してもらって電力不足をしのいでいる。彼らのやっていることは偽善だ。ドイツの太陽電池、風力、水力などの再生可能発電はすでに限界に達している。太陽電池の生産から廃棄までに、多くの炭酸ガスを排出し自然環境を破壊している。維持管理のコスパも悪い。たとえば屋根に設置すると、台風が多い日本では設置・管理費用は高額になる。

原発反対運動にも大きな矛盾がある。
それは、濃厚汚染したチェルノブイリと福島で、皮肉にも急速に自然が回復していることだ。殊に福島では、世界の環境学者たちの予測は大きく外れた。人に近いニホンザルの調査では、遺伝子異常が起きていなかった。それは遺伝子学者たちが、なぜかなのか首をかしげるほどの結果だった。

地球の生物進化史では、強い放射線である宇宙線が進化に関与してきた。
コロナ禍で話題のウイルスも、生物史に重要な役割を果たしている。例えば、哺乳類の胎盤がウイルス由来で生まれたことは有名な事例だ。もし、胎盤がなかったら、哺乳類は生まれなかった。

環境運動が原理主義へ先鋭化していることは大問題だ。
それはイスラム原理主義と似ている。二つの共通点は、共に共産中国が攻撃対象になりにくいことだ。環境活動家のほとんどは元々共産党シンパだった。それがソ連崩壊によって理念も壊れ、環境運動に転換して生き延びた。社会問題の本質を調べる時、お金の流れを辿る。
中国共産党や日本政府内の左翼傾向がある組織などからの金の流れを調べれば、明らかになる。現実に日本政府内にも左翼思想に傾倒するものが多くいる。手弁当の市民たちに大きな疑いは持たないが、指導者たちの利権への疑惑は払拭できない。

先日、NHKスペシャルでEVを特集していた。
番組は本質を何も語らぬまま、日本の危機を煽るだけで終わった。世界の自動車メーカーで、電力生産からインフラまで、現実的な大人の対応をしていたのはトヨタだけだった。しかし、環境活動家たちはトヨタに化石賞を与えて侮辱していた。

日本の自動車産業があまりに強すぎて、勝てないと分かったことにEV化運動の源流がある。欧州と中国メーカーは国家と連携して、日本産業排除と利益を独占することを狙っている。その実態が分かっていながら、環境活動家たちは炭酸ガス排出、世界で3パーセントの日本非難に終始していた。今、EV化が実現できるのは、水力発電だけで輸出余力があるノルウェーと、電力の大半を原発でまかなえるフランスだけだ。

日本は停止中の原発を再稼働すれば、一気に炭酸ガス無排出の電力をまかなえる。原発は稼働させなくても、日々劣化が進み、やがて取り返しがつかない事故を招く。むしろ、稼働させた方がはるかに安全は保てる。それが分かっていながら、政府は再稼働に及び腰だ。

その点、フランス政府と電力会社は日本より正直だった。だから、日本ではあり得ない内陸部で原発を稼働している。電力会社がまったく信頼されない日本では、内陸設置は絶対に無理だ。日本では、電力会社と政府が国民に対して嘘をつきすぎてしまった。

環境活動家たちは内燃機関を全廃すれば温暖化は防げると錯覚している。内燃機関の全廃は現実的ではない。30年以内に日本では東南海地震が起きる。その時、電力インフラは長期間停止する。もし、全面的に内燃機関を廃止してEV化していたら、災害救助や復興のための工事車両などは使えず、助かるはずの人命が失われる。内燃機関全面廃止には、大きな技術革新が起きて、例えば安価で超高出力乾電池などが生まれない限り無理だ。当分の間、ガソリン・軽油・重油に代わる、安全確実なエネルギー源は生まれそうにない。

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